雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
淡路島のホンシャクナゲの写真ギャラリー
淡路島のホンシャクナゲの写真ギャラリー4枚を掲上します。ロクな写真がないので、4枚しかございません。(1枚追加した)

●長(た)けたイタドリです。淡路島では誰もイタドリを採らないので、路傍の雑草であります。高知県の人が見たら 「勿体ない」 と言うにちがいありません。淡路島は歴史的には徳島藩(阿波藩)の統治下にあったから、徳島県とは繋がりが深いのは当然でありますが、高知県とも人的交流がけっこうあります。私の実の兄弟は高知県の学校を卒業していますし、私の家の前で商売をしている人は高知県から南あわじ市に移住してきました。高知県から淡路に嫁に来たという人も結構おります。このように南あわじ市は高知県との繋がりが深いのです。それで、高知県の食文化がじわじわと伝播浸透してきて、やがてイタドリが兵庫県レッドデータブックでCランクの貴重植物になるかも? その選定理由は “観賞用採取” ではなく “食用採取” なのか? こりゃあ、選定理由を新設する必要がありそうですね…。
長(た)けたイタドリ

● ↓の写真は、別に珍しい物ではありませんが、ヒトツバです。なぜ写真を撮ったかと申すと、胞子葉の茶色い様子がシャクナゲの葉の裏側に似ているからです。淡路島にあるホンシャクナゲは葉の裏の毛が少ないのですが、九州地方と、四国西部、四国東部でも海抜の高いところ、紀伊半島の大峰山系の高所に分布するツクシシャクナゲは、葉の裏に赤褐色の毛が密生します。その色はこのヒトツバの胞子葉の茶色い色に似ております。シャクナゲ気違い病膏肓(やまいこうこう)に入ると、何を見てもシャクナゲに見えてくるのは不思議です。熱心な信者が壁のシミを見ても、神仏の降臨に見えてくるのと同じようなものでしょうか? 「ヒトツバ」 はWikipediaを参照のこと
ヒトツバ

●こちらは普通の桃色のホンシャクナゲの花であります。シャクナゲは樹林の生い茂るなかに生育する低木でありますから、日蔭あるいは半日蔭の薄暗い中にあります。写真が撮りづらいのですが、なんとか見られる1枚が撮れました。写真の個体は若干桃色が濃い目であります。個体によって花の色の濃淡はかなり幅があります。桃色花のホンシャクナゲ

●こちらは際立って白い花のホンシャクナゲです。しかし、たぶん白花品そのものではないと思います。もともと桃色が非常に薄い花の個体が、満開後の花の色の褪色によって、ほとんど白になるまで褪色したものであろうと思います。良く見ると、かすかに桃色の痕跡が見られます。けれども、白花品そのものではなくても、白花に極めて近いほど色の薄い花であることは間違いないと思います。淡路島の狭い自生地の範囲でも、良く調べれば、色々な変わり種が出てきそうな感じがしています。徹底的な自生全個体の調査が必要です…。やはりシャクナゲ気違い病膏肓でありましょう。
白花品に近いホンシャクナゲ

● ↓ご覧の通り、表年には豪華な咲きっぷりです。枝の先という先にはほとんど花がついています。しかしながら、この樹には来年はほとんど花が咲かないでしょう。それは、今年の花が終わると果実が出来ますが、果実が出来た場合には新しい枝が出てきません。もし新しい枝が花がらの横から出たとしても、養分が果実に取られますから、新しい枝の生育がよくありません。来年の花はその新しい枝の先に出来るのですが、その新しい枝が出ないか、出ても充実していないので、来年の花はダメということになるのです。すなわち、シャクナゲは自然放任しておくと隔年開花の傾向が非常に強い花木なのであります…。
表年のシャクナゲ


スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.