雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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【お知らせ】 諭鶴羽山系に自生する「ホンシャクナゲ」の観察会をします。お気軽に、ふるってご参加ください。
―――深山の麗花―――
淡路島のホンシャクナゲ
観察会 および 写真撮影会について

●日  時  平成24年5月13日 午前10時に集合。
      集合場所は、下記に地図を提示しています。
      (雨天が予想される場合は、前日の12日に前倒し)

●観察場所  諭鶴羽 ~ 柏原山系の最奥部の尾根筋
       猪鼻川源頭部の尾根。詳細は盗掘防止の為非公開です。

●行  程  10時00分   集合場所に集合。ただちに登山開始。
       11時00分   シャクナゲ自生地に到着する。
       13時00分まで 現地で観察と昼食(持参弁当をたべる)
       14時00分   登山口に帰還する。

●準 備 等  標高差280メートルの登山になるので、しっかりした足
      もと(登山靴・長靴等)、リュックサック、軍手、帽子、
      汗ふきタオル、水筒、弁当、非常食、カメラなど…。

      (メールフォームにて、お申込み下さったならば、当方で
      千円の弁当を用意することも出来ます)


●そ の 他  山の尾根筋を直登します。やや健脚向きの観察会です。
       自己責任にて参加お願いします。

●注 意 点  植物観察のマナーは、取ってもいいのは写真だけ。残し
      てもいいのは足跡だけ…。(足跡を残してもいいと言っ
      ても、あまり踏み荒らすのは良くない。)付近一帯は国
      有林です。植物の採取は禁止されています。ゴミは持帰
      り。それから、自然には多くの危険がひそんでいます。
      オオスズメバチ、長い虫、登山道から滑落など…。慎重
      に行動しましょう。

集合場所 赤丸で印をした地点です。
集合場所

● 上の地図を拡大したもの 猪鼻川の上流域にダム貯水池が2個あります。その2個のダムの中間に三差路になっているところがあります。そこには橋もあります。そこにご集合下さい。
集合場所拡大図


申し込み無しで、当日、集合場所にお越しくださったら参加できます。
★淡路島の自生シャクナゲをご覧になりたい方は、どなたでも参加できます。お気軽にどうぞ。
★登山ルートの最初の取りつきはかなり難所です。それを越えたら普通の低山の山登りです。
★足腰に自信のない方は、残念ながら、ご遠慮ください。
★誠に恐縮ですが、あくまでも100%自己責任にてのご参加を宜しくお願いします。
★怪我・事故・遭難等なにごとがあっても主宰者HN山のキノコは責任を負いません。
★参加費は不要です。シャクナゲ観察会参加に関しては一切の費用を徴収しません。
★ただし、弁当の申し込みがあった場合は、弁当代の1000円を徴収いたします。
★今年のシャクナゲは裏年です。たとえ花が少なくても苦情は一切受け付けません。
★山の地権者(国有林か?)の許可を取っていませんので、良識にのっとっての行動をお願いします。なお、一番問題になる可能性があることは、森林窃盗罪に抵触することです。したがいまして、樹木・枝・岩石等、森林内の産物の一切の採取はできません。
★ゴミは持ち帰りです。ゴミの投棄は許されません。

掲げた4葉の写真は、淡路島一の写真家の里口さんの作品です。これが諭鶴羽山系に自生するシャクナゲです。
ただし、紙にプリントしたものをスキャンして、さらにデータを縮小したので、原版からは遠く劣化してしまっています。原版は高い技量で撮った素晴らしい写真であります。
淡路島のホンシャクナゲ

ホンシャクナゲ

淡路島自生のホンシャクナゲ

淡路島自生のホンシャクナゲ

――淡路島のシャクナゲについて――
淡路島に自生するシャクナゲは、ホンシャクナゲという種類です。これは長野県以西の本州(中部・近畿・中国地方)と四国に分布しています。ふつうは海抜800~1500メートルぐらいの冷温帯(ブナ帯)に自生するのですが、淡路島では280~530メートルの暖温帯(低山帯)にあります。ホンシャクナゲは産地による変異が見られ、淡路島のものは葉の裏面にほとんど毛がないタイプのものです。無毛なので他地方のシャクナゲと比べると葉が薄く感じられます。『兵庫県レッド・データ・ブック2010年版』では、シャクナゲはCランクの貴重植物という評価です。

猪鼻川と鮎屋川の源流地帯の尾根筋に自生しています。私の調査では4つの尾根に自生が見られます。むかしは柏原山の山頂付近にもありましたが、洲本市の疑惑的な山頂開発のため、今は柏原山にはありません。
 
花期は、以前では、4月下旬に開花が始まり、5月の連休が終わるころに満開だったのですが、ここ数年は春先の気温が低く、シャクナゲのみならず「生物季節」全体が1週間ほど遅方にずれています。

シャクナゲの野生種は、涼しく、常に霧がかかるような空中湿度の高い環境に自生しています。そのため夏が暑く、乾燥しがちな平地の環境が大の苦手です。その栽培は非常に困難です。そのため園芸愛好家の間では、シャクナゲを何回栽培しても結局枯らしてしまうので、“しゃく”にさわって“投げ”るからシャクナゲと称すのだ、などと言う人もいます……。

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