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雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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本年の初登り!
剣山、本年2018年の初登り

本日は、2018年3月15日(木曜日)であります。

ここ3週間ほど、行事屋というかイベント業(?)である吾輩の仕事が忙しくて、つまらないブログ記事を書く暇がありませんでしたが、大きな行事が事故もなく死人も怪我人も出らず無事に終わってヤレヤレであります。我輩にとっては、この行事が終わると、ようやく1年が終わったという感じであります。ということで、盆と正月が一緒に来たような嬉しさであります。赤飯を炊いて祝賀したいところですが、3月に入ってから気温が平年値よりもかなり上がっておりまして、四国のお山はぼちぼち登れるのではないか? と判断。お赤飯の代わりに、本年の剣山初登りに行ってまいりました。

剣山の観光山開きは4月下旬の登山リフト再稼働のころですが、実は剣山は観光山開きの前が絶好の登山シーズンです。下品な観光客どもがわんさかと来たら興ざめです。登山リフトの索道沿いに設置されるスピーカーから垂れ流されるアナウンスも五月蠅いわけです。もうかなり前の話ですが、野鳥の声がスピーカーから流されていましたけど、野鳥の会が 「野鳥の生態に悪影響がある!」 と抗議して止めさせた経緯があったかと記憶しています。本当の自然観察というのは、自分の目で野生の花を見て、いったい何ていう花なんだろう? と植物図鑑で調べたり、自分の耳で野鳥のさえずりを聞いて、梢の蔭の声の主を捜したりするものなのです。索道沿いの人工的な植栽品を強制的に見せつけられたり、スピーカーからの五月蠅い声を聞かされるのは自然観察とは全くちがいます。ということで、剣山では冬山が終わって、登山リフトが再稼働するまでの1か月間が静かな良い時季なのであります。

つまり、山をこよなく愛し自然に親しむ登山者やナチュラリストたちは、登山リフトが再稼働されると剣山を敬遠して三嶺とか別の山に行っていますね! あるいは、早朝に剣山に登ってリフトが動き出す時間までにサッサと帰ってしまいますよね!

剣山、本年の初登り
吹き溜まり
剣山、本年の初登り
剣山、本年の初登り
剣山、本年の初登り
剣山、本年の初登り

登山道にはまだ雪があるが、気温が上がってシャーベット状だ

頂上ヒュッテの入り口にかけてある温度計は、11時49分に+6度を指していました。積雪を観察すると、降り積もった雪が圧密と焼結によって密度を増し比重が0.5以上あるのではないか? ルーペで観察すると氷の粒は粗大化していわゆる 「ざらめ雪」 で、気温上昇にともなって水分を含んでいると思われややシャーベット状態です。気温が高いので全く氷結はしていません。積雪が十分に時間をかけて圧密化しているので、雪上を歩いても靴が埋まりません。しかしながら雪は硬く締まっているけれども柔らかいので、ステップを切りながら (靴先で雪面を蹴り込んで階段状に足場を作りながら) 登ればアイゼンがなくてもスイスイと行けます。山頂付近で出会った3組の登山者たちは皆アイゼンなんて装着していませんでしたわ。たとえて申すと、夏の北アルプスの雪渓を歩いているような感じです。注意がいるのは、積雪の下が空洞になっているところでは踏み抜きをしてしまうことですが、そこは勘で避けて歩きます。四国の山といえども厳冬期は冬山登攀技術を持っていない者は近づけませんが、いま時分になると暖かい日には残雪の春山を満喫できますね!

ただし、そうは言っても、やはり2000m近い亜高山です。4月になっても寒気が南下した際には山頂付近じゃ気温は-10度以下まで下がります。そうなれば雪面はパリパリに氷結し、安易な入山はやめておいたほうがいいでしょう。本日は、あくまでも条件が良かったので山頂まで登ってまいりました。

気温が上がって雪はシャーベット状
気温が上がって雪はシャーベット状
気温が上がって雪はシャーベット状
気温は高い
気温は高い


ヒュッテから東方の眺望
夫婦池方面を俯瞰する
刀掛け松付近


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