雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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食糧有事には、サツマイモが主食となる。
●本日は、2014年1月28日であります。今朝は南あわじ市の平野部は強い放射冷却で冷え込みました。今朝早く田んぼのなかである行事をしたのですが、レタス畑のビニールトンネルには大霜で凍てついておりました。アメダス南淡で未明の03時23分に-3.7度を観測しました。このあいだの20日に観測した最低気温の記録-4.3度にあと一歩のところまで迫りました。いよいよ間もなく2月ですが、全国各地の観測所で最低気温の記録がでているのは圧倒的に2月です。アメダス南淡で再度記録を更新するとしたならば来月である可能性が高いわけです。もしかしたら、淡路島3観測所での最低気温記録-6.1度が破られるかも? 記録は破られる為にあります。

●さて、中央官庁の位の高いお役人たちは、天下り場所の確保のためにその優秀な頭脳を使うわけですが、国民の健康や生命や財産それから権利を守ることは全く考えないわけです。彼らにとっては、そんなことはどうでもいいわけです。それが証拠に、一斉に晩発性放射線障害に起因すると強く疑われる疾患が表面化してきているのに、何事もなかったかのように原発再稼働をもくろんでいるわけです。高レベル放射性廃棄物の解決しようがない問題があるのに、また原発=核開発技術そのものであるのに、また被曝を余儀なくされる原発労働者の人権蹂躙問題があり、なによりも燃料溶融デブリがどこへ落ちているのかも分からずフクイチ原発の根本的解決が全くできていないのに、原発でメシを食う企業群の政治献金の買収によって、政治が国民有権者の望まない方向へ捻じ曲げられ、位の高いお役人はその企業群の役員ポストに天下ることしか考えないわけです。

食糧有事には、サツマイモが主食となる
●そんな中にあって、比較的に国民有権者のためを考えてくれているのが農水省のお役人たちです。農水省のお役人は、なにか事が起こって、我が国への食糧輸入が止まるような事態が発生した場合、1億2000万人余りの国民から、一人の餓死者を出さないようにするにはどうしたらいいのか? しっかりとシミュレーションしています。万一の場合でも国民がひもじい思いをしないようにと、子供に食べ物を与える慈悲深い母親のように、考えてくださっています。そのエッセンスが次に掲げる図に集約されています。出典は → 農林水産省 「国内生産のみで2,020kcal供給する場合の1日のメニュー例」


有事の際には、イモ中心の食事

●農水省は何も突飛なことをいっているのではありません。この国は飽食をむさぼっていますが、食卓にならぶ食糧(食料)の大部分は外国からの輸入に依存しています。輸入が途絶えるという事態も色々と想定できます。東アジアで大戦争が勃発して海上封鎖とか、宗主国と政治的対立が生じて経済封鎖・食糧封鎖とか、これには、かつてアール・バッツ農務長官がハッキリと「食料は武器だ」と言っています。古代から兵糧攻めというのは有力な戦法です。食糧輸出国が干ばつなど気象災害で輸出するモノがないとか、モノはあっても日本の国力低下で食糧を海外から買う外貨が稼げないとか、色々な有事が考えられます。経済学者は国際分業論を振りかざして、農業国と工業国とがご互いに分業して、生産物を交易する方が双方にとって利益になるのだ、などと言いますが農産物が工業製品のように計画的に生産できないことを知らないようです。農産物は土と水と太陽からの贈り物で、一発の気象災害で収穫は壊滅です。工場で製品を作るようにはいきません。

で、万一、食糧の輸入がゼロになったならば、1億2000万人もの人を飢えさせないためには、イモを主食にせざるを得ないです。その理由は、イモとくにサツマイモは単位面積当たりのカロリー生産量がコメやムギの何倍にもなるからです。いわゆる人口支持率が最大の作物がサツマイモなのです。でも、ご安心あれ。農水省の試算を見れば、朝に昼に晩にイモを食べさせられますが、ご飯が食べられなくなるわけではありません。朝と晩に茶碗1杯づつご飯を食べさせてくれますね。とはいっても主食はイモです。庶民はもちろん、総理大臣も天皇陛下も大資産家もイモを召し上がっていただきます。

●日本は稲作文化の国だと考えられていますが、たしかに99%はそうですが、僅かにカラ芋食文化を背負っている人々が1%おります。南西諸島のサンゴ礁隆起の島、九州南部のシラス台地、瀬戸内海の島嶼群、これらの地域では水利が無く土壌も排水性が良すぎて稲作ができませんでした。しかしながらサツマイモ栽培には適地です。で、必然的にサツマイモが常食・主食となりました。現在は流通が発達しているので、これらの地域でもそうイモばかり食べているわけではありませんが、カラ芋(サツマイモのこと)食文化を背負っている人々が100万人ほどおります。わたくし山のキノコもカラ芋食文化圏の住民の末裔の一人で、もしイモが主食の座に復権したならばとても嬉しく思います。80代以上の高齢者から、戦後の食糧危機の時うんざりするぐらいイモを食べさせられたから、そんなハナシは止めてくれと叱られそうですが、万一の有事に備えてイモを食べる練習をしておきましょう…。 

なお、考えたのですが、中央高地の山間部とか、開拓時代の北海道とか、稲作困難だった地域は他にもありそうですね。意外に、雑穀食文化やジャガイモ食文化を背負っている人々が国の人口の数パーセント居るかもわかりません。


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サツマイモの窓際苗作りは順調。】 だいぶん大きくなってきました。すでに畑に定植できなくもない大きさになっています。でも、まあ、今朝の最低気温がアメダス南淡で-3.7度です。この気温で熱帯植物のサツマイモの苗を定植などしたら、一発の霜で全滅です。定植は、最低気温が10度以上になって透明マルチを張って地温を上げてからです。できれば、3月下旬にビニールトンネルを掛けて、温度を上げる為に畝に吸熱材の木炭の粉をまいて、早植えしたいと思います。7月末までに一回目の収獲です。昨年に8月1日植えの11月下旬収穫が可能であることを証明しましたが、7月末までに1回目の収獲可能性を証明する必要があります。淡路島でサツマイモの二期作可能を立証する栽培試験の続編です。それはさておき、軽々と二期作できるために、もっと温暖化して淡路島が奄美大島になってほしいところです。
順調に育つサツマイモの苗

出来た苗を採穂し、挿して、再育苗します。】 これが家庭菜園で1個の種イモから100本、200本という大量の苗を作る究極の方法です。たとえ買った苗でもこの再育苗をします。つまり苗が種苗店に出たら直ちに買って、畑にビニールトンネルを作って保温して植えて、苗の先端を摘んで枝を出させて、育てた枝を定植します。これで苗を数倍に殖やせます。苗代をグーンと安くできます。1本数10円の苗を買うのはアホらしい。
出来た苗を挿して、さらに再育苗

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