雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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今回は15hPaの誤差だ! やはりドボラック法推定値は、推定でしかない。
●台風の中心気圧というのは、かつてはグアム島に駐留するアメリカ軍に所属する観測機が、荒れ狂う暴風のなかを命がけで台風の目の中に飛んで行き、観測機器を投下して実測した時代があります。しかしこの実測データと気象衛星による画像データが集積したら、命がけの実測をやめてしまいました。
近年では台風の中心気圧が○○hPaというのは、実測値ではなく、“ドボラック法” による推定値でしかありません。実測値と推定値とでは、全くかけ離れた数値が出ることはないにしても、ある程度の推定誤差が生じるのは止むをえません。気象庁も、台風情報を報道するマスゴミどもの、そこのところをきちんと説明しません。

●8月下旬に沖縄県を襲って東シナ海を北上した台風15号(T1215)では20hPa以上の誤差が出ていたと思われます。
ドボラック法による推定値が当たるか? 外れるか? 20hPa以上の誤差が出たので大ハズレ!
ドボラック法による推定値が当たるか? 外れるか? 20hPa以上の誤差が出たので大ハズレ!(続き)
昨日、沖縄本島を襲撃し、本日2012年9月30日15時に和歌山県潮岬測候所付近を通過した台風17号(T1217)も、中心気圧推定誤差が15hPaであったことがハッキリしました

●15時ちょうどに、台風の中心が潮岬測候所の真上にドンピシャリときました。ドボラック法による推定値が実測値とどのくらい誤差があるのか? 検証できる絶好の機会であります。
2012年9月30日15時の台風(T1217)中心位置

●台風17号(T1217)の潮岬通過前後で、台風の中心気圧推定値をどのように修正したのかについて、気象庁のホームぺージの 台風に関する気象情報(全般台風情報) から見てみます。ブルーで着色している文言は、その頁からの引用であります。

台風第17号に関する情報 第75号 14時45分 気象庁予報部発表
推定値は950hPa

台風第17号に関する情報 第76号 15時40分 気象庁予報部発表
15時に台風の中心が潮岬付近を通過

台風第17号に関する情報 第77号 15時45分 気象庁予報部発表
潮岬測候所の実測値に基づき、965hPaと修正した!

潮岬測候所で、台風の中心付近に入った15時に、967.4hPaを観測
15時に、967.4hPaを記録している

●つまり、こういうことです。
台風が潮岬通過直前に、ドボラック法での中心気圧は950hPaと推定していました。そして、15時ちょうどに台風の中心が潮岬付近を通過しました。また、その時に潮岬測候所では967.4hPaが観測されました。で、台風の真の中心気圧が分かったのですが、それは950hPaというドボラック法推定値よりも15hPa以上も乖離していることが判明。これは隠しようがありません。(こういうことは気象ファンはしっかりと見ている)しかたがないから、気象庁は15時の台風中心気圧を実測値に基づき965hPaと修正した。

台風17号が沖縄本島を通過したときも、推定値と那覇と名護での実測値を比べると15~20hPaぐらい乖離している(推定値を低めにする)印象がしていました。ここ数年の、実測値を以って推定値の検証ができたケースをみていると、台風の中心気圧を低めに推定しているのではないか?? という疑惑のようなものを感じます。それは地球温暖化の影響で台風が巨大化するとプロパガンダしていたから、そういう政治的な力学が働いているのでは?? という気が少ししています…。
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