雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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二酸化炭素を減らすために、できるだけ地産地消!
本日は2014年9月20日であります。

●淡路島南部の南あわじ市でも稲刈りが始まりましたが、何人かの農家の人と話をしたら、やや不作だと言っています。夏に太陽が照らなかったからイネの生育が悪く、実が十分に入っていないというのです。1割から2割ていど例年よりも収穫が少ないかな、という声を異口同音に聞きましたわ。

洲本特別地域気象観測所 (旧洲本測候所) での、8月の日照時間は116.1時間で、平年値231.1時間の50.2パーセントでありました。平年の半分です。気温は涼しい日が多く、8月の平均気温は25.7度で、平年値26.5度よりも0.8度も低かったです。気象庁観測データ からグラフを作成。
2014年8月の洲本の日照時間は平年の半分

●今年の2014年産米の作況指数がどうなるのか? 農林水産省の 平成26年産水稲の8月15日現在における作柄概況 によれば、早場地帯の作柄は19道県で 「良」 ないし 「平年並み」 と見込まれているようであります。早場地帯とは主に北海道・東北地方・北陸地方を言うらしい。

●一方、遅場地帯の27都府県ではおおむね 「平年並み」 で推移しているということであります。遅場地帯というのは主に西日本を指すようですが、西日本の夏は低温・大雨・日照不足が顕著で、この天候不順を織り込んでいないように思われます。この夏の天候不順を織り込んだ作柄指数、すなわち 「9月15日現在における作柄概況」 はおそらく9月26日 (金曜日) に発表されるのではないか? (お役所は土日には資料を発表しないことが多い) もし、西日本の作況指数の顕著な悪化が顕在化したならば、マズイです。

日本全国的には、米不足ということは心配ないとは思います。けれども問題は西日本の農産物が関東地方に流れて、関東の高収入の人が買っていると噂されています。東日本の農産物が西日本に大量に流れ込んでいます。西日本各地の卸売市場のホームページで入荷情報をチェックすればそれは確かです。福島県産米が、マネーロンダリングよろしく 「産地ロンダリング」 されているのは周知の通りです。手口の一つは福島県から新潟県に持ち出し、新潟県産の袋に詰めて全国に流しブレンド米として混ぜて拡散させるなど…。風評を言うなと怒られるかもしれませんが、みんな知っていますよね。知らないのならば失礼ですが情報リテラシーが乏しいということですな。西日本産米が不作ならば、余計に東日本産米が西日本に流れ込んできそうです。



地産地消だ! 700キロもの輸送で二酸化炭素が増える!
二酸化炭素は地球温暖化の原因ではないが、過度な浪費や、過剰な工業生産を抑制するという文脈においては、二酸化炭素削減には賛成します。すでにオイルピークが観測されています。石油の可採埋蔵量の半分を人類は使ってしまっています。この先、人類の行く手に立ちふさがる最大の問題は、石油の枯渇・石油の価格上昇です。石油の一滴は血の一滴と言われ、石油の奪い合いでの戦争が懸念されるところです。この石油をできるだけ温存するという意味において、二酸化炭素はその石油消費の指標であり削減することが望ましいです。ただし、地球温暖化を防ぐという文脈では何の意味もありません。そもそも、近年地球の寒冷化が鮮明になってきていますわね。 【本エントリー末尾に地球寒冷化の証拠グラフあり
淡路ファームパーク

さんちゃん市
淡路ファームパーク さんちゃん市 です。地元の非農家の方はここに来て農産物を購入しましょう! 本土資本の大手スーパーで農産物を買うのは、700キロも、1300キロ (北海道からでは) も遠くからトラックで運んできたものを買うことになり、二酸化炭素を増やします。二酸化炭素の排出源としては物流部門の比率が非常に大きいです。政府は、二酸化炭素を減らせという政策を推進する反面、一方では食べて応援しなさいと、500キロも1000キロもトラックで運んで二酸化炭素増加政策をしています。なんとまあ、政策の整合性がないことか!

2014年産米 (新米) が並び始めた

こちらは玄米コーナー
↑ 平日 (9月19日 金曜) なので観光客がほとんど来ていないので、陳列の棚がガラ空きですが、ぼちぼち新米が並んでいます。白米だけでなく玄米も置いています。玄米を購入して店内にある精米機で精米もできます。すべて生産者の署名入りの農産物です。

購入した新米
↑ 吾輩はイモ類が主食みたいなものでコメはあまり食べませんが全く食べないというわけではありません。1日に茶碗1杯だけは食べます。自給自足を目指すなどといっても、目指すことと実践出来ることとは大きな断絶・隘路があるわけで、ある程度は買わざるを得ないです。 で、写真の品を購入しました。

うまいコメの見分けかた】 みな生産者の署名入りのコメです。たいてい生産者の住所・氏名が書かれています。で、生産者の住所から南あわじ市内のどこの地区で生産されたか分かります。生産者の住所が無い場合は電話帳で調べます。同じ品種でも圃場の土質でコメの味がかなり変わります。南あわじ市の平野部は地形をよく見ると、緩やかな勾配をつけて諭鶴羽山地の方に向かって坂になっています。山裾は海抜100mあり、複合的な扇状地になっています。扇状地の扇頂近くは山土でコメが美味いです。海岸近くの砂質壌土のコメは美味くないと定評があります。


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証拠グラフ】 いわゆるIPCCや気象庁の地球温暖化の気温上昇グラフは、都市の観測所のデータを多く使っているために、都市のヒートアイランド現象による気温上昇を多分に含んでいます。つまりノイズを含んだ低質なグラフであります。そこで、小川克郎名古屋大学名誉教授らのグループが、NASA/GISS気温データベースを元にして、田舎の観測所の気温データを解析すると、2000年以降の寒冷化が鮮明に浮かび上がりました。どうりで、ここ数年前から世界各地で、中国奥地やヨーロッパや北アメリカ、それから南米でも冬に記録的な寒波が観測されているわけだ。
2014/06/14 「地球は寒冷化している」 地球環境の変化とエネルギー政策の展望について聞く~岩上安身による名古屋大学名誉教授・小川克郎氏インタビュー はとても素晴らしいインタビュー動画ですが完全版は有料です。

2000年以降の寒冷化が浮かび上がった
NPO法人 もったいない学会 のコラムサイト 「シフトム」 に掲載の小川克郎氏の 信州便りー3 この10年ほど地球気温は劇的に下がっている から借用しましたが、2012年以降に発表されたグラフでは1800年代の部分はカットしているようです。


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