雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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春の訪れを讃える山菜たち
春が来て、山菜シーズンが始まる!!
●春は食費を浮かせる絶好の季節であります。野や山に天然の野菜が豊富ですし、磯に行けばいろいろと晩のおかずの材料になるものがありますね。山菜ファンや磯ファンには、野山めぐりに忙しくて遊んでいる暇はありませんね。幸い、淡路島には山菜を採集して販売する業者はいません。また農家の人も山菜の栽培をしている人はいないです。で、入山禁止の留め山はなく、野山や溜め池の土手で山菜を採っても問題になることはまづありません。厳密なことをもうせば、自分の所有していない土地に入って何かを採れば窃盗でありましょうが、よほど荒らしまわるとか、地形が変わるほど根こそぎ掘るとかしないかぎり大丈夫です。ようするに、淡路島では誰も山菜みたいなものには興味がない、ということでありましょう。やはり、山菜を目の色を変えて珍重するのは、雪国・山国・北日本の人たちですわね。淡路島では山菜などたたの雑草ですわね。でも、山に行けばワラビ・ゼンマイ・ウド・タラの芽・フキ・ミツバ・ハリギリの芽・サンショウ・アケビの芽、海岸に行けばツルナ・オカヒジキ・ハマボウフウ・カンゾウの仲間の芽…、などなど山菜の種類は小さな島の割りには非常に豊富です。いざ、腰籠を持って山菜を採りに行きましょう!!

ワラビが出てきた。写真はすべて3月17日に撮った。
萌え出たワラビ
↑ ワラビには口はありませんが “春だよ、出てきたよ” と言っているかのような気がします。春の訪れを讃えるワラビであります。写真には4本のワラビが写っております。手前に3本、奥の方に小さなものが1本。3月17日の午後3時ごろです。

穂の部分を接写
↑ 1枚目の写真で穂先の部分がピンボケになっているので、穂先を接写しました。(正確には穂先ではなく、葉先ですが。くるりと巻きたたんでいる葉が展開して大きな複葉になります) 穂先をアップして観察したら毛だらけであります。

これは緑色っぽい
↑ これはかなり緑色っぽいです。ワラビの若芽には緑色っぽいものや、紫色っぽいものなど、けっこう色には変化があります。東北地方の一部には黄色っぽいものがあるみたいで、“黄金ワラビ” と称して珍重されているようですが、淡路島ではまだ黄金ワラビは見つかっていませんね。もし、見つけたらご一報くださいませ。

本日の収獲
↑ 本日 (3月17日) の収獲です。まだ走りのものなので、収穫量はわずかです。例年ならば早いものならば3月に入ったら出てきますが、今年はかなり遅れましたね。すくなくとも10日は遅れています。ワラビの収穫最盛期はヤマザクラが満開になるころですが、今年はまだヤマザクラも咲いていません。

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イタドリの若芽もでてきた
イタドリの若芽でありますが、野菜のアスパラガスに似ています。高知県の植物学者の山中二男先生が、京都在住で良い植物図鑑を書いている有名な先生を訪問したとき、月並な土産では面白くないと、高知県名物のイタドリの若芽を持って行ったそうです。その土産を渡された京都の先生は、その物を手にとってアスパラガスにしては太いな、いったい何じゃろか?? と首をかしげたそうで、なかなかイタドリと気付かなかったらしい…。出典は 『山と林への招待』 たしかに、誰がみてもアスパラガスかな?? と見えますわね。
イタドリの若い芽
イタドリの若い芽を食べるのは高知県ですが、高知市では八百屋さんの店頭でもイタドリが売られています。イタドリは日本全国に自生していて、北海道や東北地方では、葉も草丈もより大型になるオオイタドリに変わりますが、イタドリを食べる食文化があるのは高知県だけです。「いたっぽ」「いたずり」を始めおびただしい数の地方名があるみたいですが、山菜として食べるのは高知県だけだったと思いますね。ところが、最近、イタドリを山菜として食べる食習慣が高知県周辺の各県に拡散しているように思えますね。わが南あわじ市にも昨年イタドリを食べる食文化が伝来しました。ふるってイタドリを採って食べましょう!! 若くて太いものならば、タケノコの代用品として中華料理に使えないか? というふうな気がしますわね。

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モチツツジのつぼみは、いまだ堅し
例年ならば、3月17日ともなれば、モチツツジの開花が始まっています。個体によって開花の早晩の差がかなりあり、モチツツジの個体群全体を観察すれば花期は3月中旬から2か月近くにも及びます。やはり、今年の開花のフェノロジー (Phenology・植物季節学) は1週~1旬も、あるいはそれ以上遅れていますわね。

モチツツジの蕾

モチツツジの蕾
↑ 3月17日、旧緑町のとある公園裏山にて。複数の個体のモチツツジの蕾を観察しましたが、数日以内で咲くような状態ではありません。今年の開花は4月にずれ込むかも?? 淡路島のホンシャクナゲの開花もかなり遅れるかも?? 接写して観察すれば、モチツツジの葉の表にも毛が一杯だわね。

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