雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ついに出た! ウルトラ熱帯夜!
●本日は2013年8月11日です。

なんと、今朝の東京の最低気温が30.9度であります。
日本の首都、東京でついにウルトラ熱帯夜(註)が出現しました。午前5時41分に、千代田区大手町にある東京管区気象台の観測で最低気温が30.9度であります。まだ1日が終わっていないいし、突然に夕立が起こり26~27度に気温が急低下する可能性が絶対にないとはいえないから、30.9度が日最低気温として確定したわけではありません。けれども、本日の東京の最高気温の予想は38度で、夕立の可能性は少ないし、日没後の気温低下もあまり進まないでしょうから、既に確定したも同然です。今日が夕立がなく無事に終われば、日最低気温の高い方からの順位で、日本記録更新です。


10行 緊急追記】 午後になって、丹沢山地とか東京都西部で雷雲が発生し、都心に流れた模様です。アメダス練馬・府中・世田谷で降雨(雷雨)があったようです。東京での降雨は観測されていないようですけれども、その影響か? 13時44分に38.3度 → 14時に37.3度 → 15時に36.4度 → 16時01分に30.5度 と気温が急低下です。日本記録更新は惜しくも潰え去りました…。かつての石原都知事のアホウな打ち水パフォーマンスと違い、自然の本物の大規模な打ち水は、なんとも絶大な効果です。一挙に気温を5~10度も下げます。拙記事はややフライング記事でありました…。反省して自戒いたします。しかしながら、熱帯夜の最低気温としての30.9度は何ら揺るぎません。それは日最低気温が30.5度になった(更に24時までにもっと下がるかも?)のとは意味が全く異なるからです。

さらに3行追記】 日が変わる寸前になって、23時49分に30.4度を観測。これで、東京の8月11日の日最低気温は30.4度と確定しました。日本記録更新はなりませんでしたが、それでも堂々の歴代全国2位の記録です。

(註)ウルトラ熱帯夜などという用語はありません。私が勝手に言っているだけです。熱帯夜とは、夜間の最低気温が25.0度以上を言う(気象庁の説明)のであります。有名気象予報士の森田正光氏が、夜間の気温が27度以上をスーパー熱帯夜などと提唱していますが、気象庁が用語として採用しているわけでなく、スーパー熱帯夜も私的表現と言えましょう。

↓の表は、最低気温の高い方から歴代全国ランキング 出典は 気象庁ホームページ 歴代全国ランキング です。もし東京の日最低気温30.9度が確定したならば、その可能性は極めて高いと思いますが、現在14位に甘んじて、田舎町の後塵を拝している東京が第1位に踊り出ます。全国の頂点に君臨です。まさに、帝都、大東京の面目躍如といえましょう。政治・経済・文化のあらゆる面で日本一の東京は、寝苦しい熱帯夜でも日本一でありますね。町興しになるかも?? 天下の大東京がいまさら町興しというのは変ですが、色々な気象要素で日本一になったら町興しの材料にしています。

たとえば、北海道の十勝支庁(十勝振興局)の 陸別町 「日本一寒く、日本一熱いしばれフェスティバル」 は、1月の月最低気温の平年値が-20.2度で、日本一の寒さです。埼玉県の熊谷市と並んで、歴代日本最高の40.9度を観測した岐阜県の 日本一 あついまち 多治見市 はホームページの表紙に日本一の暑さを銘打っています。日本一の暑さそのものを金儲けの商売に利用していないようですけれども、ありとあらゆる文書に “日本一あついまち” と枕詞を冠して宣伝に余念がありません。実際、全く無名の田舎町にすぎなかったのに、アメダス多治見が40.9度を観測してから、多治見市の知名度は全国区です。 このように、ただの気象観測データであっても、それが日本一の記録ならば大きな経済的価値を持ちます…。

さしずめ、東京では寝苦しい夜を耐え忍ぶ我慢大会がいいのではないか? 転んでもタダでは起きない、災い転じて福となす精神であります。クーラー、扇風機はもちろん御法度。うちわ・扇子ならば許可です。うちわの購入を参加費としてもいいです。日中に太陽で蓄熱して特別に暑いコンクリートの屋上に、テントを張って寝苦しい夜を耐え忍ぶ…。耐え忍んだ猛者には都知事の名前で立派な認定書を交付します。なあに認定書など1枚の紙切れです。大してコストはかかりませんよ。参加者を全国から募って盛大にやれば、地方から参加した人はついでに東京見物。しっかりとカネを落とします。参加費は低廉にして、他でカネを使わせる知恵を巡らしましょう。経済効果は必ずあるハズです…。

日最低気温の高い方からのランキング

上掲の表で、日最低気温が30度超の観測地点が5か所あります。その5か所はすべて北陸地方(福井県・石川県・富山県・新潟県の4県)にあります。この地方は フェーン現象 の常襲地帯です。リンクの説明は松江地方気象台のものですが、山陰地方もフェーン現象によく襲われます。で、30度超の高い最低気温はフェーン現象が深く関係しております。そうしたことを考慮したならば、東京で30.9度というのは、フェーン現象が絡まない記録としては注目です。都市が巨大化することによる昇温化がいかにすさまじいか示唆しているのでしょう…。

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