雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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今年は、シャクナゲ満開日 (見頃) がいつか予想がつかない…。
5月5日に 5月12日に変更 淡路島の自生のホンシャクナゲの観察会を致します。観察会などと言うと、なにか高尚な、学術的な調査でもするのか? と思われそうでありますが、ただの “お花見” であります。ここ20年ほど毎年シャクナゲを見に行っておりますが、今年ほど見透せない年は初めてです。今春が暖かいのか寒いのかよく分からないです。寒暖の振幅が非常に大きくなっています。日較差が例年以上に大きくなっています。こんな年は初めてです。

下図は気象庁の観測データを勝手にグラフ化してみたのですが、毎日の最高気温と最低気温の推移です。日々の気温は物凄く激しく乱高下しています。なめらかな線は平年値の推移です。1981年~2010年の30年間の平均です。毎日の気温変化はその平年線から上に、下にと、大きく振れています。


淡路島の気温変化

●まるで地震動の波形グラフみたいな上の図をいくら見ていても、今年の春が暖かいのか寒いのか分かりづらいです。それで、旬(10日)ごとの平均気温の変化を見てみます。日々の日最高気温あるいは日最低気温の10日間の平均です。30年平均からの乖離を調べて、平年値よりも高ければ赤字で、平年値よりも低ければ青字で示しました。

旬毎の気温変化

●このようにして見るとハッキリと波動みたいなものが浮かび上がります。平年値よりも高くなったり、低くなったりを繰り返しているみたいです。赤赤赤青青青赤赤赤青青青と言うふうな変化ですが、おそらく、北半球上空の偏西風の大蛇行が関係しているのだろうと思います。その偏西風の大蛇行はちょうど正弦波みたいな波で、その位相の変化に対応して淡路島が寒気移流場に入ったり、逆に暖気移流場に入ったりを周期的に繰り返しているのでありましょう。

●3月上旬~中旬にかけて記録的な暖かさだったので、南日本ではサクラが記録的に早く咲きました。ところが、4月になって北日本では逆にサクラの開花が平年よりも遅くなっています。北日本を中心に日本列島が寒気移流場に入っているような感じです。さて、これがシャクナゲにどう影響するのか??


3月の暖かさと、4月のやや寒さ、これらがシャクナゲの蕾の生長や開花にどう影響するのか? 過去の観察記録がないし、調べてもそういう研究の論文なども見当たりません。サクラなら世の中の関心も高く、研究テーマになるので膨大なレポートや論文があるみたいですが、シャクナゲは参考になるものが無いので開花の予想がつきません。しかも、シャクナゲ自生地はチョイチョイと観察に行ける場所ではありません。5月5日 5月12日に変更 と決めましたが、満開(見頃)かどうかは全く分かりません…。ま、過去20年間では暖冬・暖春の年は5月5日では散っていましたし、春が寒い年は5月5日では蕾ばかりでした。ゆうに2週間ぐらいの早晩があります。

ま、もし、まだ早かったならば、仕切り直してもう一度見に行きます

5月12日の一発勝負で、満開を狙います。そう簡単に何回も行けるところではありません。

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