雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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大雨でゴミを流す不心得者
●昨日10月17日の午後の雨はかなり激しいものでありました。淡路島では夕方15時から18時ぐらいが土砂降りで、わたくしは南あわじ市北阿万のスーパーに、桃の缶詰めを買いにいっておりました。行く道中、土砂降りのために田畑の用水路から水があふれ、また道路の側溝だけではあふれかえる水を排水することができず、20㎝か30㎝か測ったわけでないので不明ですが、道路が冠水しました。で、道路と側溝との区別がつかず車で走行するには危険な状況でありました。
特に激しい降り方は2時間ぐらいでしたので、家屋の浸水などの大きな被害は出ていないとおもいますが、田畑のレタスやタマネギの幼苗はやられたのではないかと危惧されます。被害が広がらないことをお祈りいたします。

気象庁サイトより
↑気象庁サイトから。アメダス降雨分布。17時までの1時間に降った雨量の分布を見ると、この時間には近畿地方で淡路島が一番はげしく雨が降っていたことが分かります。

●淡路島の各観測所で、総降雨量が100ミリ超のところは5か所あり、最大値は126ミリでありました。それほど大きな数字ではないけれども、1時間あたりの降水量で示される降雨強度はかなり強烈で、降雨強度50ミリ超/時のところが3か所ありました。

2012年10月17日淡路島各地の降水量
↑気象庁観測データおよび国土交通省観測データを元に作表。情報元は下記サイト。
国土交通省リアルタイム川の防災情報
ホーム > 防災気象情報 > アメダス

●ところで、用水路があふれかえるほどの大雨が降ったときには、これ幸い、チャンスだとばかりに、ゴミを川や用水路に流す不心得の者が多すぎます。こまったものです。マナーが悪すぎ。日本は雨量が多く、川の勾配が大きくて急流です。で、水に流そうという文化が成立しました。ケンカをしたり対立しても、和解し仲直りをしたならば “まあ、いろいろあったけど、水に流そう” と表現し、汚い物も水に流して禊(みそぎ)をするのです。名付けて日本は水に流す文化

“水に流そう” という意味に相当する英語での表現としては、Let bygones be bygones(過去のことは過去のことにしとけ)とか、bury the hatchet(まさかりは土に埋めとけ)などがあると大昔に習いましたが、雨が少ない乾燥地帯では水に流そうにも、その水が少ないから、土に埋めて隠してしまうのでありましょう。 これは名付けて土に埋める文化といえましょう。

●それにしても、高レベル放射性廃棄物の問題は解決方法が全く確立されていないのですけれども、解決方法が無いのに原発を続けようとたくらむ原子力ムラの連中は利権に目がくらんでいて、正気の沙汰ではありません。で、とりあえず、地下水の汚染などには目をつむって300メートルの穴を掘って埋めてしまえ、と 原子力発電環境整備機構(NUMO・ニューモ) は暴挙を進めていますが、地層処分すなわち土に埋めてしまえというのは、そもそも我が日本人の発想ではないわな。売国奴の発想であり、日本を間接支配するジャパン・ハンドラーズたちの発想なのです。そもそも、我々の日本文化では水に流そうと考えても、土に埋めようなどとは考えないのです。

お前ウソ言うな、土葬という土に埋める習俗があったではないかと反論がきそうです。しかし“荼毘に付す” という言葉があるように、仏教が日本に伝来して火葬を普及させました。為政者たちが仏教を手厚く奨励し、敬虔な仏教徒となった日本人は荼毘に付して火葬にしたいのでありますが、しかしながら、火葬には大量の薪が必要で費用のかかる葬送法なのです。で、お金がかかるから、しかたがなく土葬が根強く残ったのです。穴を掘って埋めるだけの土葬は金銭的に安上がりなのです。なお、縄文時代にまでさかのぼれば土葬でありますが、それは水に流して水葬にしたならば衛生上問題があり、狩猟や漁労で生計を立てていた縄文人にとって、生産の場の川や海を不衛生にするわけにはいかないから、しかたなく土葬にしたのではないのか? あるいは死者の霊魂の災いを封じ込めるために土に埋めた、つまり土層を遮蔽物として利用しただけであって、廃棄物とか好ましくないものを土に埋めて目の前から隠してしまうのとは意味合いが異なるのではないか?

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