雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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高城山でのキノコ狩り (前書き)
反体制政治ブログの、ブログ自主閉鎖が広がってきた!

●昨年12月13日に公布された 「特定秘密の保護に関する法律」 (特定秘密保護法) がいつから施行されるのか? 制定から1年以内に施行という規定になっておりましたが、10月10日に関連する政令や運用基準の閣議決定を行い、12月10日に施行するとのスケジュールが発表されました。もはや、ひっくり返すのは絶対に不可能な危険水域に入りました。これを受けて、いま、ネット言論空間での政治ブログの自主閉鎖が目立ちはじめましたね。「特定秘密保護法」 は 「国と国民の安全を確保することを目的とする」 と言うのですが、それは建前です。法律の表向きの趣旨とはうらはらに、真の狙いは言論封殺・言論統制です。国民に政治的なものを言わせないことを狙っています。たとえば、フクイチ原発過酷事故に関する一切の情報をを 「特定秘密」 に指定してしまうことが予想されます。政治ブログが原発反対の立場で、フクイチ原発過酷事故関連のことを書いたら、しょっ引かれるでしょう。国家の統治機構の政治意向に反対する者は、「特定秘密保護法」 違反の罪で牢につながれることとなりましょう。

日本でも、遂に、70年ぶりに言論弾圧・言論統制が復活! です。北朝鮮並にものの言えない暗黒時代の始まりです。で、逮捕のリスクを避けるためにネット言論空間で政治ブログ閉鎖という動きになっているのです。自主的なブログ閉鎖だけでなく、当局の圧力による強制閉鎖じゃないか? と推認できそうな事例が散見されるようになってきました。 

●1日に数千~数万もの閲覧者を得ている反体制有名ブログは、非常な危険にさらられています。しかし、閲覧者などほとんんどいない辺縁系ブログが安全かと申せば、そうではありません。たとえば、原発反対、消費税増税反対、TPP反対、普天間基地の辺野古移設反対、日本は米国から独立せよ、特別会計を見直せ…、などなど日本の中枢の意志決定に反する内容を主張するならば、どんなに辺縁系田舎ブログであっても、それなりにリスクを背負います。 どこまでなら安全で、どこからが危険かなどという閾値などないのは、低線量放射線被曝障害と同じです。田舎の過疎ブログでも国家の意志に反逆する記述量に応じたリスクを背負います。

それから、法律不遡及の原則 (ほうりつふそきゅうのげんそく)日本国憲法第39条) がちゃんと守られるのか? 懸念されるところです。つまり、2014年12月10日に 「特定秘密保護法」 が施行された場合であっても、2014年12月9日以前にさかのぼって 「特定秘密保護法」 を適応してしょっぴくのではないか? という懸念がぬぐえません。

阿部内閣は、閣議による憲法解釈で事実上の改憲を行おうとたくらむトンデモナイ内閣です。民主主義否定内閣です。憲法で厳重に縛られている公務員 (特別職公務員も) の憲法遵守義務 (日本国憲法弟99条) を平気で踏みにじる内閣です。ですから、憲法が明確に規定する 「法律不遡及の原則」 など守らないのではないか? という危惧が大いにあります。本来ならば、政治ブログが国家の意志に反することを書いてあったとしても、それが2014年12月9日以前の記事であるかぎり、「特定秘密保護法」 に関しては適法のハズです。しかしながら 「権力」 という絶対の暴力装置は、古今東西の事例をかんがみると、そんな甘いものではありません。つまり、いま、政治ブログが一斉に過去の記事を消し去ってまで閉鎖しはじめたのは、そういう危惧からなのです。



言論弾圧時代を生き抜く叡智、それは三猿精神だ!

日光東照宮の三猿
↑ 日光東照宮の有名な三猿ですが、Wikipediaの 三猿 から画像を借用。

●世界中に三猿があるそうな。日本独自なものじゃないそうな。ということは、権力の乱用や暴走は古今東西・世界共通ということを意味するのでは? 権力に楯ついてはいけない、長いものには巻かれよ、見ざる、言わざる、聞かざるのスリーワイズモンキーズ3点セットは、言論弾圧下を無事に生きる人類の知恵ということか? 不足分を1点付け加えると、見ざる、言わざる、聞かざる、書かざる。 政治的な主張を含む内容、権力者たちが喜ばないことは書かないほうが無難ということであります。

この未曾有の言論封殺に、どのように対応すべきか?
有名ブログでなくても、辺縁系田舎ブログでも、色々とキーワードを変えて打ちこんで捜索したら捕虫網にかかります。国内すべての大小の氾濫分子たちのあぶりだしは実に簡単です! インターネットというのは国民が自由に物を言ったり、主張をしたり、情報発信する道具などでは全くありませんでした。(愕然!) 実は、氾濫分子捕獲トラップだったわけです。だって、そもそもネットなんて元は軍事技術の民生転用でしょ。黙ってりゃ分からないのに、ネットで、ブログでも掲示板でも原発反対とか何か書くと、自分は氾濫分子ですと申告するようなものです。(愕然!)


「特定秘密保護法」 対策の選択肢は? さあ、どうするか? 本当の世論は国民の90パーセントは原発反対、80パーセントは消費税増税反対のような感じです。本来ならば、国民が団結してフランス革命級の大革命を起こすべき局面にきています。しかしながら、残念ながら、ほとんどのテレビ・新聞が政府の支配下に堕ちていますから、革命は絶対に無理です。たとえばNHKは 「政府が右と言うものを (NHKが) 左と言うわけにはいかない」 と公然と政府の大本営広報係宣言をしています。現代の革命が成功するか失敗するかは、放送局を味方につけられるかどうかが大きな鍵になっています。世界各地での反政府活動グループが放送局を襲撃し占拠しようとするのは、そういう意味です。 ま、次のような対応が考えられます。

①、すべての記事を消去して、ブログを止める。つまり退却ラッパを吹く。
②、記事は残すが、12月10日以後は一切何も書かない。三猿沈黙作戦。
③、ブログは続けるが、記事から一切の政治色を除去する。自己主張韜晦。
④、リスク覚悟で何でも思う通りを書く。体制批判を遠慮なく書く。猪突猛進玉砕。
⑤、政府の政策を絶賛する記事を書いて、矛先をかわす。ごますり北朝鮮式?


なお、これは全てのブロガーについて言えます。すべての掲示板書き込み者についても同様です。あと2か月でどういう方針で行くか態度を決める必要があります。もちろん、さらにネット以外でも同じです。国民はすべからく態度を決めなければなりません。余計なことを一切言わず、三猿に徹するのか? どうか。

●吾輩は当面様子見です。特定秘密保護法が施行後、政府は見せしめのために、あるいは世論がどう動くか観測気球として、有名ブログの執筆者を逮捕するのではないか? で、世間の反応を見ると思います。世間の激しい抵抗や抗議が巻き起こるということも予想されます。暴動が起こる可能性もありえます。どんな鉄壁を誇る権力でも、意外に暴動の前には弱いものです。民衆の暴動の前にマルコス政権が倒れたフィリピンのような事例は世界に沢山あります。実際には、ちょっとどうなるのか予想がつかないので、しばらjく (年明けぐらいまで) 様子見です。たぶん ③ で行くかなと思います。

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さて、10月4日に徳島県の名峰、高城山 (1632m) にキノコ狩りに行ってきました。悪天候にはばまれて、期待した収穫物は得られませんでしたが、それなりのキノコ観察や植物観察はできました。政治的な色合いの余談を一切混じえずに、純粋な自然観察レポートとして連載します。ま、それが無難ですわね。どこどこに綺麗な花が咲いていたとか、どこどこの店の料理が美味いとか、今日は寒いの暑いのとか、釣りに行ったら坊主だったとか、そういうことを書くのが無難ですわな。


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