雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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秋色鮮明にして、稲穂垂れる。
本日は、2013年9月17日、水曜日友引であります。

●昨日に東日本を縦断した台風1318号(マンニィ)がシベリアの冷気を引っ張りこんだようであります。 9月16日21時の500hPa高層天気図を見ると、九州の福岡の上空(約5800m高度)の気温は-4.3度で平年値よりも2.0度高く、850hPa高層天気図では(約1500m高度)気温は12.2度で平年値よりも3.1度低くなっています。同様に、東北地方北部の秋田の上空5800mでは-7.7度で平年値よりも2.4度高く、1500m上空では8.6度で平年値よりも3.7度低くなっています。つまり、台風が引っ張り込んだ冷気は、大気の高層の寒気ではなく、大気の低層の寒気であるということができそうです。

●で、シベリア大陸の奥地から地を這うように引っ張り込まれた低層の寒気のせいか、また強い放射冷却も起こり、西日本で意外に冷えました。特に、中国地方の山間部で軒並み最低気温が10度以下となり、九州や四国でも10度以下となる観測所が沢山出ました。九州では大分県湯布院で7.2度、四国では愛媛県久万で7.6度、中国地方では広島県高野で5.9度がそれぞれの地方の最低記録でありました。近畿地方では奈良県針で10.1度で10度を割るところはありませんでした。いつもならば滋賀県信楽か和歌山県高野山が近畿地方の最低を示すのですが、今日は両地点は元気がありません。全国的には北海道よりも長野県周辺の中央高地が格別に冷え、長野県野辺山が0.8度で、これが今朝の全国最低記録であります。どちらかというと、低層の寒気は西回りで日本列島に侵入してきたようであります。


2013年9月17日06時の中国地方の気温分布
2013年9月17日05時 アメダス気温分布(中国地方)
気象庁HP > 防災気象情報 > アメダス : 中国地方 から借用しました。それにしても、西日本であると言え、中国地方の内陸山間部はよく冷えますわねえ。いまからこの冷え込みでは冬がつらいです。アメダス観測所の記録では、岡山県上長田で確か-20.2度の記録があったか? ここは山のキノコの実母の出身地の近くですが、物凄く寒いところと恐れられています。雪も積もるし。西日本最強の寒冷地としては、区内観測所の記録で広島県八幡で確か-28.0度というのがあったか?


9月17日 南あわじ市神代浦壁にて
↑ わが淡路島も冷え込み、南あわじ市阿万の国立淡路青年の家の入口駐車場の横にあるアメダス南淡で、本日17日朝の最低気温が14.2度であります。なんと、日本列島最北端の気象官署の稚内の今朝の最低気温15.6度よりも低くなっています。これをみても寒気が西回りで侵入したことが分かります。また、今朝は南あわじ市の平野部で “接地逆転層の可視化”=“立ち昇る煙が低い所で横にたなびく” 現象が観察できました。強い放射冷却が発生したことが窺えます。この冷え込みで、登熟期の最終段階に入っているイネがいよいよ頭を垂れ、間もなく稲刈りであります。秋色鮮明となってまいりました。

写真は、兵庫県南あわじ市神代浦壁の田んぼです。田舎人であっても非農家の住民は半数いるのですが、田舎の人も非農家ならば、できれば農家の人から直接にお米を購入したほうが宜しいです。田んぼを指定して、あそこの田んぼの米を頒布してくれと交渉するべきです。玄米で入手することになり保存や精米の手間がかかりますが、今はコインを入れる自動精米所があるので便利になりました。これは自分の身を護る防衛策です。理由は言わずもがなです。政府やNHKに風評だと叱られる可能性があるので、理由はあえて申しませんが、“自分の身は自分で護る” という自助努力・自己救済の精神をもつことが、この国で生きていくには必須の心構えとなりました。今や政府は平気でウソをつくことが明明白白となりましたから、国民は希望的に甘く考えないほうが宜しそうで…。


ススキの開花

●厳密な生物季節学(フェノロジー)の観察はしていないのですけれども、今年は淡路島南部のススキの開花は例年よりもかなり早いように思われます。8月上旬は猛暑だったのですが、その後結構気温が下がり、アメダス南淡で8月26日に最低気温が18.6度など20度を割る低温が頻発して、一挙に開花が進んだようであります。今年2013年の中秋の名月は9月19日ですが、今年は名月を愛でる観月会の活花にススキの花が間に合いました。

ススキの開花
↑ ススキの写真は2葉とも、9月17日に、南あわじ市神代浦壁池の堰堤にて撮った。


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