雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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爆弾低気圧の陰に、強烈な寒気あり。
●気象庁から出ている最新の季節予報によると、特に、関東地方以西では、この冬は厳冬予測であります。政府の御用官庁となって地球温暖化を印象付けたい気象庁も、暖冬予測を出せないわけです…。シベリア上空の気温はグングンと下がっています。先月から、まだ初冬だというのに厳寒期なみの寒気が涵養されています。11月26日から国連気候変動枠組み条約第18回締約国会議(COP18)が開催されて、2週目に入っております。が、各国の利害対立は激しく、エゴとエゴとのぶつかり合いで溝を埋めようがありません。やはりもめています。合意などつきません。ユーラシア大陸の高緯度の上空では、地球温暖化対策会議の茶番劇などあざ笑うかの如く寒気が醸成されているのです。今、北極圏は一日中夜です。冬至には北緯66度以北は一日中夜、北緯50度、60度でも太陽が射すのはちょっとの間、しかも太陽高度は低く、温まりません。放射冷却でどんどんと冷えてまいります。

特に、一旦、気温が氷点下何十度とかなると、空気中に含まれる水蒸気がほとんどありません。気温が高ければ二酸化炭素の数十倍から数百倍ものオーダーで存在する水蒸気という圧倒的な温室効果ガスも、気温が極端に低くなるとほとんどないのですから、暖かい布団をはぎ取ったも同然です。放射冷却で冷えるしかありません。圧倒的な水蒸気の掛け布団の前には、わずか400PPM弱しかない二酸化炭素など薄い透けた布程度でしかありません。どんどん冷えるしかありません。地球温暖化総本山のIPCCも、もちろん、そんなことは百も承知なのですけれども、水蒸気はその大気中に存在する濃度がころころ変わるために、考慮する必要がないとか…。ころころ変わるものは無視していいのだそうです。(じゃあ、橋下徹氏の言うことも無視してもよい)

まだ初冬なのに厳冬期並みの第一級の寒気が続々と… 2012年12月05日09時の高層天気図です。500hPa高度・気温解析図の一部を抜粋引用。
2012年12月05日高層天気図
↑ 気象庁HP 船舶向け天気図提供ページ の 500hPa高度、気温解析(アジア) の図から日本付近を抜粋して借用しました。まだ、初冬なのに、北緯50度東経120度に位置する上空の低気圧(寒冷渦)の後面には-46.1度などという観測データがプロットされています。凄いですねえ。厳寒期の数字じゃありませんか。地球温暖化のタワゴトなど枯れ葉のごとく吹き飛びそうな数字です。ひと雨ごとに地上の気温も上空の気温も、井戸のつるべが落ちていくみたいです。毎日2回気象庁が発表するアジア高層天気図を見るのが楽しみであります。

●この高層天気図の時刻と同じ地上天気図を見ると、東シナ海北部の山東半島の沖付近に地上低気圧がありますが、それが強烈に発達して爆弾低気圧になる予測を気象庁が出しています。で、警戒を呼び掛けています。

気象庁サイトより引用
暴風と高波及び雷に関する全般気象情報第2号  平成24年12月5日16時46分 気象庁予報部発表

(見出し)日本海で急速に発達する低気圧の影響で、5日夜から7日にかけて、西日本から北日本では非常に強い風が吹き、北日本では猛烈な風が吹く見込みです。暴風や暴風雪、高波に警戒してください。また、大気の状態も非常に不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。

(本文)[気圧配置など]
 朝鮮半島付近には発達中の低気圧があって東に進んでいます。この低気圧は、6日にかけて急速に発達しながら日本海を北東に進み、7日にはオホーツク海に達するでしょう。また、この低気圧からのびる寒冷前線の通過に伴
い、西日本から北日本にかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込みです。
 
[防災事項]
<暴風・高波>
 西日本では5日夜のはじめ頃から6日昼過ぎにかけて、北陸地方では6日未明から夕方にかけて、北日本では6日明け方から7日にかけて、海上や海岸を中心に非常に強い風が吹き、北日本では猛烈な風が吹く見込みです。

 6日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は、
  北海道地方、東北地方       30メートル(45メートル)
  北陸地方               28メートル(40メートル)
  中国地方、四国地方、近畿地方  25メートル(35メートル) 
  九州北部地方            23メートル(35メートル)  の見込みです。
引用終了

温暖化ではなく、寒冷化で、温帯低気圧はより発達するのではないのか?
●温帯低気圧が発達する条件はいくつかありましょうが、500hPa高層天気図で、この低気圧の後面で-45度の強烈な寒気移流が大きな立役者になっていることは容易に想像できるところです。温暖化の恐怖を煽りまくる温暖化脅威論と実際の現象やデータとが異なるのがこれです。寒気が強ければ強いほど、換言すれば温暖化ではなく寒冷化のほうが、温帯低気圧はより強力に発達するようであります。今年の4月初めに、日本海で964hPaという記録的な爆弾低気圧が出現して、北日本で最大風速40メートル超の暴風が吹いて大きな被害がでました。その時も500hPa高度の気温が-30℃以下で季節外れの寒気が立役者になっていました。

米国のハリケーンの観測統計を見ても、ハッキリと、地球温暖化でハリケーンが巨大化もしていないし、メジャー・ハリケーンが増えてもいません。

台風だって、温暖化脅威論が主張するのとは裏腹で、温暖化で巨大化したなどとは全くいえない観測統計です。

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