雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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福島原発4号機を竜巻が襲うとき…。
いま5大新聞が政府の御用プロパガンダ機関になりさがったなかで、まともな言説を展開しているのは一部の地方新聞、たとえば東京新聞とか中日新聞ぐらいだと言われています。北海道新聞もまともらしい。また、以前はお行儀が悪く品のないタブロイド紙と思われていた日刊ゲンダイが、政府の都合の悪いことでも歯に衣を着せずに辛辣に批判記事を書くことから、素晴らしい人気です。私も時々コンビニで日刊ゲンダイを買っています。たしかに通俗的、大衆迎合的な面はありますが、そういうマイナスイメージを帳消しにする素晴らしい記事が載っているのも事実です。

いま、若い人だけでなく中高年の間で新聞離れが急速に進んでいますが、その理由はいろいろあると思いますが、その大きな背景に、新聞が政府の手先になって嘘ばかり書くことが指摘できましょう。私も抗議の意味をこめて、長い間購読していた全国紙2紙と地方紙1紙をやめました。権力のしもべになって嘘ばかり書く新聞屋に毎月1万円も支払うのはアホらしいのです。しかし、紙の新聞を全然読まなくなったかと言えばそうではありません。読んでおります。つまり、悪質な新聞屋にカネを払うのを止めたということであります。新聞屋には兵糧攻めで懲罰を与える必要があります。たとえば両隣3軒で新聞を共同購入して回し読みするなど一法です。サラリーマン家庭で先に読んでもらい、時間的余裕がある家庭では後から読むなど工夫と話合いをすれば、出来なくもありません。


さて、日刊ゲンダイが注目すべき記事を書いて、警鐘を鳴らしています。
『福島原発に「竜巻」の恐怖、東電は危機意識ゼロ』 Gendai.Net 2013.9.4 


キノコ雲を上げるフクイチ原発
↑ 出典は全く不明ですが、おそらくフクイチ原発から数キロ離れた山の上のライブカメラが捉えた爆発の瞬間映像でありましょう。これは不気味でおぞましいキノコ雲そのものですね。広島原爆の原子雲(キノコ雲)を連想します。以前はこの爆発の瞬間前後の映像がネット(You Tube)に出回っていて私も閲覧しましたが、爆発と同時に青白い閃光を発していました。東電は水素爆発だと言い張りましたが、原発反対の物理学者(例えば小出氏とか槌田氏とか)はこれは臨界が起こって核爆発そのものだ、と言っていましたよね。

ゲンダイネットの記事を要約して引用
「あの竜巻が福島第1原発を直撃したら…」不安を感じた人も多いんじゃないか。2日に埼玉、千葉を襲った竜巻は、頑丈にできている中学校の体育館の屋根まで吹き飛ばしていた。「福島? 竜巻は、日本全国どこでも起こり得ます。とりわけ台風シーズンの9月、そして沿岸部で多く確認されていますね」(気象庁担当者)心配になって東京電力に問い合わせたら、「竜巻に特化した荷重設定はしていません。」(広報担当者)とのこと。<燃料棒1533本が大気中で燃え出す> 体育館の屋根まで吹き飛んだわけだ。“ハリボテ”の福島第1原発なんてひとたまりもない。核廃絶を目指して活動を行っている元駐スイス大使の村田光平氏は、昨年3月の参院予算委公聴会で、こんなことを言っていた。
(福島第1原発4号機の)核燃料プールが崩壊し、1533本の燃料棒が大気中で燃え出した場合、果てしない放射能が放出される。もちろん、東京は住めなくなる

引用終了

2013年9月4日9時 500hPa高層天気図
気象庁HP 船舶向け天気図提供ページ から 500hPa高層天気図 を抜粋借用した。気象庁がゲンダイネットの取材で 「いまは地表付近が夏、上空が秋という状態で、寒暖差が激しく、竜巻のもとになる積乱雲が発生しやすい状況が全国的に続いている」 というのはこの高層天気図から理解出来ます。8月終わりごろから大陸の上空の気温が急激に下がってきました。-18度以下の寒冷渦が南下して北日本に近づいています。この季節としては1級品の寒気が涵養されて日本列島を狙っています。

フクイチ原発の最寄りの高層気象観測所は茨城県の舘野ですが、上空500hPa高度の気温は、-5.1度です。寒冷渦が東北地方南部まで南下し、上空の気温が-15度などとなれば、地表はまだまだ晩夏で暖かいから上空との気温差は40度以上、一段と積乱雲が発達する下地ができます。そこへ、地上で、方向の異なる2つの気流がぶつかって収束するシアーラインがフクイチ原発付近にかかれば、強力な上昇気流が発生し発達した積乱雲がスーパーセルへと生長、フクイチ原発4号機が竜巻に襲われるということは、あり得ましょう。少なくとも可能性としてはありえます。絶対にないなどとは言えません。

何せ、千年に一度の地震に見舞われたのだからしかたがないと原発関係者は言い逃れしています。千年に一度の地震におそわれるぐらいなのだから、その地点では何百年に一回あるかないかの発生頻度の竜巻であっても、その地点で明日にでも巨大竜巻が起こることはあり得るハズです。論法としては地震の発生頻度も竜巻のそれも同じことです。気象庁も、今は竜巻のもとになる積乱雲が発生しやすい状況にあると言っているのだから、フクイチ原発の4号機の冷却プールにある1533本の使用済み燃料棒が、竜巻の凄まじい破壊力でワヤクチャになるのは、明日かもしれません…。

竜巻の破壊力は物凄いですね。被災者にはお見舞いを申し上げます。不幸にしてフクイチ原発4号機を竜巻が襲い、1533本の使用済燃料棒がワヤクチャになって、互いに接触し、臨界が起こったならば空気中にむき出しの状態で莫大な放射能を吐きだします。海外の専門家からは北半球全体が汚染される危険性の声が出ています。それは明日なのかもしれません…。使用済燃料プールには、放射能の環境への拡散を防ぐ格納容器などありません。恐いですわねえ。世界各国政府はこの4号機の危機的状態に懸念の声を上げていますし、汚染水が海流に乗って北米大陸沿岸に届くのはもはや時間の問題です。漁業被害が出るのは必定です。アメリカやカナダは日本政府に損害賠償を求める構えだと報じられていますよ。ドイツのメルケル首相はフクシマの収束不可能な惨状を見て「ドイツの脱原発は正しかった」と言っています。それにもかかわらず、オリンピック招致に浮かれるこの国の指導者たち、安倍首相や猪瀬東京都知事らは、放射脳になって頭がイカれているのではないのか? この国は危機的状況の只中でオリンピック招致だなどと、狂っているというしかありません。オリンピックなどハッキリ言って建設利権やろが。スタジアムや選手村建設や関連工事など建築利権を狙っているだけです。そんなものに無駄なカネを流し込んでいる余裕など、もはや、この国には無いハズだ。



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