雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ランクルさんからイカナゴの釘煮をいただいた。
●本日は2014年3月12日であります。どうやら3月になってから今冬最強の寒波が日本列島の上空を東進したようであります。500hPa高度 (およそ5500m上空だが冬は低く夏は高く一定していない) での気温が、石川県の輪島上空で10日09時に-40.2度、茨城県の舘野上空で10日21時に-36.6度と、真冬でもなかなか見られない第一級の寒波でした。 旧富士山測候所で10日の晩に-30.1度 と-30度を僅かですが割り込みました。今年はもうダメなのかなと心配しておりましたのですが、3月になってから富士山でぎりぎり-30度を割ったのでひと安心です。富士山で-30度を割らないというのは非常にマズい材料です。富士山山頂での過去最低気温の記録は-38.0度ですが、毎年冬には-30度を割るのが常で、割らないようであれば、それは一旦はおとなしくなった地球温暖化利権者どもが再び勢いづく材料にされる危惧があったからです。問題は、地球温暖化のヨタ話は政治が仕掛けた謀略であって、狙うところは端的に申してカネの略奪です。日本でも地球温暖化の政策で投じられた国家予算は毎年2~3兆円にものぼります。(ただしどこまで地球温暖化対策予算と看做すかで額は変わる) その膨大な税金に研究者も強欲メーカーも悪徳商売人も群がったということであります。ウソと不誠実で真っ黒い原発業界も原発推進のために地球温暖化を利用しました。この欺瞞におおくの庶民もすでに気付いていますが、結局、われわれ国民大衆がごく一部の地球温暖化利権者どもにていよくカネ (税金) を召し上げられているのです。これでもまだ気付かない者もいますが騙され易い人なのでしょう。

●さて、今冬で一番の上空の寒波が足早に去りましたので、今後は一雨ごとに暖かくなりましょう。(正確には一雨まえごとにです、“低気圧の接近時” = “高気圧の後面” で南風が吹き込み昇温するから) すでに瀬戸内海には確実に春はやってきています。先月の2月28日にイカナゴの新子漁が解禁となりましたが、さっそくに新子の佃煮 (イカナゴの釘煮) を頂きました。瀬戸内海でイカナゴの稚魚が獲られ、その佃煮を作る鍋から醤油やミリンを煮詰める甘い香りが漂ってくれば、瀬戸内の春の訪れでありますね。早咲きのサクラも満開になりました。

ランクルさんからイカナゴの釘煮をいただいた。
このイカナゴの釘煮はランクルさんから頂いたものですが、有難うございました。ランクルさんの美人の奥様が大の磯ファンだそうで、アサリ掘りからワカメ採りやヒジキの採取などに余念がないそうです。併せてヒジキも頂いたわけですが3袋もいただきました。まさか、ヒジキの乾燥加工も奥様ご自分でされたのでしょうか?? もしそうならば筋金入りの磯ファンですね。ヒジキは磯で採取した後、浜で大釜で煮ます。朝から晩まで7~8時間も煮ます。燃料にガスなど使うとカネがかかるので、海岸にいくらでも打ち上がっている流木を薪にしてくべますね。ひがな一日煮てヒジキが柔らかくなったら広げて乾燥させます。良品を作るにはさっと乾燥させる必要があるから天気を見てからヒジキの採取です。べつに難しい作業ではないのですけれどもヒジキは加工が大変なので、釣り人も磯ファンもワカメならば採ることはあっても、ヒジキには誰も手を出さないですわね。わたくし山のキノコも大の磯ファンであり山菜ファンですが、ヒジキだけは手を出さないですね。磯の岩にいくらでもヒジキが生育していますが…。ヒジキの煮ものは美味いしカルシウムなどミネラル満点ですが、ヒジキにだけは手を出すと後でひどい目にあいますね。手間を考えたらヒジキは市販品を買う方が安いですわね。
頂き物の「イカナゴの釘煮」
ヒジキも頂いた

●さて、イカナゴの釘煮は瀬戸内に春を告げる風物詩でありますが、これは瀬戸内海東部のハナシであります。瀬戸内海といっても意外に東西に長く、瀬戸内海最東部の大阪天保山から瀬戸内海最西部の山口県下関港まで、なんと直線距離で東西422キロもあります。ちなみに大阪駅から東京駅まで直線距離で404キロでありあす。(東海道新幹線東京駅~新大阪駅間は515.4キロ) このように、大阪~東京間の距離に匹敵する東西長の瀬戸内海なので、沿岸の府県も11府県にも及びます。それだけの広域になれば、瀬戸内地方といっても一枚岩じゃあなくて、東と西では繋がりも交流も希薄でありますね。たとえば、瀬戸内海沿岸の県といっても兵庫県と大分県では遠く離れていて繋がりなどほとんどないですね。で、同じ瀬戸内地方であっても土地ごとに食文化も食習慣も独自の発展を遂げ相違があり、イカナゴの釘煮を喜ぶのは、わが淡路島と本土側の阪神間と明石市~姫路あたりですわね。その他の場所ではあまり釘煮など喜ばないようであります。たとえば、はや大阪の人らは釘煮など食べないし阿波でも食べない。ようするにイカナゴの釘煮は瀬戸内に春を告げる季節食品ではあるが、極めてローカル色が強いのであります。

●なぜ淡路島と本土の阪神・東播で釘煮をよろこぶのか? 恐らく淡路島西の 「鹿の瀬」 と、淡路島東の 「沖の瀬」 が底質が砂から成る浅瀬でイカナゴの格好の生息地・産卵場であり春先にイカナゴがたくさん獲れて、市場にたくさん出回るためではないか? たくさん出回れば消費するために料理法が考案工夫され、工夫されたその新案料理が民のかまどに普及したのではないか。

温暖化ではなく、水清ければ魚棲まず
●さて、地球温暖化のヨタ話が燎原(りょうげん)の火のごとく燃え盛って猖獗(しょうけつ)を極めていた数年前には、政府の手下になってタチの悪いマスゴミの報道では、自然界に何かすこし異変があればなんでもかんでも地球温暖化のせいにする報道姿勢でした。マスゴミは事実関係とか科学的な検証などまったく考慮せず、短絡的に、反射的に、“異変 = 地球温暖化の影響” の図式で低劣な報道をやっていました。近年は瀬戸内海で漁獲高が激減しているのは周知のことですが、以前はマスゴミどもは漁獲高激減は地球温暖化のせい “だろう” と憶測の低質な報道に余念がありませんでした。国家の広報係を演じていたのがマスゴミですが、いまは少し地球温暖化報道は自粛しているようです。(原発では原発推進の政府の広報をやっていますね。特にNHKや読売や日経は) しかしながら、瀬戸内海で漁獲が激減している理由は水産関係の研究者たちは地球温暖化などほとんど言っていませんね。研究者達が異口同音に言っているのは、瀬戸内海の水質を良くしすぎたため、海水中のリンや窒素が過剰な豊栄養化していた状態から、栄養塩類の不足する貧栄養化の状態に遷移して、プランクトンや小魚など低次の栄養段階の生産力が落ちたことを第一に挙げています。たとえば 『漁業生産の維持を目指した栄養塩管理の取り組み』(36ー37頁) ようするに、水清ければ魚棲まずです。あれこれと渉猟したら昔の諺言を裏づける報告や論文が沢山ありますわね。イカナゴ漁の不振では、海底の海砂採取とイカナゴ漁不振との相関関係が強く指摘されていますね。

物事の本質を見失わさせ、誤った政策を推進させ、そして限りある公的資金をムダに費消させたという意味から、地球温暖化のヨタ話が社会に与えた傷跡はあまりにも大きいです。そろそろこのヨタ話を厳しく総括すべきであります。


磯の岩に付着するヒジキ
ヒジキ

ランクルさんから頂いたコメント
そない褒められたら図に乗りますよ。それでなくてもこれからモズクやアサリ、山に行ってはタラの芽、ワラビとどうしようもないオバはんです。いかなごのくぎ煮は十年以上も前にネットで炊き方を書いたのをプリントして近所の人たちに沢山配りました。それが基本になっているようです。

イカナゴ 1kg 捕り初めと最盛期では価格は変わりますが、毎年300円~200円の間でしょう。大きさは捕れるところによってと時期に寄り大きさが違います。4~5cm位の大きさが食べるのにも炊くのにもいいらしい。何といっても鮮度です。うちがいつも買っているのは水産会社が釜揚げするのに瀬戸内の各地から沖で買い付けたものを荷揚げと同時にバケツを持って買いに行くので、炊く要領さえまちがわなければバカでも炊けます。アッ 聞こえたら明日は顔がアザだらけになるかも(^o^)

材料は濃口醤油とキザラ、酒、みりん、生姜で大きな鍋で一回に2キロずつ炊いています。コツはどんなことがあっても絶対にかき混ぜたり触ったりしないことらしいです。毎年8キロから10キロぐらい炊いていますが、手元に残るのは2キロ分ぐらいでしょうか。まあ釘煮やヒジキを加工しているといきいきしていますが、嫁ぎ先を間違えたのでしょうが、老婆となったいまさらねえ。

山のキノコの返信
>それでなくてもこれからモズクやアサリ、山に行ってはタラの芽、ワラビとどうしようもないオバはんです。

いやいや、素晴らしいですね。とても素敵な奥様です。美人ですし。自然に親しみ、野山や磯の天然食材を活用して食事の材料費を倹約する精神は、まさに家庭の主婦の鑑ですね。瀬戸内の良妻賢母のお手本ですね。

ところで、このあいだマルナカに行って販売されている野菜がどこの産地のものか調査しました。すると、フクイチ原発から200キロ以内の県で生産された野菜があるわあるわで、ビックリです。○○県産のネギ、××県産のキャベツ、△△県産のゴボウ、◇◇県産のコンニャク、……、政府が意図的に危険性を過小評価していますが、放射能汚染が強く推認される土地で栽培した野菜がたくさん陳列されていました。何でや? と大いに疑問です。マルナカは四国資本のスーパーの筈です。本社は香川県高松でしたか? 四国は田舎の農村であって野菜が沢山あって京阪神に大量に出荷しているハズなのに、なんで、わざわざ700キロも800キロも離れた遠くの野菜を仕入れるのか? 遠い所からの仕入れは輸送費が加算して高くなるし、トラック輸送で二酸化炭素を撒き散らすのに、変です。お客様のためにとか環境のためになど言っていますが矛盾です。マルナカは顧客の健康を守るハラなどないし、環境を言うのならば地産地消の精神で四国エリア内で野菜を仕入れるべきです。トラック長距離輸送で吐き出す二酸化炭素を削減すべきなんです。あまりにもウソ八百であり欺瞞でありインチキなんです。

(なお、地球温暖化の主たる要因としての二酸化炭素説は政治的な歪曲ですが、二酸化炭素排出は経済活動の活発さの指標とみなせます。過度な浪費経済によって資源が食いつぶされ、まだ使える物を頻繁なモデルチェンジで陳腐化させ廃棄させ、不要不急の工業製品が野放図に生産されるムダを戒めるためには、二酸化炭素削減は大きな意義があるところです。)

背景に、政治的な思惑や圧力を感じるところです。西日本の農産物を関東地方に輸送し、関東・東北南部の農産物を西日本に輸送しているようですね。多分政治が一枚も二枚も噛んでいるハズです。狙いは恐らく、食品からの放射性物質摂取量を全国均一にして、西日本での疾病率を上昇させ、東北南部・関東での疾病率の高さを目立たなくする、ことを狙っているのでしょう。その目的はやがて低線量の晩発性放射線障害が一斉にでてきても、フクイチ原発原因を誤魔化すためです。また政府の被害者にたいする補償の回避です。あるいは米国のガン保険会社(アフラックなど)が日本全国で大いに商売ができるようにと考えているのかもしれません。

たぶん、ランクルさんの奥様は良妻賢母だから、そういうことまで視野に入れて店で買う野菜は危ない、で、磯や山で天然食材を調達してご自分や家族の健康を護ろうとしているのであろうと想像しています。やはり、素晴らしい奥様です。ランクルさんも奥様の薫陶をうけて次第に自然志向派になってきましたよね。

ところで、奥様はワカメの茎の佃煮や岩のりのつくだ煮は作らないのでしょうか? 淡路島の三大佃煮はイカナゴの釘煮ワカメの茎の佃煮岩のりの佃煮ですよね。楽しみにしていますね。

ランクルさんから頂いたコメント(その2)
>美人です

それだけはいわんといて下さい。いやみになります(^o^)

>ワカメの茎の佃煮 ・ 岩のりの佃煮

ワカメの芯は炊きます。またメカブも刻んでサッと湯をしてポン酢、生姜をおろして食べます。

岩のりは淡路の磯では付いている所にもよりますが、砂がおおくて手間が掛かるので悪評です。養殖のロープを張ったところに着くのりならいいのでしょうが。私は毎日曜日に「遠くへ行きたい」の番組を見るのが好きです。最近だったと思うけれど、日本海の岩海苔はきれいな石の上に生えていて、潮が干いて乾燥したところを毛布を剥がすようにして収穫していました。砂岩や砂がいっぱいの磯ではちょっと無理かもしれません。岩海苔といったって本当に岩に付いたのかロープに付いたものを岩海苔といっているのかも今の時代は疑わしいです。

東北復興には異論はないけれど、放射能を沢山含んだものは応援して食べようというのとは違いますよね。

山のキノコの返信(その2)

>岩のりは淡路の磯では付いている所にもよりますが、砂がおおくて手間が掛かるので悪評です

確かに、そうですね。砂が多いですね。播磨灘側でも紀伊水道側でも、そもそも海岸に砂浜が多いです。それどころか阿万の吹上浜の西部分はまぎれもなく砂丘です。鳥取砂丘などに比べると規模ははるかに小さいですが、砂丘ができるぐらいだから、岩のりに砂まみれですね。大量の水で10回ぐらい洗わないと砂が除けません。

そんな中で、砂が少ないのは鳴門海峡に面した門岬や、上灘~由良にかけての海岸あたりですね。潮流が早いので砂が流れ飛ばされて、岩が累々としているためだろうと思います。もう3月になったから時季外れです。岩のりが美味いのは厳寒の1~2月ですよね。また来年です。観光土産物店で売っている岩のりの佃煮は、おそらくロープで養殖した海苔ですわね。いまどき天然岩のりの佃煮なんて売られているハズがないです。厳密なことをいえばインチキです。偽装です。本物は自分で採取するしかないですね。



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コメント
コメント
>美人です

それだけはいわんといて下さい。
いやみになります(^o^)

>ワカメの茎の佃煮 ・ 岩のりの佃煮

ワカメの芯は炊きます。
またメカブも刻んでサッと湯をしてポン酢、生姜をおろして食べます。

岩のりは淡路の磯では付いている所にもよりますが、砂がおおくて手間が掛かるので悪評です。
養殖のロープを張ったところに着くのりならいいのでしょうが。

私は毎日曜日に「遠くへ行きたい」の番組を見るのが好きです。
最近だったと思うけれど、日本海の岩海苔はきれいな石の上に生えていて、潮が干いて乾燥したところを毛布を剥がすようにして収穫していました。
砂岩や砂がいっぱいの磯ではちょっと無理かもしれません。

岩海苔といったって本当に岩に付いたのかロープに付いたものを岩海苔といっているのかも今の時代は疑わしいです。
東北復興には異論はないけれど、放射能を沢山含んだものは応援して食べようというのとは違いますよね。
2014/03/13(木) 13:49:19 | URL | ランクル #RgBZcjRM [ 編集 ]
そない褒められたら図に乗りますよ。
それでなくてもこれからモズクやアサリ、山に行ってはタラの芽、ワラビとどうしようもないオバはんです。

いかなごのくぎ煮は十年以上も前にネットで炊き方を書いたのをプリントして近所の人たちに沢山配りました。
それが基本になっているようです。

イカナゴ 1kg 捕り初めと最盛期では価格は変わりますが、毎年300円~200円の間でしょう
大きさは捕れるところによってと時期に寄り大きさが違います。
4~5cm位の大きさが食べるのにも炊くのにもいいらしい。
何といっても鮮度です。
うちがいつも買っているのは水産会社が釜揚げするのに瀬戸内の各地から沖で買い付けたものを荷揚げと同時にバケツを持って買いに行くので、炊く要領さえまちがわなければバカでも炊けます。
アッ 聞こえたら明日は顔がアザだらけになるかも(^o^)

材料は濃口醤油とキザラ、酒、みりん、生姜で
大きな鍋で一回に2キロずつ炊いています。
コツはどんなことがあっても絶対にかき混ぜたり触ったりしないことらしいです。

毎年8キロから10キロぐらい炊いていますが、手元に残るのは2キロ分ぐらいでしょうか。
まあ釘煮やヒジキを加工しているといきいきしていますが、嫁ぎ先を間違えたのでしょうが、老婆となったいまさらねえ。
2014/03/13(木) 08:50:46 | URL | ランクル #RgBZcjRM [ 編集 ]
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