雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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二酸化炭素は、農産物増収のための肥料だ!
大気中の二酸化炭素濃度の経年変化
(1958年~2013年の56年間の変化)  
下図は、気象庁 「気候変動監視レポート2013」 46頁から借用しました。


大気中の二酸化炭素濃度の長期的変化

↑ 図を見ると、1年の間でも季節変化があり、年間10PPM程度の上下動がありますが、中間をその年の大気中の二酸化炭素濃度とすると、1958年には315PPMであったものが2013年には395PPMぐらいになっています。

315PPM → 395PPM へと増加、1.25倍、25%の増加であります。たとえたならば、収入が400万円で生活のやりくりに四苦八苦していた都会のサラリーマンが、収入が100万円アップ、500万円になって生活が楽になるのに似ています。25%のアップは思わぬボーナスであり、ご褒美です。地球温暖化の配当です。配当金がせっかく増えたのだから、減らさないようにしなければなりません。二酸化炭素濃度の上昇で光合成が盛んになり、草木がよく茂ります。作物がよく育ち収穫量が増えます。二酸化炭素が温暖化の原因であろうとなかろうとも(註1)、温暖化で温帯の冬の気温が派手に上昇、暖房費の負担が減って生活が楽になります。とくに北日本には温暖化は福音です。冬の暖房費用に頭が痛い北海道では、冬の気温が急上昇でとても暮らしやすくなります。放射能まみれで大きな健康リスクを背負う本州東部から、北海道に移住する人が増え賑わうでしょう。かつて1902年1月25日に-41度を観測した旭川では、最近はせいぜい-20度か-25度くらい迄です。北海道では近年は温暖地の作物であるサツマイモの栽培に成功したように、暖かくなるのは誠に結構なことで、温暖化を喜ばないのはスキー場(註2)ぐらいか? 温暖化は憂うべきことではなく、むしろ歓迎すべきものなのであります。


(註1) 実態は政治結社に近いIPCCは、地球温暖化の主たる要因を二酸化炭素の増加によるとしていますが、物理学的に言って最大の温室効果ガスは水蒸気だと指摘する専門家は多いです。その存在濃度はオーダーで二酸化炭素の数十倍とか数百倍であり、しかも二酸化炭素よりも広範囲の波長帯で地球の赤外放射を吸収します。この事実を無視するIPCCに対して多くの理工系の分野の人々が口をつぐむ異様さ…。近藤邦明ー槌田敦ラインによる “二酸化炭素が増えたから地球が温暖化したのではなく、地球が温暖化したから二酸化炭素が増えたのだ” という説が説得力があります。すなわち、先に自然要因により地球が温暖化して、海洋や土壌などに膨大に貯蔵されている二酸化炭素が空気中に放出され、後に大気の二酸化炭素濃度が上昇したという説です。温暖化は原因であり、二酸化炭素濃度上昇は結果だという画期的な説です。

(註2) スキー場という業種は、寒冷な気候・沢山の降雪に依存した商売でありまして、ある意味では寒冷な気候が続いてほしいと乞い願う “寒冷気候利権業種” であると言えます。温暖化が困る業種の筆頭でありましょう。これは地震の復興建設で大きな商売になる建設業界や大工さん業界が、本音では早く南海地震が起こってほしいなと願うのに似ています。誰かが何かを主張しているとき、そのことによって利益を得ているのか、あるいは被害を受けているのか、はたまた中立であるのか、その主張者の立ち位置から政治的なバイアスを含んでいないか? をしっかりと見る必要がありそうです。

●2012年に、 「地球温暖化」神話 終わりの始まり という啓蒙書を書いた渡辺正教授は、普通は農学や生物学の領域である 「光合成」 を化学の側から探究する研究者ですが、光合成の研究者らしく、大気中の二酸化炭素濃度の増加を示すグラフを初めて見たとき(1985年頃)、「これが飢餓を救うだろうとと思って嬉しかった」 と述べたことは有名なナハシです。
「地球温暖化(狂)時代~環境バカ騒ぎを斬る」
温暖化に異議を唱える渡辺正氏(東京理科大学)取材レポート 



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あらゆる農作物の単位収量が、CO2とともに増えている!
●あらゆる農作物は、大気中の二酸化炭素濃度の増加に同期して、10アール当たりの収穫量が次第に増えています。それは作物の種類に関係なく、また収穫物が穀果・果実・塊根・塊茎・茎葉の植物の部位の違いに関係ありません。ほとんど全ての農作物が種類の違いを越えて横断的に、10アール当たりの単位収量が漸増しているのです。これは、品種改良だとか栽培技術の向上などがその大きな理由ではあっても、それだけでは説明しきれないものです。なぜならば、品種改良が及んでいない在来品種の百年一日の旧来栽培でも起こっているからであります。この現象の要因の一つを、大気中に次第に増加していく二酸化炭素の肥料効果が顕在化してきたと解釈すると、うまく説明がつきます。

作物の単位面積あたりの収量も増加

【↑ 上掲のグラフの源データの出典
農林水産省 統計情報 から、「品目別分類」 → 「工芸農作物(さとうきび、茶など)(経営、生産)」 → 「生産」 → 「作況調査(水陸稲、麦類、豆類、かんしょ、飼肥料作物、工芸農作物)」 → 「長期累年」 → 「作物統計(普通作物・飼料作物・工芸農作物)〔Excel:e-Stat〕」 → “作物ごとのExcel統計表” を閲覧してデータを取得、マーカー付きの折れ線グラフを作成しました。元にした統計資料は次の4つの 「収穫量累年統計」 であります。

 1、水稲 - 全国(明治16年~平成24年)
 3、小麦 - 全国(明治11年~平成24年)
 8、大豆 - 全国(明治11年~平成24年)
17、小豆 - 全国(明治11年~平成24年)



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二酸化炭素の施肥効果
たとえば、千葉県農林総合研究センター特別報告 第3号(2012) 第Ⅱ章 低濃度二酸化炭素施用が促成栽培キュウリの収量に及ぼす影響とその経済性評価 などを閲覧すると、温室の中では密閉しているがゆえに、温室内で栽培している作物が太陽光に当たる日中には光合成を盛んにおこない温室内の二酸化炭素を消費してしまいます。その結果、二酸化炭素が不足する状況となります。そこで温室内に二酸化炭素を肥料として施用するのですが、大気の二酸化炭素濃度よりやや高い低濃度二酸化炭素施肥で大きな増収効果があったという報告であります。 炭酸ガス発生機(光合成促進装置) というものが農業資材として普通に販売されています。

●このように施設農業では早くから二酸化炭素が肥料として施肥されているのであって、こんなハナシはべつに農学部とか農業試験場の研究者じゃなくても、田舎じゃ百姓のおっさんやおばちゃん誰でもが知っている常識です。そもそも、気温と光量を一定にして二酸化炭素濃度を上げて行ったら、光合成の反応速度が上昇することは中学や高校の理科の教科書に図解で載っていることです。よくこの C02-光合成曲線 が教科書に載りますよね。二酸化炭素が増えて光合成が盛んになるだけでなく、気温が上がっても光合成が盛んになりますわね。2重に盛んになるわけです。もちろん気温が高すぎれば光合成能力は低下しますが、温帯では暑い夏はちょっとの間です。12か月のうち2か月ほど。気温の低い季節が圧倒的に長いから、気温上昇が光合成を活発化しますわね。世の中にはこの二酸化炭素の施肥効果の研究やレポートがごまんとあるのに、地球温暖化の文脈ではこの話題は完全に無視されます。都合の悪い話やデータを徹底的に無視するのが、地球温暖化利権者どものやり口です。原子力ムラのやり方とよく似ています。



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