雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201806<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201808
つぎの諭鶴羽雪見ハイクはいつか? (その2)
さて、何センチ積もるでしょうか?

まあ、どないこない言うても淡路島は日本海側ではありません。冬の季節風の吹き出しにともなう雪はわずかであって、諭鶴羽山の山頂でも数センチのレベルです。むかし、吾輩が童顔うるわしき20代のころ20センチ積もった記憶がありますが、普通は多くても10センチです。南岸低気圧による降雪でも山で多くても10~20センチ程度です。むかし、吾輩が小学生のころ、当時台湾坊主と呼ばれていた南岸低気圧が四国の沖で急速に発達し、大雪になったことがあります。洲本測候所の観測では気温が0度を僅かに上回っていたため湿雪で積雪は7センチだったか8センチだったと記憶していますが、気温が低い山じゃしっかりと積もり、30~40センチに達したことがありました。で、常緑樹である温州ミカンの枝が雪の重みで折れて大きな被害が発生しました。3日ほど後の日曜日に諭鶴羽山に行ったのですが吹き溜まりじゃ70~80センチぐらいになっていた記憶があります。もう50年も昔のことですが、当時は世界的に気温低下が観測されていた時期で、淡路島でもけっこう雪が積もりましたよね。近年、小氷期の再来を主張する研究者が多くなってまいりましたが、また淡路島でも頻繁に雪が積もる冬が来るかもしれません。

↓ 気象庁ホームページから1枚気象衛星赤外画像を借用します。日本付近を抜粋しています。脊梁山地よりも日本海に近い平野部で降雪が多くなるいわゆる里雪形ですね。西寄りの風が優勢のようで、JPCZ (日本海寒帯気団収束帯) も横に寝てしまい東北地方北部を指向しています。注目すべきは九州の西でしょうか? ボッ海にまで寒気による筋状雲が出ていて、しかも離岸距離が短いです。筋状雲が黄海一面に湧き立ち、九州西岸を指向していますが、季節風の吹送距離が日本海を渡る距離とかわりません。で、福岡で24時間雨量が29ミリに達し、周辺で30ミリを超えているところが2か所あります。ということは、九州一の豪雪地と言われる背振山じゃ30センチ以上、もしかしたら50センチぐらいの積雪があったのでは? ということで、これは里雪型ではなく、じつは西海道雪型というべきでしょうか? (なお、西海道とは九州の古名) ただし、気温がまだ下がり切っていないから平地じゃ雨か、雪でも積もらなかったと思われますが、北九州地方の山じゃしっかりとした積雪になったはずです。この西海道雪型の降雪分布では、関門海峡を通過して雪雲が瀬戸内海に流れ込んでくることが常で、降水量 (降雪量) は多いとはいえないものの、瀬戸内海沿岸各地で終日時雨がパラついた模様です。今回は四国山地では剣山周辺じゃなく石鎚山周辺で降雪が多いパターンですね。残念!
2018年1月10日22時00分 気象衛星赤外画像


↓ 2018年1月10日20時半頃 諭鶴羽ダムサイトであります。日課の諭鶴羽ダム5周回ナイト・ランニングにやってきましたけど、周遊道の路肩の草のうえに薄っすらと積雪です。ナイト・ランニングは今日は全く調子が悪く、5周10000mが1時間16分もかかり、2000m当たり15分12秒。小雪が降っていたのと、木のしずくがポタポタ落ちるので傘をさして走りました。傘に当たる風圧がかなりあったのが調子が悪い原因ですが、運動強度がそう落ちたわけじゃなく、たぶん700キロカロリーぐらい消費しているハズです。

さて、諭鶴羽山で何センチ積もるでしょうかね? 予想としては、実はあまり期待していません。今回の降雪分布パターンは四国では愛媛県が大雪になるパターンです。淡路島を含めて四国東部じゃ少ないと思います。

2018年1月10日20時半頃 諭鶴羽ダムサイト
2018年1月10日20時半頃 諭鶴羽ダムサイト
2018年1月10日20時半頃 諭鶴羽ダムサイト
2018年1月10日20時半頃 諭鶴羽ダムサイト


追記
明け方の4時頃にアメダス南淡の周辺、すなわち南あわじ市南西部一帯ですこし降水があった模様です。必ずしも山の上が降雪が多い (降水が多い) とは限らないのがむずかしいところです。ま、そもそも、冬の季節風による降雪というのは対流性雲による降雪でありますから、モクモクと湧き立つ雲の下で雪が降るだけですよね! その雲から少しでも外れたら何も降らないわけです。基本的には夏の夕立と同じ。これも予定して雪見に行けない理由ですね。やはり、状況(実況)を見ながらの行動となります。
高解像度降水ナウキャスト から借用します。

高解像度降水ナウキャスト


スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.