雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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サツマイモの二期作は可能か? (その7) 離島振興法の功罪、罪の部分を考える。 
サツマイモの二期作は可能か?(その1)
サツマイモの二期作は可能か?(その2)食べて何を応援するの? 政府の補償金減額を応援するのか?
サツマイモの二期作は可能か?(その3)世界50ヶ国が東北地方・関東地方の農産物・食品を輸入規制している!
サツマイモの二期作は可能か?(その4)夏の終わりの寂寥感…
サツマイモの二期作は可能か? (その5) 食糧増産のために更なる温暖化が望まれる。
サツマイモの二期作は可能か? (その6) イモ掘りの目安は日最低気温平年値が10度

↓ 8月1日に苗を定植、10月28日のサツマイモの生育状態(苗定植後88日目)
8月1日に苗を定植したもの

↓ 8月16日に苗を定植、10月28日のサツマイモの生育状態(苗定植後73日目)
8月16日に苗を定植したもの

●本土で、すなわち南西諸島であるとか小笠原諸島ではなく、北海道・本州・四国・九州 (付属島嶼群を含む) でという意味ですが、サツマイモの二期作は可能か?という栽培試験 (?) がいよいよ佳境に入ってきました。

念のために申しますと、わが淡路島は本土ではありません。行政も 「本土導水」 などと言っているから離島であるという認識ですし、国土交通省の定義から言っても離島です。淡路島南部の南あわじ市 「灘地区」 と洲本市南部の 「上灘地区」 は離島振興法の対策指定地になっています。もちろん淡路本島の付属島の沼島も「離島振興法」 指定地です。加えて灘地区は兵庫県教育委員会から僻地第1級(以前は第2級)と認定され、沼島は僻地第5級と大変な箔が付いています。

国土交通省国土政策局離島振興課 『離島の現状について』 平成24年2月
国土交通省 『離島振興対策実施地域一覧』(平成25年7月17日現在)

離島振興法の対策地と指定されるのは不名誉なことと看做されそうですが、住めば都というだけではなく、離島には離島に住むメリットも存在します。様々な交付金や補助金が国や都道県から流れ落ちてくるので、離島振興法指定257島の島民は国からの交付金にぶら下がっている面がありそう。離島振興法利権だあぁ! 島名を名指しするのは恐いですけれども、本州の遥か南洋上の某島は、島民がたった180人ほどしかいないのに、(それも本土からきた港湾作業員とか村役場や郵便局職員なども含めてです) 港湾建設に120億円が流し込まれて、村役場には毎年国や都から10億円のいろんな交付金です。交付金を住民で割り算すれば1人500万円超です。これという産業もなく厳しい自然条件で島民の本土への流出が防ぎようがなく廃村 (廃島?) 必定のところ、国から落ちてくる交付金にぶら下がって生活しているとしか言いようがありません。なぜこんなことが起こるのかというと、自民党の国会議員が陰で利権にしているからなのですが、離島に立派な港湾など小さな島に分不相応な巨大な建設工事を誘致して、その工事は本土のゼネコンが仕事をするのですが、そこに政治家が口利きで割り込んでいるのです。こんなことをいつまでもやっていたら、この国は潰れるのは必定です。

●ムサシという会社の選挙投票数集計ソフトを操作して大規模な不正工作があったのか? ということが濃厚な感じですけれども、政治勢力分布が数10年逆戻りしてしまい、昔の土建屋国家に回帰してしまいました。で、またぞろ、紀淡海峡や、九州と四国の間に橋を! などと西日本の知事らが勢いづいています。今でさえ四国に3ルートの橋で本四公団は膨大な負債を抱えて、これから橋の周辺自治体にツケが重くのしかかってくるというのに、さらに紀淡海峡に架橋をというのは正気の沙汰ではありません。気が狂っているとしか言いようがありません。四国はもはや人口が400万を割り込んでいるのです。淡路島だって終戦直度23万人台だった人口が14万人台です。30年後には7万人まで減るでしょう。四国4県も淡路島もみすぼらしい田舎であって、30~40年後には人口が半減、経済活動も沈滞化するでしょう。にもかかわらず現有3ルートに加えて新規の2ルートの計5ルートもの巨額負債垂れ流しの橋が何故必要なのか?? 土建屋国家に祖先帰りしたこの国は借金の山に押しつぶされていくほかないようですね。行きつく先は、預金封鎖か? 物凄い増税か? ハイパーインフレか? 

どうなるのか全く予想ができませんが、日本史上、徳政令(とくせいれい) (借金棒引き・踏み倒し) は鎌倉~室町時代に何回もありますよね
。江戸期にもあったし。もちろん、徳政令は困窮した人民救済のために当時の貸金業者の土倉(どそう・つちくら)に債権放棄を命じたということでしょうが、貧民からの債権放棄要求一揆に対し、1割の上納金を納めることを条件にして徳政令を出したということから、商人から政府 (幕府 )への資産移転という面がありましょう。近くは僅か67年前に、膨大な戦時国債発行で財政破綻した日本をハイパーインフレが襲いかかり、政府は大借金をチャラにするために “新円切り替え・預金封鎖” をやっているんですよね。で、平成徳政令に対処するために、何年も前から資産疎開 (キャピタルフライト) は起こっていますし、水面下で多くの国民は既に徳政令に備えて、やがて紙切れになる蓋然性が高い紙幣を実物資産に変換などしています。(ただし徴税権と法律制定権を握っている国家当局のウラをかくのは絶対に無理でしょうが…)2014年4月から消費税が上がるのでヒドイ不況がこの国を襲い、税収を増やそうとして逆に税収が減るという合成の誤謬が起こることは目に見えています。で、今、政府は国民資産収奪計画を着々と進めていますよね。本来ならば税金に群がってメシを食った連中が責任をとるべきであるのに、フクイチ原発と同じで誰も責任をとらず、ツケだけ国民全体に回すというのは不条理なハナシです。われわれ庶民は不必要な被曝や、不意打ちに実行される徳政令には、自分の身は自分で護るという 「自己救済」 や 「自助努力」 で切り抜けるほかなさそうですが、それは難しそうで…。ま、一つの対処法は何も資産をもたず (何も無ければ召し上げようがない)、徹底して現金と無縁な暮らし (自給自足) をするのも一法かと思います。

●ところで、淡路島全体は離島振興法の指定地では全くありません。陸の孤島の淡路島南部海岸地帯が部分指定されているだけです。瀬戸内海では淡路島と小豆島訂正)は離島振興法の対象の島でないのですが、もともとの離島と指定する基準が、外海では本土からの距離が5キロ以上、内海では本土から10キロ以上であって、かつ本土との連絡船が1日2便だったか3便だったか?正確な数字はわすれましたが便数が少ないことが基準で、淡路島は基準から大きく外れます。ただしその基準もかなりあいまいで恣意的な運用がされているという感じはします。最近基準が内水域にまで拡大され、琵琶湖の沖ノ島が離島振興法対策地に指定されました。 それから、淡路島南部の灘地区および上灘地区は、国土交通省の今年7月の見直し議論で、離島振興法対策地域から外されることが決定しました。平成26年3月末を持って灘地区は離島振興地区から脱却です。理由は道路が整備されて本土(この場合は島の中心地区)のとアクセスが容易になったというふうなことですが、これって祝賀すべきことなのか? 残念だと言うべきなのでしょうかねえ? どちらであるか私見を申すのは、元離島振興法指定地住民なので差し控えたいと存じます。

訂正追記)今年2013年6月27日に、国土交通省の諮問機関「国土審議会離島振興対策分科会」が開かれ、小豆島を始め6島を新たに離島振興法指定とするとの発表がなされ、7月に正式決定した模様です。誤りがあったので訂正します。 離島経済新聞 2013.6.29 『半世紀ぶりに「離島指定基準」見直し指定離島は259島に』 1953年に離島振興法が制定されたときは外海離島のみでしたが、その後、内海離島にまで拡大することになった際、小豆島はちょうど坪井栄の『24の瞳』の小説や映画で湧き立っていて、“離島” などと指定されるとイメージが悪くなると小豆島側から断った経緯がありますが、人口減少・高齢化・産業沈滞で島の活力が減ってくると逆に「離島振興法対策地に指定してくれ」と運動していたみたいですね。念願が叶って小豆島の自治体の首長らは喜びの声を挙げたらしいが、とりわけ一番喜ぶのは土建業者か? 公共事業の国の補助率が上げられるので。やっぱり離島振興利権じゃあぁ!


↓ サツマイモの二期作成功か?
8月1日に苗を定植、88日後の10月28日の芋の入り状態

探り掘りした芋 (苗定植88日目)

●10月28日に、8月1日に苗を定植したサツマイモの株の “探り掘り” をしました。苗定植後88日ですが、既にそこそこ芋ができております。写真の3個のイモを秤で測ったら、258g、282g、256gでした。ちょうどいい大きさです。まだ小さい物もありますから、あと1カ月でどこまで大きくなるかが注目点です。通常は、探り掘りは苗定植後85日から、普通掘りは品種等で若干早い遅いはありますが、120日前後、しっかりと芋を太らせようとしたら150日です。4月~7月の120日間で一作目を栽培し、8月~11月の120日間で二作目を栽培、サツマイモの二期作は十分に可能であることがほぼ判明しました。ただし、これは淡路島南部の山の南斜面でのハナシです。ある種の山腹温暖帯にあたり無霜地でありますから、降霜が早い地方では可能かどうかは不明です。栽培試験はなお続きますが、高層天気図とのにらめっこで寒波襲来直前に一挙に収獲します。8月16日に苗定植分がどこまで芋が太るかが観察のしどころです。放射能汚染の危険性がありうる食品が西日本にもかなり出回っているようですけれども、自己防衛のために自給自足です。

12月1日に愛媛県の伊方原発で再稼働反対抗議集会(11月7日時点で詳細はまだ不明)があります。瀬戸内海沿岸地方の住民は参加して抗議の声をあげましょう! 伊方原発は中央構造線(東西数百キロに及ぶ断層帯)の真上にあります。非常に危険性が高いです。フクイチにしても津波などではなく地震の揺れで網の目のような配管が損傷してやられたことが、隠しようがなくなっています。中央構造線の活断層が動いたら濃尾地震クラスのマグニチュード8.0があり得ましょう。阪神大震災の30倍のエネルギーです。深刻な核汚染が瀬戸内海沿岸に広がります。そうなれば自給自足どころではありません。日本壊滅でもあります。


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