雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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アメダス南淡で、またもや最低気温の記録更新!
わがアメダス南淡で、3月としての最低気温記録更新!
●本日は2014年3月4日であります。ついこの間の1月に、アメダス南淡で観測史上の最低気温の記録更新が出たばかりであります。-3.9度 → -4.3度へと更新しました。瀬戸内海の島としては異例の寒さであったので神戸新聞淡路版にデカデカと報道されたのは記憶に新しいところです。そして、またもや本日、3月としての最低気温の新記録が観測されました。ただし、観測統計期間は2004年からで、まだ10年です。現今の平年値というのは1981年~2010年の30年間の平均値でありますから、10年では平年値すら計算できません。実は、アメダス南淡は福良水源地の近くにあったものを、2004年に国立淡路青年の家の入り口駐車場付近に移転しています。5キロほど離れている上に観測所の周辺環境も大きく異なります。移転せざるを得ない諸般の事情があるみたいですけれども、気象観測所を移転すると移転の前後で観測データの連続性が失われてしまいます。気象庁は全国各地のアメダスだけでなく気象官署でさえしばしば移転してしまいます。気象観測データを軽んじているとしか言いようがありません。地球温暖化のハナシが信用できないのは、このような観測所の移転であるとか、観測所周辺の環境変化が気温の上昇に寄与していることが払拭しきれない “疑惑” が濃厚に存在することも理由のひとつです。要するに、地球温暖化といっても100年に0.7度の僅かな気温上昇を問題にしているわけです。その僅かな気温変化の計算の土台になる気温観測がいい加減過ぎるんですよね。

●つまり、100年間で地球の気温の上昇がいくらであるとか言うには、各気象観測所での観測が、100年間まったく同じ場所で、100年間周辺の環境が全く変わらず、100年間全く同じ観測機器・観測方法・観測統計の取り方で行われたデータセットに基づいて地球の平均気温を計算しなけりゃ信用ならんのです。喩えていうならば、オリンピックで100m走を競争するとき、世界記録が次々に更新されましたが、競技場のトラックの床面の素材が改良され走りやすくなり、選手が履いているシューズが軽くて弾力があり記録が出やすいように改良され、身に着けるウェアーにしても空気抵抗が少なくなる素材が開発された面が大きく貢献している筈です。そういう観点からは、人間の走る能力の向上は記録更新の半分程度に割り引いて受け止めるべきでしょう。もう一つ例を挙げれば、棒高跳びという競技があります。使用される棒の素材は何でもよく、木製 → 竹 → スチール → ガラス繊維強化プラスティック → 炭素繊維強化プラスティックとポールの素材が変遷しています。棒高跳びの選手が手に持つポールの素材が変われば記録も変わるわけで、スチールの棒で飛んだ5mの記録と、弾力や反発力の富んだ炭素繊維強化プラスティックの棒で飛んだ5mの記録とを同列にできないのは当たり前です。

気温の観測だって似たところがあって、100年まえにはその観測所の周囲が田園地帯であったものが、田畑が潰され家が建ち、やがてビルが建って都市化していったならば、たとえバックグラウンドの地球の気温が変わらなくても、その観測所で観測された気温は上昇していくわけですし、仮に都市化に因る気温上昇分の補正がなされたとしても、その場所が都市化しなかった場合の気温の変化がどうであったかの真の値は存在しない以上、その補正が過不足なく正しいのかどうかは検証しようがありませんよね。したがって100年前と現在とを比べて何度気温が上がっているから地球温暖化だと厳密には言いきれないハズです。そもそも100年あるいは100年以上も気温が継続的に観測されている観測所は、ほとんどが先進国の都会にあるのが実情です。 つまり20世紀における都市の大膨張による気温上昇を色濃く反映していて、それは人口数万~数十万のオーダーの地方都市でも起こっていることであって、ある観測所での100年前の気温と現在の気温を、地球温暖化の観点から単純に比較出来ないのは当然です。それは100メートル走や棒高跳びの記録の急伸と似ているわけです。 ま、それ以前のハナシとして、かのクライメート事件でイカサマをやっていることが明るみになっていますよね。その時点で、もはやIPCCをはじめ “地球温暖化利権者 = 金盗り亡者ども” の言うことは信用ならんのですわ。


3月の1位の値 日最低気温の低い方から1位を更新
3月4日に更新した地点 気象庁HP 「観測史上1位の値 更新状況」 から借用。
アメダス南淡で3月の最低気温の記録更新

●もちろん、アメダス南淡は観測期間はまだ僅か10年でありますから、とりたてて特筆するべきことではありません。しかし、これから注目のアメダスになるであろうと思われます。おそらく毎年毎年、最低気温が更新されていくハズです。気象庁の 「観測史上1位の値 更新状況」 のページの常連観測所となるでしょう…。なぜならば地球の平均気温は1998年をピークにしてそれ以降は気温上昇が止まっています。しかもまともな気象研究者たちは寒冷化を言い始めました。さすれば、まだ10年しか観測していないということは、気温が高い水準から観測をスタートしたことを意味しますね。アメダス南淡では今後最低気温の記録が次々に更新される公算が大なりと見ます。

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島の春を讃える花2種
●アメダス南淡で最低気温の記録を更新したことから窺えますが、淡路島南部では近年になく寒い冬でありました。しかしながら、明け方は氷点下3度近くという異例の冷え込みでしたが、確実に春が来ています。島の春を讃える花を2種、本日写真を撮ってまいりました。お花見をしませう。

オオバヤシャブシという樹木の花が咲いています。この樹木は生長が早く、山崩れで表土が流れ去った跡とか、宅地造成で山を削った跡で放置されている所とか、山裾の道路の法面とか、そのような肥料分も腐葉土もなくヤセた土地を好んで生えてきます。空中窒素を固定する根粒菌と共生していると言われていて、ヤセ地を肥沃な土地に変えていく能力のある肥料木とされていますね。また、シイタケの原木にするとシイタケが沢山発生するという林業試験場の研究があります。で、吾輩もこの木にシイタケの種駒を打ちこんでシイタケを作ってみたことがありますが、確かにシイタケの発生は多いです。ただし、樹皮が剥がれやすいという大きな欠点があり扱いは難しいです。淡路島にはオオバヤシャブシの親戚の樹木でヒメヤシャブシも分布しています。しかし本家のヤシャブシは自生していません。

オオバヤシャブシの樹

●写真では冬枯れの木に緑色の虫が沢山ついているように見えますが、これは花粉を出す雄花です。尾状花序と呼ばれて、尻尾のような形状をしていますが、小さな個花の大集団です。枝を揺すぶると花粉が湯気のように出てきます。これも花粉症の原因になる樹木で、いま鶴峰山のスギ林からは大量の花粉が飛び散っているようでして、花粉症のお方には大変な季節になりましたね。ご同情申し上げます。 写真で見えている黒い物は、昨年の果実 (球果) の残骸で、落ちずに残りカラカラに乾燥しています。今年の雌花 (穂状花序) は枝先に1個づつ付くのですが、まだ小さくて目立たないです。

オオバヤシャブシの花

早咲きのサクラが本日3月4日の時点で既に3分咲きか4分咲きになっています。このサクラの品種名は不明ですが、ソメイヨシノと比べると観賞価値が高いです。いつも思うんですが、ソメイヨシノはあまり観賞価値は高くないです。それほど綺麗なサクラではないです。ソメイヨシノは全て1本の原木から穂木を取って接ぎ木で増やしたクローンで、遺伝的なものが同一であり、サクラ前線の北上を観測する指標品種になっています。しかしあまり綺麗なサクラではないです。この写真のものは実物は非常に綺麗なサクラで、あまり綺麗でもないソメイヨシノがやたらに話題になるのは奇妙といえば奇妙です。世の中、本当に価値のあるものが必ずしも評価されない傾向があるようです。
早生のサクラが3分咲き

早生のサクラの花のアップ




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