雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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本土の南北で、40度を超える気温差。
●本日は2014年2月2日であります。新年が明けてあっという間に1か月が過ぎ去りました。光陰矢のごとしとは上手く表現したもので、何かしようと思っても、何にも出来ないうちに月日は仮借なく過ぎ去っていきます。この国はあらゆる面で崩壊の一途を下っているように見えますが、一人ひとりも年をとり精神は病み身体は老化し崩れていきます。容赦なく時間が過ぎ去り、身体も精神も崩壊していくのは仕方がありませんが、この抗いがたい普遍の現象を率直に受け入れるのは容易ではありません。どうすれば崩壊を食い止められるかですが、その手段などあろうハズがなく、せいぜい毎日 「般若心経」 でも唱えて “悟り・達観の境地” に一歩でも近づくしかなさそうですわね。

さて、本日は暖かかったです。わがアメダス南淡の本日の気温は、最低気温が9.1度、最高気温が18.3度でありましたが、これは完全に4月中旬~4月下旬の平年値と同じであります。本来ならば今が寒さのボトム、大底(おおぞこ)でありますけれども、冬はどこに行ったのか? マスコミは大変だあぁ! 温暖化だあぁ! と上を下への大騒ぎをするかと思いましたが、騒ぎません。温暖化の騒ぎはどこへ行ったのか? 観察すればマスコミの報道なんていい加減なものです。首尾一貫性が全くありません。特に、日本のマスコミちゅうものは政府と大企業の手先になってその都度騒ぎ立てて煽っているだけです。真に受けて踊らされないことが肝要です。

●さて、いくら4月の陽気だといっても冬将軍が死んだわけではないでしょう。高層天気図を見れば、1日21時の500hPa高度・気温の図で、バイカル湖のちょっと北西で-49.3度という低温が出現しました。私の記憶では今冬の最低の数字か? 数日後にこれが来たら、北日本はひどい寒さ、西日本もそれなりに影響がありそうですわね。そう簡単に冬将軍は降参しましたと白旗を上げません。そういえば、中部日本から西日本で観測史上もっとも寒い日は、1981年2月26~27日でした。温暖化論が言うのとは随分食い違っています。中部地方~西日本の古い気象官署で軒並み、この日に観測史上の最低気温の記録が観測されました。このときに富士山で-38.0度、洲本測候所で-6.1度、この記録を破るのは容易ではありませんでしょうが、つまり西日本の一番寒い日は2月の終わりだったのです。ゆえに、ポカポカ陽気であってもまだ冬将軍はくたばっていない…。


本土で、南北の気温差がなんと40度超
本日の朝、南北に長い日本列島の本土部分で、全く同一の時刻に、40度を超す気温差がみられましたのが注目できます。ある意味では、南北差による大きな気温の違いや、同一場所でも日々気温が急変するのは、春が近づいた証しとも言えるでしょうか? 以下に、本土すなわち鹿児島県佐多岬 (北緯30度59分40秒) と北海道宗谷岬 (北緯45度31分22秒) の間の範囲での2月2日朝6時の気温を見てみます。ただし、本土に隣接する島嶼は含みます。南西諸島や小笠原を除くのは両地域は亜熱帯もしくは亜熱帯に近く、本土と気候帯がかけ離れているためです。亜熱帯部分を含めると大きな気温差が生じるのは当たり前のハナシになってしまいます。今回の議論は本土部分でさえ40度を超える気温差があるという話題です。


北海道地方東部の、2014年2月2日朝6時の気温分布
出典は 気象庁HP アメダス:北海道地方(東部) より

2014年2月2日06時の北海道の気温分布

【朝6時における気温の低いランキング】
  1位 北海道 十勝総合振興局    陸別   -24.9度
  2位 北海道 釧路総合振興局    川湯   -22.9度
  3位 北海道 釧路総合振興局    阿寒湖畔 -22.0度
  4位 北海道 オホーツク総合振興局 佐呂間  -20.3度
  5位 北海道 オホーツク総合振興局 美幌   -20.1度 


四国地方の、2014年2月2日朝6時の気温分布
出典は 気象庁HP アメダス:四国地方 より

2014年2月2日06時の南海道の気温分布

【朝6時における気温の高いランキング】 なお種子島・屋久島以南は除く
  1位 九州 鹿児島県 中甑  18.4度
  2位 九州 鹿児島県 枕崎  18.2度
  3位 四国 高知県  清水  17.9度
  4位 九州 鹿児島県 東市来 17.8度
  5位 九州 鹿児島県 川内  17.7度 
  番外 わが淡路島のアメダス南淡 13.7度


●陸別の-24.9度と中甑の18.4度との差は、実に43.3度に及びます。狭い筈の日本列島本土部分でさえ同一時刻での気温差は実に40度を超えます。南西諸島を加えれば日本列島での気温差は最大限で55度にも達します。これは国土面積の大きい大国並みであります。しかしながら、本土での気温差40度超というのは間違いなく春が近付いた証拠ともいえましょう。すなわち、北海道には上空の強い寒気が残存し、まだまだ強烈な放射冷却による低温が発生するものの、南日本には日本海の低気圧の前面に向かって亜熱帯からの暖気が吹きあがってくる、ということに依るのでありましょうが、それは冬の終わりあるいは春はやくに起こる現象でありましょうね。

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