雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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オリンピックとは、一体何なのか?
本日は2013年9月7日であります。

東京が落選するようにと希望します
●2020年夏のオリンピック開催国がどこになるのか? 明日の朝に決定しますが、イスタンプールになってほしいものです。ぜひとも東京が落選することを希望しています。理由は沢山ありますが、最大の理由がイスラム圏でまだ開催されたことがないからです。東アジアでは夏期オリンピックは3回も開催されています。1964年の東京、1988年のソウル、2008年の北京です。冬期オリンピックも1972年の札幌、1998年の長野と2回もアジア (日本で) 開催されています。2018年の冬期オリンピックが韓国平昌で開催決定しています。東京でオリンピックなどと言いだしっぺは石原慎太郎氏でありましたが、「オリンピックは儲かるんだ」 と平然と拝金主義のエゴむき出しの男です。オリンピック憲章が謳っている究極の目的は 「平和な国際社会の推進」 でありますが、本来のオリンピックの精神を全く理解せずに、金儲けの手段か、利権の道具ぐらいにしか思っていない男です。残念ながらその石原慎太郎氏の醜悪なエゴを、猪瀬東京都知事も安倍首相も継承しています。

とくに、安倍首相は、フクイチ原発の汚染水垂れ流しがオリンピックの東京への招致に隘路となっているから、汚染水対策を俄かに言いだしました。フクイチ原発の危機的状況に立ち向かって終息させる方が大事なのか? オリンピックを日本に誘致するほうが大事なのか? 明らかにオリンピックを優先しています。こんな男に日本丸の舵取りをまかせたら、日本丸の漂流は避けられません…。もはや、この国はおしまいかもしれませんね。

●オリンピック開催国はヨーロッパと北アメリカ大陸に偏っています。中東とアフリカと東南アジアではまだオリンピックが開催されたことがありません。ま、オリンピックは金食い虫で資金力のある国でなければ開催できませんが、世界各地で満遍なくおこなわれてこそ平和の祭典です。せっかく中東のイスタンプールが名乗りを上げているのだから、ここは、世界の平和と友好のために東京は降りるべきであります。道を中東トルコ・イスタンプールに譲るべきでありましょう…。

日本オリンピック委員会ホームページ 「オリンピック憲章」 から、オリンピックが一体何なのか? 掲げられている 「オリンピズムの根本原則」 をよく読めば理解できます。下に引用しましたが、正文がフランス語であり、日本語に翻訳しているようですが、日本語としては「こなれていない無理な表現」 がみられます。しかしながら、オリンピックを金儲けの道具にしようと解釈できる文言は一つもありません。

オリンピックは、その本来の趣旨は、お金儲けのイベントでもないし、経済成長のきっかけにするものでもないし、国威発揚の場でもないし、まして政治的な主張をする場でもないのは明白です。本来の趣旨や目的からかけ離れてしまっている現在のオリンピックは商業主義や政治利用が目立ち過ぎます。あまりにもショービジネス化しすぎています。巨大化しすぎていますから、縮小すべきです。そろそろ根本的に見直す時期にきているのではないかと私は思います。

あるいは、 「目的と手段を取り違がえているという倒錯のワナ」 にはまっている面もありそうです。本来の目的は、スポーツの祭典を行うことにより世界各国が友好と平和を目指す、ことだったハズです。そのスポーツの平和の祭典は盛大にやる方がいい面はありましょう。しかし盛大にやるには莫大なカネが要ります。で、どんどんと商業主義に傾かざるをえなくなった。商業主義によるショービジネスにしないとオリンピックが開催できなくなった。そして、いつのまにか、スポーツの祭典を通じて平和をめざすという当初の精神がどこかに行ってしまって、商業主義の金儲けが目的にすり替わった、とも言えましょう…。


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【オリンピズムの根本原則】

1. オリンピズムは人生哲学であり、肉体と意志と知性の資質を高めて融合させた、均衡のとれた総体としての人間を目指すものである。スポーツを文化と教育と融合させることで、オリンピズムが求めるものは、努力のうちに見出される喜び、よい手本となる教育的価値、社会的責任、普遍的・基本的・倫理的諸原則の尊重に基づいた生き方の創造である。

2. オリンピズムの目標は、スポーツを人類の調和のとれた発達に役立てることにあり、その目的は、人間の尊厳保持に重きを置く、平和な社会を推進することにある。

3. オリンピック・ムーブメントは、オリンピズムの諸価値に依って生きようとする全ての個人や団体による、IOC の最高権威のもとで行われる、計画され組織された普遍的かつ恒久的な活動である。それは五大陸にまたがるものである。またそれは世界中の競技者を一堂に集めて開催される偉大なスポーツの祭典、オリンピック競技大会で頂点に達する。そのシンボルは、互いに交わる五輪である。

4. スポーツを行うことは人権の一つである。すべての個人はいかなる種類の差別もなく、オリンピック精神によりスポーツを行う機会を与えられなければならず、それには、友情、連帯そしてフェアプレーの精神に基づく相互理解が求められる。

5. スポーツが社会の枠組みの中で行われることを踏まえ、オリンピック・ムーブメントのスポーツ組織は、自律の権利と義務を有する。その自律には、スポーツの規則を設け、それを管理すること、また組織の構成と統治を決定し、いかなる外部の影響も受けることなく選挙を実施する権利、さらに良好な統治原則の適用を保証する責任が含まれる。

6. 人種、宗教、政治、性別、その他の理由に基づく国や個人に対する差別はいかなる形であれオリンピック・ムーブメントに属する事とは相容れない。

7. オリンピック・ムーブメントに属するためには、オリンピック憲章の遵守及びIOC の承認が必要である。


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