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雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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閉鎖中の剣山スーパー林道に侵入して、高城トレイルラン登山!
閉鎖中の剣山スーパー林道に進入して、高城山まで往復24キロをトレイルラン!

本日は、2018年3月25日 (日曜日) であります。

徳島県の一大イベント、とくしまマラソン2018が行われました。吉野川に沿ったコースは大賑わいですが、吾輩も那賀町木沢地区と、美馬市木屋平地区との境界にそびえる高城山 (標高1632m) へ山岳トレイルランで登ってまいりました。剣山スーパー林道が出来るまでは、高城山は地元の人でも簡単には登れなかった山です。高くて、冬には積雪で白い山というのが山名の起こりで、麓からのアプローチが非常に長くて標高差も大きく、かつては岳人の間でも登りにくい山だという認識だったようです。ところが、スーパー林道が出来てからというもの、たった標高差100mで登れるようになってしまいました。あまり簡単に登れては、「やっと登れたね!」 という感慨がありません。ということで、とくしまマラソン2018の記念すべきお目出度い日に、吾輩もトレイルランです。まだ剣山スーパー林道は閉鎖されています。かつて、冬季にスーパー林道に進入して立ち往生する車が後を絶たず、安易に救助要請される警察等がたまりかねて、12月1日~3月31日の冬季間は剣山スーパー林道は閉鎖されるようになりました。まだ閉鎖中なので高城山に登るのには往復24キロの長い距離を歩かなければ (走らなければ) なりません。平均時速6キロで、基本的には走ってまいりました。遅いペースではありますけど、長くて延々と続く上り坂です。標高差も大きく、かなり過酷なルートです。帰りは降りだといっても体の重心を下げ、足で踏ん張りながらスピードを抑えながら (でないと転んで怪我をする) 走るので必ずしも楽じゃありません。ということで、平地の走りやすいマラソンコースを走るようにはまいりません。平均時速6キロで走りゃあ上等ですわ。

なお、「歩く」 ことと 「走る」 ことはどう違うのか? 「歩く」 のは常にどちらかの片足が地面についている状態す。いっぽう、「走る」 のは片足が地面に着く、両足が地面から浮く、の繰り返しです。つまり、地球の9.8m毎秒の重力加速度に逆らって身体を宙に浮かせなければならないわけで、どんなにゆっくりであっても走ると運動強度は一挙に上がります。ヨタヨタと歩くよりも、ゆっくりであっても走るほうがシッカリとした運動になるわけであります。



本日は、とくしまマラソン2018 が行われた目出度い日であります。吉野川を横断して石井町に入ろうとして 六条大橋 まできました。ここに第三関門が設置されています。橋の上流側には第四給水所が設置されています。まだ選手の姿は見えませんけど、最速の選手があと30分ほどで到着するでしょう。
とくしまマラソンコース第三関門 六条大橋
第四給水所

今日はマラソンのお祭り騒ぎを見物に来たんじゃありませんので、石井町を横断し、神山町に入ってきました。道の駅温泉の里神山は大盛況のようです。車であふれかえっています。いまやこの国の聖域は九州と四国でありまして、放射性物質で汚染されていないシイタケを入手しようと立ち寄りましたけど、レジ前には行列が出来ています。で帰りに寄ることとしました。帰りに閉店前に寄って売れ残りのシイタケを購入。残り物には福がある! 店の人に朝何があったのですか? と聞くと、近くのお寺でサクラが満開で しだれ桜祭り が行われ、新聞とテレビで紹介されて見物人が立ち寄ったようですわ、ということです。
道の駅温泉の里神山

雲早トンネルを抜けて少し降りると高城山が見えてきた
雲早トンネルを抜けると高城山の雄姿が見える
雲早トンネルを抜けて少し降りると高城山が見えてきた

剣山スーパー林道の入り口です。地形図から読み取ると、ここで標高は860mぐらいか? 12月1日~3月31日までの4か月間はスーパー林道は閉鎖されています。今日はここに侵入して、高城山まで往復24キロをゆっくりではありますが走ります。あと1週間待てばスーパー林道は再開されるのですが、待てないということではありません。スーパー林道が再開されたら、ここは日本最後のオフロードバイクの聖地(?) であります! 日本全国からおっさん連中が山中にバリバリと轟音をこだまさせてやってきます。(なお、オフロードバイク族も高齢化しましたね!) とにかく、バリバリと五月蠅いわけです。ということで、誰もいない静謐な山旅を楽しもうということであります。
剣山スーパー林道入り口

砥石権現(標高1375m)の登山口です。ここで標高は1120m です。砥石権現の山頂付近に有名なカタクリ自生地があります。開花時期が1か月後に迫っております。カタクリの開花時期には、アケボノツツジや、ツルギミツバツツジと開花時期が重なり天上の花園となりますわ。見に来ましょう!
砥石権現の登山口

ファガスの森高城にたどり着きました。ここは標高1300mちょうど。ファガスの森の敷地内に、1300.7mの4等三角点があります。 ちなみに、三角点は1等~4等までありますが(じつは5等三角点というのも存在しますけど)、素人的には4等などというと位が低そうに錯覚しますね。大きな三角点網の中に、次々に小さな三角点網をこしらえて測量するわけだから、地図の実測には大小の三角点が要るわけで位が高いだの低いだのということはないハズです。ところが、柱石を見ると、角柱の一辺が1等三角点では18センチもあって立派、2等と3等では15センチ、4等では12センチで貧弱などと位がつけられていますね! 国土地理院はわれわれ無知蒙昧な国民が錯覚するようなやり方をしているわけです。さて、ゲートから7キロのファガスの森まで1時間6分もかかっています。目標では1時間以内でしたが、今日は調子が悪いようです。
ファガスの森高城

落石だあぁ!
落石だあぁ!

標高1400mまで来ると残雪がありますけど、消える寸前です。今冬は、西日本では12月~2月には月平均気温は平年値よりも2度前後低く、かなりの厳寒でしたけど、剣山地での降雪は少なかったです。ということは、積雪の深さはかならずしも厳冬か暖冬かの指標にはならないのかも? この辺りは高城山の北斜面にあたるので日中に気温が上がりにくいのか、つららが沢山見られます。
残雪がある
残雪が消える寸前
つららがあります

標高1460m地点から下の方を睥睨すると、登ってきた道が遥か下に見えます。
登ってきた道が遥か下に見える
登ってきた道が遥か下

徳島のヘソにたどり着きました。ここで入り口ゲートからちょうど10キロであるそうです。地形図から読み取ると標高1495m であります。ここは徳島県屈指の日の出写真スポットとされています。スーパー林道通行可能時期の朝早くにここへ来ると、たいてい何人もの写真家が来ています。
徳島のヘソ
徳島のヘソがゲートから10キロらしい。

左手のピークが雲早山、右手のピークが高丸山。
雲早山と高丸山

高城山登山口です。ここが徳島県下で、車で行ける最高所で、標高1535mぐらいか? 剣山の見ノ越よりも100mあまり高いです。ここにはソフトバンクの携帯基地局があります。携帯電話はよく通じます。ドコモもよく通じます。万一の場合には、携帯で救助要請できますけど、たぶん怒られるのでは? スーパー林道閉鎖の対象は自動車であって徒歩による登山まで禁止されているわけじゃないにしても、なんで閉鎖中のスーパー林道に入ったんや、と叱られるでしょう。ということで、体力・持久力に自信がない者はみだににマネをしないように。24キロのこのコースを歩く (走る) のはかなり過酷です。我輩は毎日最低10キロの駆け足を日課として久しいので、これぐらいなら別にどうということはありません。
高城山登山口
徳島県下で、車で行ける最高所

登山口のすぐ上の尾根で、ウラジロモミがたくさん根こそぎに倒れていますが何かあったんでしょうか? 局地的な暴風、竜巻とか? ダウンバースト? 特徴的なのは、ごく狭い範囲で沢山のウラジロモミが根こそぎ倒れたり、太い幹がボキッと折れています。樹の倒れている向きから東風の暴風だったと推測できます。被害の規模から竜巻でもあったんでしょうかね? でも、竜巻で見られるような線状の被害じゃないです。山地全体が暴風に見舞われた際に、風向と尾根筋の走向との位置関係等から風速が増強された?
ウラジロモミがたくさん根こそぎにたおれています

山頂に設置された国交省のレーダー雨量観測所
山頂に設置された国交省のレーダー雨量観測所


ゲートから山頂までの登り所要時間は、2時間09分16秒

高城山の山頂に到着しました。目標は2時間以内でしたが無理でした。今日は調子が悪いということもありますけど、気温が高いのでバックパックに水を沢山持ってきています。バックパックの重量が7キロも8キロもあります。軽い靴じゃなく重い長靴を履いていますし。これらが走るペースを鈍らせました。あとで考えたら水はほとんど背負う必要がなかったかも? 本日のルートは林道のいたるところに山肌から清冽な湧水が出ています。天然の最高のミネラルウォーターが豊富なルートなんで、コップと塩と砂糖を持てば良かったようです。塩と砂糖というのは、清冽な湧水を汲んでこれを混ぜて即席の 「経口補水液」 とするためです。1瓶200円もする市販の経口補水液を購入するのはアホらしいよね!
高城山の山頂に到着


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灘の白崎の海岸道路際の難破船は、横を通るときちょっと恐いですね。なんだか、巨大なクレーンが倒れてきそうな錯覚がしますね。もう、2年前から放置されていますけど、どうしてなんでしょう? 撤去が技術的に困難? 撤去費用をだれが出すかでもめている? 難破船の所有者が倒産してしまってどうしようもない? いったい、どうなってんでしょうか?

http://www.mlit.go.jp/jtsb/ship/rep-acci/2017/MA2017-2-23_2016kb0043.pdf
船舶事故調査報告書を閲覧すると、詳細に報告されていますけど、タイ王国船籍で、10人いた乗組員はみなタイ人とインドネシア人のようですね。ラチが空かないのでしょうかね? 早く撤去しない風光を損なう恥ですね。
2018/03/29(木) 15:28:22 | URL | 山のキノコ #js83eNAU [ 編集 ]
こんばんは!相変わらず活動的ですね(^^)/ボクの方は車では活動的です(-_-;)。先日は灘の白崎の難破船の夜景を撮りに行ったのですが低い雲が邪魔で予定外の論鶴羽登山してきました(もちろん🚙で)まぁ夜中の3時なんで誰とも会わなんだですけど 天空の花園から天の川がよく見えました
https://plus.google.com/u/0/photos/photo/103070779508097951936/6536501027645836994
2018/03/26(月) 22:49:48 | URL | カッキー #- [ 編集 ]
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