雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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諭鶴羽山登山と、秋の野生果実観察会を行います。
10月14日(日曜日)10時から、諭鶴羽山登山と秋の野生果実観察会をいたします。どなたでも、参加できます。標高差400メートルを2時間かけて、ゆっくりと、自然観察しながら登ります。お気軽に、ふるってご参加ください。チラシを作ったので掲げます。参加ご希望の方は、メールフォームにてご連絡くださいませ。掲示したチラシは小さくて分かりにくいので、チラシの原版をお送りいたします。

●危険の少ない整備された登山道(環境省の近畿自然歩道)を行きます。が、自己責任にてのご参加を願いします。70代の方までは健康であれば大丈夫だと思いますが、80歳超の方はご遠慮ください。(家族同伴ならば可)
●淡路島島内在住者はもちろん、島外の方のご参加も大歓迎です。全国どなたでも参加できます。遠方からのご参加の方には、島内には多数の民宿やリゾートホテルがあります。淡路島観光と兼ねてどうぞ。
●諭鶴羽山は607.9メートルと標高は低いのですが、瀬戸内海上に突き出た山という感じで、四囲広闊・眺望絶佳、遠方からでも登りに来る価値は十分にあります。
●植物分類学等の専門家の同行はないので、参加者各自の自力での観察となります。また、野生果実の結果状態や登熟・赤熟状態はその年の気象に依存しています。万一、野生果実が見られなくても苦情は受け付けません。
●万一、雨天になりそうな場合はどうするか、中止か1週間後に延期か、その時点で検討いたします。

牛内ダムから諭鶴羽山北斜面を眺める
↑「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しと為す」と平安時代の教訓書 実語教 にあるように、山は高いばかりが能ではありません。多種多様な植物が生い茂り、有用な木材資源や、豊富な山菜があってこそ良い山であるというのです。
この写真は牛内ダムから諭鶴羽山の北斜面を眺めたものですが、山頂は見えていません。写真で一番奥の山のさらに奥が山頂です。諭鶴羽山は高い山ではないにしても、多様な植物が生い茂り、山菜や野生果実やキノコも多く、元々は弘法大師の原作か?とも言われている『実語教』の良い山の基準に合っています。

近畿自然歩道の案内看板
↑牛内ダム一周道路の一番奥のところが近畿自然歩道の入り口です。そこには立派な案内看板が建てられています。

【余談】
『実語教』の冒頭の「山高きが故に貴からず、樹有るを以て貴しとす」という有名な格言は、高邁な教訓を言っているのでは全くありません。多くの解説が、解釈を誤っています。歴史上、我が国の森林は早い時代から破壊されてきました。禿げ山だらけというのは江戸時代だけではありません。人口稠密な畿内では平安時代どころか奈良時代から森林破壊が進んでいましたが、それは寺社建築に大量の用材が伐採されたことと、当時は燃料は新炭しかなかったためです。で、「とにかく山は樹があるのが値打ちなんだよ」と言っているだけです。裏読みすれば、こんな格言が出てくるということ自体が、奈良・平安時代から森林破壊が進んでいたことを裏付ける傍証なのです…。
「魚つき林」について考える(その2)――昔の森林破壊をどうやって調べるのか?――拙稿参照。

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【観察会のチラシ】
秋の観察会チラシ 1ページ目

秋の観察会チラシ 2ページ目

秋の観察会チラシ 3ページ目
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