雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201706<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201708
人類を食糧危機から救う “サツマイモ” を作りましょう!
本日は、2014年1月19日 (日曜日) であります。

●新年が明けて早3週間近くが過ぎましたが、明るい展望は何も見えてきません。それどころか、時を刻む歯車はなんと逆回転しているようであります。時間というのは過去から現在へ現在から未来へと進んで行き、その流れは不可逆的なものであると思っていましたが、政治の世界では、とりわけ統治機構のありようでは逆の流れもあるようです。戦前の治安維持法の復活か? というふうな悪法が矢継ぎ早に作られ、しだいに物が言えない時代の再来です。

●すでに 情報処理の高度化等に対処するための刑法等の一部を改正する法律 (コンピューター監視法) は施行されています。 著作権の非親告罪化 も狙われています。まだ施行はされていませんが 特定秘密保護法 も圧倒的多数の国民の反対を押し切って強行可決されました。ろくに議論も尽くさずに、たとえば 自由法曹団の反対声明 など大きな疑問があるにもかかわらず、国家安全保障会議 (日本版NSC) 設置法も性急に可決されました。なにかに急かされるように悪法が次々に国会に上程され可決させられていくさまには悪寒がしてきます。狙っているのは、思想統一であり、思想弾圧であり、言論統制であり、国家権力の決定や方針に異議を唱える者たちの粛清であるのは明らかです。 これら一連の悪法制定の動きは、おそらく 「アメリカ愛国者法」 に準拠したものでありましょう。 日本を隠然と支配する強欲な米国資本家たちが、植民地プランテーションの日本から利益を収奪しやすくするために、日本国民の言論統制を狙っているのであって、安倍首相といえどいもその傀儡のパシリであると思うのですけれども、具体的な証拠事例を列挙しながら敷衍する必要のあるところで、それは稿を改めて議論したいと思います。

●とにかく、年が変わっても明るい話題など何一つなく、時代は暗い方へとなだれ落ちているようであります。ひたひたと押し寄せる言論統制への動きに反逆するのは庶民のレベルでは難しく、市井の個々人は流れに翻弄されるだけの一枚の木の葉のごとき存在で、どうしようもありません。で、しょうもないブログでああだこうだとボヤいても仕方がなく、もうブログを止めようと思ったのですが、そういえば特定秘密保護法はまだ施行されていません。まだしばらくは大丈夫そうです。施行された暁には、アメリカ愛国者法の事例のごとく、数万のオーダーで国家に文句をいうブログが強制的に閉鎖させられるのは目に見えています。影響力の大きい有名ブログ (たとえば植草一秀先生のブログ) などは、閉鎖どころか見せしめに逮捕もあり得るでしょう。市井の一般無名人のブログは、命を取られるとか、逮捕されるとか、そういうことはないにしろ強制閉鎖は十分に考えられます。恐い時代になったものです…。 ブログを続けるのであれば、当たり障りのない話題に執筆の材を求めたほうが宜しそうで……。


人類を食糧危機から救う “サツマイモ” を作りましょう!
●で、当たり障りのない話題として、サツマイモ栽培の話題であります。サツマイモは単位面積あたりの収獲量がカロリー換算でコメの何倍にもなります。具体的には、10アールあたりのコメの収獲量は大雑把に言って約500キロ (0.5トン) です。一方、農水省の統計を見ると、各県ごとのサツマイモの収獲量は10アールあたり2~2.5トンの数字が多いです。じゃあ4~5倍じゃないかと思われそうですが、コメは乾燥させているのに対してサツマイモは水分が多いです。で、カロリーに換算する必要があるのです。そうするとほぼ2倍ということになります。ただし、サツマイモは極端な多収栽培が可能です。2~2.5トンというのは青果用のサツマイモ栽培であって、市場で野菜として高く売るための栽培です。あまり大きなイモでは味が悪くなり値段も二束三文になります。やや小振りで長細いイモに高い値段が付きます。つまり、あえて2トンとか2.5トンにとどめているのです。多収品種の苗を直立挿しで密植して、春から秋遅くまで栽培期間を長く取れば、簡単に10アール当たり5トンや7トンの収獲は可能なんです。多収栽培の記録では10アール当たり19トン超の記録すらあります。つまり、コメやムギでは考えられないような単位面積あたりのカロリー生産が高いのです。これがサツマイモという作物の特筆すべき点で、救荒作物たるゆえんです。やがて深刻な食糧危機が予想されますが、人類を食糧危機から救う切り札がサツマイモなんですよ。

サツマイモの苗は、発泡スチロールのトロ箱利用の窓際育苗
発泡スチロールのトロ箱利用の窓際育苗
↑ サツマイモの苗作りには色々な方法がありますが、家庭菜園での100本程度の苗を植えるのであれば発泡スチロールのトロ箱での育苗がお奨めです。発泡スチロールの中で種イモを伏せ込み、ペットボトル湯たんぽで保温を図り、窓際に置いて苗を育てます。これが素人の家庭菜園愛好家でも簡単に出来る、それこそ厳冬期でも苗作りができる方法です。

あの手この手で保温を図る
↑ プラスチックの容器に湿った砂を入れ、種イモを伏せ込みます。種イモは砂に完全に埋まっていなくてもいいです。タオルを入れてあるのは保温のためですが、タオルの下にペットボトル湯たんぽが仕掛けてあります。耐熱性のあるペットボトルに熱湯を入れたものがペットボトル湯たんぽです。朝と晩に熱湯を入れ替えます。この発泡スチロールの育苗箱を窓際に置き、カーテンを閉じて、窓ガラスとカーテンの間が温室になるようにします。すなわち二重温室にします。このようにして保温を図ります。

これで、外気温が5度でも20~30度が確保できます。太陽が当たると40度にも達します。その場合には覆ってあるビニールを外します。その日の外気温や太陽のあるなしなどに応じて、ビニールを外したり、カーテンを開けたり閉じたり調節をして、昼間25度、夜間15度になるようにしています。この温度はサツマイモの苗作りにはやや低めですが、徒長させてヒョロ苗にしないためです。やや低めの温度帯で育苗するほうがガッチリ苗になるのは間違いなさそうです。(ヒョロ苗は定植後の植え傷みが激しいです)

●種イモは自家採取のイモですが、このイモの起源は鳴門市産で、品種は高系14号の選抜種です。ブランド名を言えば鳴門金時です。関西地方の青果市場では鳴門金時が完全制覇していて、関西ではサツマイモといえば鳴門金時であって、他品種が割り込む余地はありません。関東地方でもてはやされるベニアズマやベニコマチなどの品種は関西では評価されません。わたくしも他の品種をあれこれと取り寄せて栽培してみましたが、やっぱり鳴門金時が一番美味いですね。納豆の例をみても分かるように関西人と関東人とでは味覚に差異がありそうです。

●しかしながら、関西人が好む鳴門金時 (高系14号選抜種) は苗作りに、他の品種よりも高温が必要で、難しいとされています。が素人の (非農家の) わたくし山のキノコでも毎年自家育苗して栽培していますから、出来ないわけではありません。馴れれば簡単ですから、家庭菜園愛好家はこぞって苗作りをしましょう! 苗作りにお金はかかりません。(手間はすごくかかりますが…) そもそも、高温多湿の温室で徒長したヒョロヒョロ苗1本が数十円というのを買うのは、アホらしいです。売っているのも特定の時期だけですし…。自分で育苗すれば植えたい時期に節間の詰まったガッチリ苗を作れます。


順調に育つサツマイモの苗
↑ 12月20日に種イモを伏せ込んで約1カ月後の1月17日の状態です。いくらなんでも、苗作りが早すぎないか? という疑問がプロ栽培家から飛んできそうです。確かに、早すぎます。4月20日定植ならば3月1日に種イモの伏せ込みでいいでしょう。それはそうですが、実は、透明マルチを張りビニールトンネルをかけて4月1日に定植しようという腹づもりがあるのと、出来た苗を更に再育苗して、1個の種イモから100本でも200本でも採苗してやろうと企てているからです。

スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.