雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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今年もシャクナゲの観察会を行います。
●庭でシャクナゲが満開です。写真のものは「太陽」という園芸品種です。「太陽」という品種は、シャクナゲの品種改良に生涯をかけた有名な育種家の故和田弘一郎氏(NHK出版『よくわかる栽培12か月 シャクナゲ』の著者)が作出した品種です。極めて強健で、耐暑性があり、強光下でもよく育つスーパーシャクナゲです。「太陽」の大きな特徴の一つに花期がきわめて早く、シャクナゲの品種群の中で最も早咲きの部類に入ります。淡路島の気候下では、暖冬の年には3月下旬に開花します。でも今年はやはり厳冬であったので開花が大幅に遅れました。
シャクナゲ園芸品種の「太陽」が満開
↑4月21日に撮影。私の庭にあるものです。これは園芸品種で自生の野生種ではありません。拙ブログでは基本的には園芸品種は取り上げませんが、たまには例外もあります。この「太陽」という品種は作出者の故和田弘一郎氏が、著書の中で、「自分が開発した品種の中で最高傑作だ」という意味のことを述べていますが、花色は濃い桃色で着花数が多く日向でも良く育つ “超優良品種” であるのは確かに間違いないです。(シャクナゲは半日陰のほうが良く、あまり日向では調子が悪い)

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【お知らせ】
今年も、シャクナゲ写真撮影および観察会を盛大に行います。 のでお知らせいたします。日時など、詳しい要領をまだ詰めていないのですが5月12日か13日あたりを考えております。柏原山(569m)~諭鶴羽山(608m)を結ぶ稜線上の海抜400m前後にホンシャクナゲの自生があります。淡路島のホンシャクナゲは標高の極めて低い所にあります。やや急峻な尾根を標高差250mほどを直登するので、健脚向きのコースですが、淡路島の自生のホンシャクナゲをご覧になりたい方はどなたでも参加できます。島内の方はもちろん島外の方も参加できます。(ただし年齢制限72歳まで)

ほかにもツツジ属の花では、枝のうえに雪が積もったように見える純白のシロバナノウンゼンツツジ(白花の雲仙躑躅)や、アワノミツバツツジ(トサノミツバツツジ)も観察できます。兵庫県レッドデータブック2010でBランクの貴重植物に評価されているオンツツジ(雄躑躅)はシャクナゲ山には残念ながらありません。モチツツジは沢山ありますが観賞価値は落ちます。捜せばヤマツツジとモチツツジの自然雑種になっているミヤコツツジが見られるかもわかりません。

ツツジ類以外の花では、枝先に綿が付いているように見えるマルバアオダモとか、登山口で黄色いフジみたいなジャケツイバラの花などが観察できます。詳しい催行要領を詰めたら、拙ブログで発表いたします。淡路島の自生の美しいシャクナゲを観察できる機会です。ふるってご参加ください。

次に掲げる2枚の写真は、昨年のシャクナゲ観察会で、写真家の里口寿信さんが撮ったものです。
淡路島自生のホンシャクナゲ

淡路島自生のホンシャクナゲ
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