雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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日本は、歴史的な、重大な岐路にさしかかっている
まさに、天下分け目の戦いの火ぶたが切られました。明確に、既得権益勢力と、国民大衆との対立構図です。アンシャン・レジームを打ち破ることが出来るのかどうか? この国は、いま、重大な分岐点に立っております。

●情報が氾濫しています。さまざまな主張や憶測や願望?が飛び交い、何がどうなっているのか? 誰が何をいっているのか? 分かりにくくなっています。昔から敵を騙すのは味方からというのが常套戦法でありますが、それを地でいくような撹乱情報が飛び交い、何が建前なのか? 何が本音なのか? それすらも見定めるのが難しくなっています。で、余計なものを出来るだけ捨象していって、骨組みに残る最重要争点についての各政党の姿勢を簡便な政策分布図にしてみました。

●浮かび上がるのは、マスゴミどものいう第1極、第2極、第3極などというアホウな分類がいかにウソっぱちであるかが分かります。そこにあるものは、原発ムラに代表される「既得権益擁護勢力」と「主権者国民勢力」との二項対立であります。「既得権益勢力」の持つ権力を引きはがしてやろうとする国民側の挑戦であります。また、既得権益や既成秩序を死守しようとする「既得権益勢力」側の必死の抵抗であります。

その前提においては、マスゴミどものいう第3極などという表現は、ただの、見え透いた、程度の低いかく乱作戦でしかありません。「既得権益擁護勢力」それ自体を1極・2極・3極などと分けて、対立しているかのごとく誤魔化しているだけで、政策を見ればみな同質であり同主張であります。悪徳自公民連合は同じ穴のムジナであることはもちろん、みんなの党も橋下氏も石原氏も、その主張は基本的には同質であります。たいして違いはありません。消費税を上げ、原発を推進し、TPP参加で日本を米国の植民地にしようとしています。穴の入口で番犬をしているムジナであります。

政界政策分布図 (2012年11月16日衆議院解散時点での)
                                                      (山のキノコ作成)

消費税増税にたいする各政党の姿勢についての色分けは、消費税増税法案の採決での行為そのもので色分けしました。2012年6月26日 衆議院本会議で、消費税増税法案の賛否の内訳 は次の通りです。
【賛成】民主216 国民3 自民119 公明21 無所属2 計363
【反対】民主57 きづな9 みんな5 共産9 社民6 大地3 無所属7 計96
【棄権】民主13 計13
【欠席】民主3 自民1 無所属2 計6
【議長】1【欠員】1

●非常に分かりにくいのが、みんなの党 であります。その政策や公約を読めば、「増税の前にやるべきことがある」と言っていますし、消費税増税法案にも反対票をいれています。しかしながら消費税増税反対を明確に打ち出しているわけでは決してありません。もともと、みんなの党というのは、3年半まえの衆議院選挙で民主党に入る票を奪う役目を負った “自民党の別働隊” であるのは明らかです。みんなの党の政策は、市場原理主義・新自由主義的な色彩が色濃く、実際、公約でも「郵政民営化」を進めて国民の貴重な貯金を「アメリカのハゲタカファンド」の前に差し出すことを狙っています。政策や公約ではTPPに全く言及していませんが、まちがいなくTPP参加推進でありましょう…。

●要するに、「みんなの党」も「日本維新の会」も石原慎太郎氏も、あくまでも “政官業既得権益温存擁護の政党” なのです。悪徳自公民連合とは一線を画するようなフリを演出していますが、真の国民のための政党の存在を隠すための “煙幕” であろうかと思います。国民はこの “エゼ煙幕政党” の正体を見抜いて、自分にとってはどの政党が自分に味方なのか、自分の立場を有利に考えてくれているのはどの政党か、その判断を誤らないことです。

●なお、「国民」などと十把ひとからげに言っても、個々の人は千差万別であり、各自拠って立つ立場はいろいろです。「国民」の中にも、原発でメシを喰った電力会社の社員など原発ムラの住民がいます。国民の中にも財務省の職員もいるでしょうし、既得権益の宣伝係のマスゴミの社員もいます。おおむね、国民の中に、既得権益側の関係者は2割あり、その他は8割かなと、私は見ています。

数から申せば、非既得権益側が圧倒的に多いのですが、いつもやられる側です。なぜなんでしょうかねえ? いかに数が多くても束ねて組織化する強力なリーダーがいないためなのか? マスゴミが向こう側のためなのか? 軍事政権が最初に押さえるのが放送局であるのを考えても分かるとおり、マスゴミを支配下に制した側が勝つのが通例であります。しかし、新聞発行部数の下降トレンドを見ても分かる通り、マスゴミの衰退も鮮明になりつつあります。しかしインターネット言論も十分に力をつけたとも言えない状況です。

さて、選挙での、無血の日本版ジャスミン革命は起こるのでしょうかねえ?

結局、選挙というものの本質は、国民同士の相克であると要約できましょう。小泉 ー 竹中ラインによる日本の構造改悪により、国民の二層乖離が顕著になっておりますが、来る衆議院選挙はさながら階級闘争の様相を帯びてきました。

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