雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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サクラの花も縮かむ「寒春」だ!
●今年はいつまでも寒く、やっと咲き誇ったサクラも冬空のような寒さに震えております。サクラの花が長持ちしてお花見が長期間楽しめます。昨日の4月7日には対岸の徳島県の山間部では降雪があったみたいで、ちょっと標高の高いところでは積雪もあったようです。北極圏に陣取る冬将軍の勢いは衰えず、春になっても波状的に南下してくる強い寒気の前には、かつて勢いづいていた「地球温暖化利権者ども」もなすすべもなく静かにしています。

●それにしても、つい数日前には北海道全域で、4月の「日最低気温」観測史上の記録更新の大量出現にはおどろかされましたが、本日4月8日には本州の広い範囲で記録更新です。下に引用した表は、
観測史上1位の値更新!(4月の日最低気温の低い方からの更新)の表です。 気象庁HPから。タイ記録と、観測統計年数の短いものを除外して、統計期間が30年以上あるものを数えてみても、15か所も記録更新であります。これを見ると今年の冬から春にかけては30年来の低温ということが明らかです。このたびの観測記録更新といってもアメダスばかりじゃねえのか、というツッコミも聞こえてきます。確かにその通りであります。地方気象台等の気象官署はまったく入っていません。

●気象官署では観測統計期間は100年前後あるところが多いのですが、日最低気温の観測史上の最低値は明治時代から大正時代に集中しています。そのころは気象官署も田んぼの中にあったりしたのですが、明治 → 大正 → 昭和 → 平成と時代が進むにつれて日本の人口は何倍にも膨張、大都市のみならず中都市も過密や高層建築化していきました。気象官署はその多くが県庁所在地にあるのですが、都市の膨張につれてヒートアイランド現象が進行した結果、低温が発生しにくくなっています。これが気象官署で最低気温の記録が昔に集中する最大の要因であろうと思います。

2012年4月の「日最低気温」記録更新データ
img131_convert_20120408201222[1]

★そういえば、世界を震撼させたクライメート・ゲート事件以降は、マスコミもあまり「地球温暖化」の報道(煽り)をしなくなっています。とくに今年になってからは、地球温暖化報道はほとんど見られなくなりました。温暖化ビジネスでメシを喰っている連中が、散発的に思いだしたかのように時々言っているだけです。マスコミも温暖化業者も煽りたくても煽れない状況になってきました。もう年貢の納めどころだ! いつまでもあると思うな、利権や補助金。マスコミは具合が悪くなってきたら、何もなかったかのように黙るのが彼らのやり方ですが、自らの報道を検証しないから「マスゴミ」と言われるのです。

さて、淡路島3か所の本日(4月8日)の最低気温は次の通りです。
郡家 -0.5℃(1987年-0.9℃以来の、4月としては第2位の低温)
南淡  0.9℃(統計開始が2004年と短すぎる、福良から阿万に移転)
洲本  2.7℃(残念ながら、10傑にいらず。)


アメダス南淡は2004年にアメダス福良から観測場所を移転しています。したがって観測統計データに連続性は失われました。気象庁はあまりにも軽率に観測場所の移転を頻繁にやっています。「観測」を軽視しているとしか言いようがありません。

旧洲本測候所の2.7℃は4月の最低気温ベスト10に入りませんでしたが、ベスト10には1990年代のものが2回、2000年代のものが1回入っています。洲本の観測統計は93年あります。このように旧測候所などでも、ヒートアイランドの影響の少ない観測所では、古い記録に伍して近年の記録も上位に食い込んでおります。
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