雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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国家の悪意、 国民は自己防衛を図る局面かと…。
第185回国会の冒頭で、首相が “所信表明原稿” を読み上げた
●3カ月もの長きにわたって店を閉めていた国会が、10月15日に久しぶりに開店しました。その第185回国会が開店された冒頭で、出戻り第2次安倍内閣総理大臣が、所信表明の原稿を読み上げました。よく通る声で朗々と読み上げましたが、これって演説とは言えないのじゃねえか? 原稿を読むのは 「朗読」 とか 「読み聞かせ」 なのであって、とても演説とは申しません。さて、この原稿は誰の手で書かれたのだろうか? 政府に各省庁から出向している首相の取り巻き官僚たちが執筆したのだろうかな? と想像を逞しくするのですが、それはさておき、国会議員たちが演説草稿朗読の文脈の節目で 「そうだ」 「その通りだ」 と合いの手の拍手と賛辞を入れるのには、気分が悪くなってきます。これは、ただの儀式でしかありません。これでは総会屋が陰でとりしきっているシャンシャン株主総会と大して変わりません。第1次内閣の際には 「美しい日本」 などと意味不明なことを標榜していましたが、今回の出戻り第2次内閣になると 「強い日本」 などと、これまた意味不明のお題目を掲げております。

●第185回国会における出戻り第2次安倍内閣総理大臣の 「所信表明原稿朗読」 の草稿が、首相官邸のホームページ上で掲載されています。
首相官邸HP  「第185回国会における安倍内閣総理大臣所信表明原稿朗読」
一部を抜粋して引用させていただきます。

引用開始
 私は、毎日官邸で、福島産のお米を食べています。折り紙つきのおいしさです。安全でおいしい福島の農水産物を、風評に惑わされることなく、消費者の皆さんに、実際に味わってほしいと願います。
 汚染水の問題でも、漁業者の方々が、「事実」と異なる「風評」に悩んでいる現実があります。しかし、食品や水への影響は、基準値を大幅に下回っている。これが、「事実」です。
引用終了】 


●正気かよう?? てな感じであります。まさか首相になるほどの能力の高いお方が、真顔で言っているのではあるまい。おそらく陰からこの国を暗然と支配している勢力に、そのように言わされているのであろうと見ます。端的に言えば、出来るだけフクイチ原発事故はなかったことにしたい連中や、原発事故の責任を逃れたい連中、原発事故による補償金を出来るだけ抑えたい連中、そして今まで通り原発利権に群がってカネにしたい原子力ムラの連中どもが、首相にそう言わさせているのでありましょう。この所信表明原稿の背後には、福島県産の農産物や水産物や加工食品を、広く国民に食わして売りさばく、という明瞭な国家の意思 が透けて見えています。法的に受忍限度は1ミリシーベルト/年なのに、5ミリシーベルトの放射線管理区域に相当するなどは大したことはない、20ミリシーベルトまでは安全だと権力の乱用で基準を引き上げ、放射線障害を受けやすい妊婦や子供まで放射能汚染地帯に抑留させ、普通に生活させ、かつてのように農業をさせようと政府はもくろんでいます。汚染地帯で生産したコメをはじめ農産物を事故以前と同じように流通させようともくろんでいます。その福島県民の棄民や、国民の生命安全軽視の “国家意思” がチラチラと見えています。われわれ国民は各自がこの国家の邪悪な意思を見抜いて、警戒したほうが宜しそうで…。食べて応援など真に受けないほうがよろしい。もはや、この国は北朝鮮とたいして変わらない国に変わり果てています。もう以前の日本じゃありません。今国会で「秘密保全法案」が間違いなく可決するでしょう。これは日本弁護士連合会も懸念表明する事実上の治安維持法であり、言論封殺法案です。まもなく言論統制が始まります。まもなく原発反対の声は世の中から一切消えましょう。悪意のある国家のプロパガンダしか聞こえてこなくなります。真実は何も見えず何も聞こえないという社会が現出しようとしています。我々国民大衆は、自分の健康や生命や安全を護るのは、自分自身のメディアリテラシー、情報リテラシーしかないことを肝に銘じるべき局面にきております。とにかく生き残りたかったら、首相や政府やマスコミの言うことの裏を考えるべきです。

ネット版新聞記事から写真2葉を引用させていただきます。


防護服を着て田植えだ
YOMIURI ONLINE 「福島の米 未来信じて」 2012.8.20

防護服を着て田植えだ

防護服を着て稲刈りだ
福島民報 「試験栽培の稲刈り 警戒区域の大熊、収穫作業ルポ 」 2012.10.11

防護服を着て稲刈りだ

表土5センチを除染したという田んぼでも、空間線量は4.8マイクロシーベルト/時ということです。4.8×24時×365日=42048マイクロシーベルトです。42ミリ/年です。たとえ試験栽培とはいえ、絶対に住んではダメな場所でなぜコメを作ろうとするのか? はじめから無理だと分かり切っているところで何故コメを作ろうとするのか? ここにも国家の邪悪な悪意を感じますね。

●リンクのネット記事が何時まで閲覧できるか分かりませんが、こういう情報もやがて一切出なくなるでしょうね。記事は昨年のものですが、防護服を着なければならないような警戒区域でコメが作られています。収穫したコメに、どの程度の放射性物質の残留があるのか調べる 「試験栽培」 でありますが、一国の宰相が平気でウソを付く国なんです。放射能汚染水が太平洋にダダ漏れであるのにもかかわらず、それはコントロール出来ているとウソをつくのです。試験栽培のコメは廃棄するなどといっても、まあ、最初はちゃんと廃棄するでしょうがそのうちに…。全袋検査して基準値をこえるものは流通させないといっても、そのうちに…。まあ、基準値そのものが内部被曝の安全率を十分に取ったものではないし、検査の手抜き、検査の誤魔化し(高ベクレル米と低ベクレル米のブレンドとか)はましなほうで、検査結果の大幅改竄とか産地偽装とか…。なんでもアリの国です。外食産業も小売業界も続々と福島県産農産物を使うと表明しています。放射能汚染地帯応援の官民あげての大政翼賛会はすでに出来上がっておりますね。


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