雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201806<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201808
やはり、お山は雪だったね!
南岸低気圧による降水は、南淡路のお山でも雪になった!

本日は2018年1月5日 (金曜日) であります。

今日、四国の沖を南岸低気圧が東進しましたけど、北緯29度~30度を進みました。四国の岸線から300~400キロも沖合を通過したから南岸低気圧などと呼ぶのは適切じゃないかもしれません。南淡路のみならず南海道各地の降水量は数ミリから十数ミリで降水量は少なかったです。山じゃ雪になったみたいですが、降雪量は僅かでありましょう。もし、南岸低気圧が陸地にもっと接近して通ったら降水量はもっと増えたでしょうが、低気圧の進行コースが陸地に接近すれば南からの暖気が吹きあがってくるから、山でも雨になってしまいます。平地で雪になったところはほとんどなかったようで、下層寒気もそれほど強くはありませんでした。南岸低気圧で瀬戸内地方の平地で雪になる条件は下層寒気が非常に強いことはもちろんですが、低気圧の進行コースが微妙に関係してくるので、たぶん、予報官泣かせではなかろうか? で、〝ところにより雨または雪が降るでしょう″なんていうアイマイな表現になりますよね! これはいったいどういう意味なのか? 考えたら、降るかもしれないし、降らないかもしれないし、たとえ降ったとしても、雨かもしれないし、雪かもしれませんわ、と言っているわけです。この表現は、①、何も降らない。②、雨が降る。③、雪が降る。という3通りの場合の数を全部並べているわけです。よね? とても便利な逃げ口上ですわ。断定的に言ってしまうと、外れたら気象台に苦情の電話が殺到するそうですが、皆からの税金で禄を食む身であるから、どっちに転んでも納税者に怒られないようにと、気象台の予報官はよく考えてアイマイに言うわけです。100パーセント間違いなしというふうな確度の高い事象は断定してもいいでしょうけど、そうじゃなければ、どっちに転んでも責任を問われないようにアイマイに言っておくのがコツのようです。よね? このように気象庁 (気象台) が発表する予報文からわれわれ国民は処世術を学べるわけです。

低気圧が陸地に接近しすぎ ‥‥‥‥ 低気圧前面の南から吹きあがる暖気で雨になってしまう。
低気圧が陸地から離れすぎ ‥‥‥‥ 降水帯が瀬戸内にかからない。つまり、曇天ゾーンとなってしまい、雪も雨も降らない。
850hPa気温が-6度以下 ‥‥‥‥ 一応雪になる目安とされるが、地表付近の気温が上がる日中に降れば雨になることもある。
850hPa気温が-6度以上 ‥‥‥‥ 夜間に地表付近が冷え込んだり、湿度が非常に低いと雪になることもある。

北海道とか信州など寒冷な地方ならば、明日は雪だと断定してもいいでしょうけど、冬の瀬戸内地方の気温じゃ雪か雨かはビミョウな要素がからまりあって、とても悩ましいところですね。気象台の予報官のご苦労様を忖度 (そんたく) しております。税金で禄を食む人らの間で、安倍デンデン国難閣下への忖度 (そんたく) が大流行となっておりますが、われわれ下々の無知蒙昧な民草もソンタク上手になってまいりました。

ところで、安倍国難デンデン閣下の言うていた〝国難突破解散″の国難とは何やったのやろか?
もし国難がほんまであれば、彼は国難対策本部で陣頭指揮せなあかんハズです。
そやけど、奴はゴルフ三昧や、マスゴミ幹部との寿司会食の宴に浮かれています。
マスゴミは権力忖度機関そのものに成り下がり、完全に機能停止・腐敗状況です。



↓ 雲の隙間から紀伊水道の海面が見え隠れしています。海岸から立ち上がった尾根の中腹以上に雪があり、山腹に雲が流れ、小雪もちらついています。島の中のたった600mの里山とは思えないような光景です。写真ではそう見えないかもしれませんが、海上の亜高山みたいな光景を見ることができました。
海も見えています


2018年1月5日午後4時~5時頃、諭鶴羽山の山頂の様子

たった標高608mでも、アメダス南淡の気温データと比べると5度も6度も低く、景色は平地とは見事に一変しています。午後3時48分に山頂にやってきました。午後4時38分まで50分間山頂に滞在、積雪は少ないけど冬季にはここで結構雪景色が見られますね。雪が降るたびに登ってきますね!
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて
2017年1月5日、南あわじ市 諭鶴羽山にて

積雪は山頂で6~7センチか、7~8センチぐらいでした。
5センチよりは多く、10センチはない、という程度です。 
気温は気象庁検定合格の正式温度計じゃないけど、-3度くらいでした。
風がなかったので、それほど寒くはありません。

積雪は7センチぐらい
気温は-3度くらい

気象庁:アメダス気温分布(近畿地方) の原図を借用して、諭鶴羽山の-3度を書き込みました。28分の時間的ズレがありますが、この-3度というのは非検定の不正確温度計によるのであります。で、-3.5度くらいに見えますが-3.0度としました。実際より低く出ている可能性も考えられるからです。さらに、16時ではなく気温が下がった17時のほうの気温分布図を借用しました。これで不正確温度計で実際よりも1度ぐらい低くでている可能性を補正しました。(ただし、実際はこの非検定温度計の通りかもしれない可能性もありますし、帰る17時前には-4.0度に下がりましたわ。)

ようするに、島の中のたった608mの里山であっても、近畿地方の平野部のどこよりも気温が低いということです。上空寒気が強く、しかも下層寒気が東方に抜けずにまだ残っていて気温減率が大きい状況下では、平地よりも5度も6度も気温が低くなっているということであります。また、これが山の厳しさ・恐さといえましょう。

気象庁原図に書き込み


山頂からの眺望、諭鶴羽山地の中腹より上で積雪が見られた。

↓ 北西方向 (鳴門海峡よりも少し北に振れる)
北西方向

↓ 三原平野方向
三原平野方向

↓ 先山方向
先山方向

↓ 画面左のピークは兜布丸山(かぶとやま)
画面左のピークは兜布丸山(かぶとやま)

↓ 和歌山市方向
和歌山市方向


冬枯れの木に着く雪はまるで霧氷みたい!

花咲爺さんが枯れ木に花を咲かせるように、冬将軍爺さんが夜桜みたいな雪氷の花を咲かせました。
2018年1月5日 諭鶴羽山の山頂
2018年1月5日 諭鶴羽山の山頂
2018年1月5日 諭鶴羽山の山頂
2018年1月5日 諭鶴羽山の山頂
2018年1月5日 諭鶴羽山の山頂

もこもこと綿帽子みたい。
もこもこ

もうすぐ日没です。鳴門海峡方向が赤っぽく染まり始めました。ぼちぼち帰ります。
鳴門海峡方向


今日の諭鶴羽雪見は林道を車で来ました。

淡路島の平地じゃめったに雪が積もらないから、スタッドレスを履くことなどなく、チェーンも持っていないドライバーがほとんどです。雪が積もったって、4WDだから大丈夫だよ、なんてほとんどの人が言います。でもさあ、雪を甘くみないほうが宜しそうで。それに積雪路を滑り止めなしに走行したら道交法違反です。夏タイヤじゃ急坂を降るときが非常に危険です。いったん凍結したら場合によっては命取りですわ。カネがかなり要るのでスタッドレスを履くのが無理ならば、チェーンの必携を! 瀬戸内の里山でも降雪があったならば不用意に入山しないことです。
林道を車で登ってきた
林道を車で登ってきた
林道を車で登ってきた


スポンサーサイト
コメント
コメント
10日~12日に西回りで強い寒気が南下してきそうですね!
柿谷 さま

コメントありがとうございます。

降ってましたね!
素敵な雪景色でしたわ!
次の寒気が来たら、もちろん見に行きますね!

ただ、諭鶴羽山の標高じゃ降るものが雪になるか? 雨か?
経験的に雪の可能性が7~8割ぐらいかなという感じがしますね。
積もるのは5割の確度かな? という感じ。積もっても、すぐ溶けるし。
で、前もって行く日を予定するのは無理です。

高層天気図等を日々チェックしながら、
各地の降水量・気温のデータ・衛星画像を見ながら直前に判断しています。

10日~12日ごろに非常に強い寒気が西回りで大きく南下、
沖縄まで平年値を6~8度下まわる予想が出ていますね。
また積雪があると期待しております。
当方、かなりヘンコツな(偏屈の関西方言)老人です。
会って楽しい人間じゃありませんけど、よろしく!
2018/01/06(土) 19:25:36 | URL | 山のキノコ #js83eNAU [ 編集 ]
雪見ええなぁ
おはようございます やはり降ってましたね(^-^)ボクはこういうのが大好きです。夕方に国道を走ってて山の方を見ると山頂辺りが白い、用事が有って行けなかったですが無かったらきっと行ってました。次の寒気が来て行かれるんでしたら良かったら声掛けしてください。
2018/01/06(土) 11:00:33 | URL | 柿谷健治 #- [ 編集 ]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2018 Powered By FC2ブログ allrights reserved.