雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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淡路島で4月の降雪を確認した。
鶴峰山 (諭鶴羽山) で4月の降雪を確認
●本日は2014年4月6日 (日曜日) であります。淡路島の鶴峰山 (608m) で4月の降雪を確認したので証拠の写真を陳列します。なお、鶴峰山というのは淡路島で一番高い山でありますが、諭鶴羽山のことであります。さいきん山名を改名しました。

兵庫県洲本土木事務所 諭鶴羽中継局
↑ 兵庫県洲本土木事務所 諭鶴羽中継局です。鶴峰山の山頂の北側直下にあります。海抜約590mのところにあります。山頂には車を停めるところがないので、午前11時頃にここへ来て、午後1時頃まで2時間ほど降雪状況を観察しました。雪と霰 (あられ) が混じったものが、降っては止み、止んでは降りと断続的に降雪を確認しました。ただし、気温がプラス圏で高かったので積もることはありませんでしたが、雨ではなく雪 (霰) でありました。

↓ こういうのは、ちゃんとした機材を持っていないとまともな写真は撮れませんが、雪混じりの霰が激しく降ったときは積もりそうな勢いでありました。
激しく霰が降る

↓ 自動車のフロントガラスを霰が打ちつけます。雨のように見えるかもしれませんが、霰です。霰と雪 (小さな粉雪みたいなもの) を繰り返していました。地面に積もった雪ではないので、機材がないとやはり写真を撮れませんわね。
霰(あられ)がフロントガラスを打つ

↓ 正午ころの気温は2度か3度程度です。ただし、この温度計は500円ほどのおもちゃのようなものです。気象庁の検定済みの温度計ではないので全く正確ではありません。しかし、どのくらいの気温か、目途にはなります。
正午ごろの気温は2~3度

鶴峰山からの眺めは、寒々とした冬の景色
↓ 雲の下面から雨足ならぬ “雪足” が垂れ落ちているのが分かります。雲から幕が降りているみたいです。今日は西日本は西高東低の冬型の気圧配置になっていますが、これはまさに真冬の眺望でありますね。
降雪雲から雪足が垂れさがる

↓ 冬の日本海側みたいな陰鬱な景色であります。北西季節風にのって、もやもやと煙るような雪足が流れてきたら、雪や霰が降ってきます。
陰鬱な景色

↓ 雪や霰は断続的に降るのですが、間で晴れ間があります。雲をよく観察すると、北西方向から流れてくる降雪雲は、標高の低い中国山地を乗り越えて瀬戸内地方まで流れてくるというよりも、むしろ瀬戸内海の上空で積雲・層積雲・雄大積雲が湧いているという印象を強く受けます。というのは晴れ間に遠目で観察すると、瀬戸内地方の山陽側が明るい (晴れている) からです。はるか中国山地には雲がかかり、山陽側でいったん雲が途切れ、淡路や四国側でまた雲が出ているという感じであります。
瀬戸内海の上で雲が湧いている


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鶴峰山では、昨晩から雪であった情報を得た
●山頂直下にあるNTTの無線中継所 (海抜約585m) のところでテントを張っている方がいたので話を聞くことができました。昨日から来ていて、アマチュア無線をやっているそうです。昨日夕方から雪が降って夜中じゅう雪であったそうです。ただしときどき雨が混じっていて、雪が積もりかけると雨で積雪が中断、それを繰り返したそうです。で、おおむね雪が続いたのだけれども積雪には至らなかったようです。しかし、テントの上には雪が積もったとのことです。各地の無線仲間と交信したら、和歌山県の生石高原 (最高所は870mで、鶴峰山の東南東49キロ) では駐車場に雪が積もってどうにもならんわという話だったそうです。

現実の観察や、ネット情報等を総合すると、今回の4月5日~6日の春の雪は、四国東部から近畿中部あたりでは、海抜500mあたりから上が雪、海抜600~700mから上が積雪であったと思われます。


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上空の寒気の記録更新!!
追記】 今日はホントに寒かったですわねえ。今日は淡路島は真冬に戻ったかのように寒く、わたくしも寒さに耐えきれず箪笥の奥からパッチを出してきてはいたほどです。で、毎日2回気象庁が発表している高層天気図を見てビックリです。こりゃあ厳寒期の高層天気図です。なんと-36度という “平地で大雪となる寒気” が若狭湾まで南下しているではありませんか!! ただまあ、さすがに時期的に地上の気温が高く北陸地方の平野部では雪とならなかったようですが、淡路島まで-30度線が南下しています。なんと、松江の-35.5度は4月の最低記録の記録更新です。

2014年4月6日09時の500hPa高度および気温

松江での09時の500hPa高度の気温で、4月の低い方からの10傑
なお、2010年に米子 → 松江に観測点を移転しています。しかし緯度はほぼ同じで20キロあまりしか離れていません。したがって、米子での1957年~2009年の観測統計と、松江での2010年~2014年の観測統計とは連続性があると考えて何ら差し支えありません。統計期間は1957年からです。上位3位は2000年以降に観測されたものです。地球は寒冷化フェーズに入っていると口にする研究者が次第に増えてきましたが、このような順位にもそれが顕われ初めているようですわね。

  1位  -35.5度  2014年4月6日 (松江)
  2位  -35.4度  2007年4月4日 (米子)
  3位  -33.6度  2013年4月11日 (松江)
  4位  -32.4度  1975年4月1日 (米子)
  5位  -32.3度  1993年4月8日 (米子)
  6位  -32.3度  1988年4月9日 (米子)
  7位  -32.1度  1990年4月5日 (米子)
  8位  -31.2度  1980年4月17日 (米子)
  9位  -30.6度  1965年4月1日 (米子)
  10位  -30.0度  2011年4月19日 (松江)
  10位  -30.0度  1978年4月3日 (米子) 


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