雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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反原発のスゴイ本が、過激に出版! マッド・アマノ著 『原発のカラクリ』
●それにしても、何ともはや凄い本が出たものであります。凝縮して簡潔なる文章、意表を突く風刺画…、読んでなるほどと瞠目させられ、絵をみて楽しめる…、まことに素晴らしい本であります。難解な本ではないから、中学生からお年寄りまで読めます。1家に1冊、原発のまやかしを知るために、国民1人残らず必読の本だとわたくし山のキノコは思います。少し論評をして、強く推奨をしてみたいと存じます。

『原発のカラクリ ――原子力で儲けるウラン・マフィアの正体――』マッド・アマノ著
  鹿砦社発行 2012.6.20刊 定価1600円+税

マッド・アマノ著『原発のカラクリ』

●わたくしは、アマゾンに6月25日に注文したのですけれども、7月2日になって、アマゾンから次のメールが来ました。

「誠に申し訳ありませんが、以下の注文商品の入荷に時間がかかっており、お届け予定日がまだ確定しておりません。(注文日:2012-06-25 )(注文番号:250-3467274-8740651) マッドアマノ "原発のカラクリ?原子力で儲けるウラン・マフィアの正体" ご注文商品のお届け予定日が現時点で確定していないことをお詫びいたします。現在、お客様に商品のお届け予定日をお知らせできるよう、調整を続けております。誠に申し訳ありませんが、調整のうえ、仕入先から入荷の見込みがないことが判明した場合、またはご注文数が入荷数を上回った場合、やむを得ずご注文をキャンセルさせていただくこともありますので、ご了承ください。商品のお届け予定日が確定しだい、Eメールでお知らせいたします」 (下線はわたくしが引いた)

●ふむふむ、過激に原発批判のマッド・アマノ氏の著書は、前著では、新聞社が広告掲載拒否をしたり、東販や日販など取次会社が配本拒否をするなど、原子力村の露骨な圧力が掛けられたそうであります。それで、また原子力村の利権者どもが反原発本が出回らないように阿漕な圧力をかけているのか? と心配したのですが、昨日6日夜8時に本が届きました。ネット書店で11日もかかるのでは、ネット販売の値打ちはありません。原発村の圧力が原因で商品が調達しにくいのか? あるいは、お客さんの注文殺到で応じきれないのか? 真相を知りたいところです。もし後者の理由であるならば、まことに喜ばしい限りであります。もし前者の理由であったとしても、それはそれで、この本に真実が散りばめられている証明であることを意味しますから、喜ばしいです。どっちであっても喜ばしいというのは、名著・名作の必要条件を満たしているわけです…。

●届いた『原発のからくり』は期待した通りの、否、期待を遥かに超える素晴らしい書物で、一気呵成に徹夜で読んだのでありますが、重ねて、強く推奨したいと思います。転ばぬ先の杖、原発村の悪党どもにもう騙されないための、また誤魔化しと隠蔽で高い電気代をかすめ盗られないための、一家に1冊常備して、国民一人残らず読むべき本です。1頁づつ独立した項目で順を追って通読してもよし、パラパラと興味のあるところを拾い読みしてもよし、簡潔な文章で原発のまやかし、原発の真っ黒な暗部を知ることができます…。

『原発のカラクリ』のすごいのは、もちろん文章もそうですけれども、そのイラストであります。当代随一の反骨パロディ・イラストレーターの天野氏の面目躍如たる凄い風刺画・風刺モンタージュ写真が、1ページに1点づつ掲載されています。風刺画というのはその作品を作る動機に、権力への反逆、既成価値への疑問、旺盛な批判精神がなければ、どんなに上手く描いても意味がありません。その点、マッド・アマノ氏は誰よりも過激に権力に楯つく批判精神にあふれ、原発村糾弾の風刺画が各ページにズラリと並ぶのは壮観であります。それぞれの風刺画に籠められた深い意味に、思わずうなづいたり考えさせられてしまいます。含蓄のある風刺イラストが98枚も勢ぞろい、一見すると絵本かムック誌のようですけれども、文章から立ち上る熱い怒り、火山の噴火のような義憤には全く共鳴するところがほとんどで、第一級の原発批判の書であると言えましょう。

【1点だけ風刺イラストを引用転載させていただきます】
マッド・アマノ作「原発バブルの塔」
↑40ページから、PARODY No.33、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」に踊らされて 「原発バブルの塔」です。

★すごい合成写真・風刺イラストでありますね。バベルの塔の頂上に君臨するのは、崩れかかった福島第一原発であります。このモンタージュの原作は、16世紀のベルギーの画家 ピーテル・ブリューゲル の有名な代表作 『バベルの塔』 であろうかと思われます。

★神々が住む天上界にいたる塔を建設しようとした人間たちの、不遜な挑戦は神々の逆鱗に触れました。そこで、神々は人間どもの話す言語を異なるものとしました。人間どもは言葉が通じず混乱し塔の完成は達成されませんでした。やがて塔は崩れてしまいましたが、そのバベルの塔というのは、また、資本主義経済の黒いあだ花 “バブル” と同等でもあります。膨らみが臨界点に達したらパチンとはじけ、崩壊してゆきます。原発もしかり、それは誤魔化しと隠蔽とで不正義に税金や電気代を略奪する黒いバブルそのものであります。4つのプレートがひしめきあい、列島の近くに 三重点 が2か所もある世界でもっとも地殻変動の活発で危険な日本列島に、54基もの原発をつくったのは、バブル以外のなにものでもありません。科学技術を過信し傲慢になった人類は、原子核反応という “天上の御神火” に手を染めてしまいましたが、神の領域に挑戦して悪童の火遊びに興じてみたけれども、結局それは人類の手に負えませんでした。メルトダウンを防げなかったし、高レベル放射性廃棄物の問題など解決の方法が全くありません。言い古された言葉ですが、トイレなきマンションです。万物の存在の根源を司どる神の逆鱗にふれて、“原発バブルの塔” が崩れ去るのはそう遠くはないでしょう…。

原発バブルの塔の黒い利権構造をあばき立てる『原発のカラクリ』が、原発反対のバイブルとして広く読まれ、100万部のベストセラーになることを念願したいと思います。
マッド・アマノ氏のサイト「権力に楯突くパロディー新聞 THE PARODY TIMES」
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コメント
コメント
コメントありがとうございます。
マッド・アマノ様

拙過疎ブログに、わざわざコメント誠にありがとうございます。拙ブログでは広告効果はあまりないので恐縮でございます。ご著書をいま親に読めと渡しています。全くの微力ではありますがご著書の拡散・普及に努めたいと存じます。

おっしゃるとおり、野田総理は財務省の走狗・操り人形ですね。それに日本は完全にアメリカの植民地です。65年経っても、いまだに連合国軍(アメリカ軍)が駐留していますし、思いやり予算という “みかじめ料” を上納させられています。アメリカの国債を官民あげて買わさせられていますし…。一体いつになたらこの国は真の独立が果たせるのでしょうかねえ?

たしかに、潮の流れは変わりつつあるようです。首相官邸を取り巻く原発再稼働反対のデモは、週ごとに大きく膨らんでいます。先日のデモは10万人とも20万人とも情報が錯綜しているので、正確にはわかりませんが、首相官邸や国会や東京電力本社・関西電力本社を100万人の抗議のデモで包囲すれば、きっと流れが変えられると思います。近々、わたくしも枯れ木の賑わいにデモに参加しようと思っています…。
2012/07/09(月) 23:01:55 | URL | 山のキノコ #js83eNAU [ 編集 ]
お礼
拙著をご紹介いただき、ありがとうございます。版元より「重版かけます!」という連絡が入りました。是非、多くの方々に見て読んでいただければと思います。

昨年ゴールデン・ウイークに銀座で「原発批判パロディー」の個展を開催して以来、やく1年間に渡って制作して来た作品の集大成を本にまとめたものですが、ページの関係から収録出来なかったものが約30点あります。今でも創り続けています。

野田首相は明らかに財務省の走狗です。財務省は米国政府の走狗です。米国政府は国際ユダヤ金融資本(巨大財閥)の走狗です。この関係性を知る事から戦いは始まります。まさに“汝の敵を知れ”なのです。

しかし、敵はでかすぎます。風車にヤリ一本で立ち向かうドンキ・ホーテ、それが私たち市民なのです。

でも、諦めてはいけません。百人が1000人、さらに20万人のドンキ・ホーテが増えれば権力はたじろぐに違いありません。原発反対のデモはすでにその数に達しています。

2012/07/09(月) 15:15:03 | URL | マッド・アマノ #yS2cUgzQ [ 編集 ]
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