雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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山に謝辞
【謝辞】 

ダムさん、山さん、ありがとう!


石川啄木は、「ふるさとの山に向かひて言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」 と詠みましたが、全く別の意味でふるさとの山はありがたいものです。遠く離れた有名な山もいいわけですが、そうしょっちゅう登りに行くことはできません。ふるさとの山は無名の山ですし、標高も低く、登り甲斐がないわけですが、登ろうと思えば毎日でも登れるわけです。毎日登るのには標高が高い山では無理ですが、毎日登山が可能なのは居住地の裏に (表でもいいが) ある標高数百メートルの山でありましょう。たとえば、多くの登山家を輩出している神戸市では市街地のすぐ背後に六甲山地があります。山地上のそれぞれのピーク、西から高取山(328m長田区)、菊水山(459m兵庫区)、再度山(470m中央区)、摩耶山(702m灘区) などが居並び、山頂には毎日登山1万回達成などの記念柱が立っています。六甲山の主峰そのものは931mと標高が高くなり、東灘区の奥 (芦屋市の奥とも言える) で、市街地からの距離が大きく毎日登山にはキツイよう。ようするにわが南淡路の諭鶴羽山 (608m) ぐらいが毎日登山にちょうどいいわけです。

なにも毎日登っているわけじゃないし、1000回登山達成記念の標柱も立つめどはまだありませんが (ていうか登った数なんていちいち数えてないわ)、諭鶴羽ダムに毎日来て最低5周の駆け足を日課としてだいぶん月日が経過しましたが、ダム周回ランニングのかわりに諭鶴羽山トレイルランの日もあるわけです。諭鶴羽山まで往復7キロ標高差430mの駆け足登り降りは、運動量としては厚生労働省の資料に基づいて計算したら、ダム周回ランニング5回 (10キロ) とほぼ同等の運動強度・運動時間・消費エネルギー (吾輩の走行ペース・体重では700kcal、これは人により異なる) であります。悪徳算術バンブー医者の 〝こいつをクスリ漬けにしてやろう″ という画策に敢然と抵抗して、また、日本高血圧マフィアの国民総病人に仕立てる陰謀に挑戦して、減量と体力・健康作りをいちおう達成できたのはダムとふるさとの里山の御蔭であります。ここで1年を閉じるにあたり、ダムさんと山さんに御礼を申し述べたいと思います。



↓ Yahoo地図 (地形図) から借用。南あわじ市で一番高い山が諭鶴羽山 (608m) です。山名の起こりは昔この山の祭神がツルに乗って飛来したという伝説に因るわけですが、残念ながら生態学的に完全に破綻した説です。ツルは足の形態から木の枝をつかめず山(森)には住めませんよ! ツルは平原の鳥です。平原から平原へと渡ります。山へ渡ってくるのではありません。古来、ツルとコノトリ (これは木の枝をつかめる足の形態) を混同しています。また、ユズリハの木が多いからが山名の起こりという異説もありますが、これも植物地理学的に完全に破綻した説です。30年近く前から兵庫県植物誌研究会が、 『兵庫県植物誌』 の編纂を目指して兵庫県内のフロラ解明・標本集積に取り組んでいます。それ以前の調査や標本も含めて100年をこえる大勢の専門家やナチュラリストたちの調査でも、兵庫県内に自生するユズリハ科の樹木はエゾユズリハとヒメユズリハの2種だけですわ! 本家のユズリハは淡路島内のみならず兵庫県下で自生品は見つかっていません。ということでユズリハの木が多いという山名由来説は間違い。
Yahoo地形図から借用

淡路最高峰という言葉も使いたくない表現です。標高はたった608mしかありません。小豆島の星ヶ城山 (816m) よりも低いです。600m程度の山ならば高い山の少ない近畿地方でも沢山あります。たった600mで最高峰だなんて夜郎自大を言っているから 「島か」 と本土の人に笑われるわけです。沖縄本島のように一つの県を構えるぐらいの人口や独自の文化があるのならばともかく、政治的・経済的・文化的に自立できる規模がない以上は夜郎自大はよろしくありません。とは申すものの、千葉県の最高峰は愛宕山(408m)、沖縄県の最高峰は於茂登岳(526m) よりも諭鶴羽山のほうが高いよね!


ふるさとのダムを走りて言うことなし、ふるさとのダムはありがたきかな。

ダムさん、1年間ありがとうございました。来年も宜しく。


ダムさん、ありがとう

12月28日のナイト・ランニングによる消費エネルギーです。正月の準備で忙しく5周しかできませんでした。でも、たった1時間駆け足するだけで、大飯喰らいじゃないかぎり1食分程度の摂取エネルギーを一気呵成に消費できます! ダムさんのおかげでメタボから完全脱却、悪徳医者や高血圧マフィアの陰謀・クスリ漬け地獄から足を洗うことができました。ふるさとのダムは有難いものです。

消費エネルギー (kcal) の計算式は、運動時間(h) × 運動強度(メッツ-1) × 体重(㎏) であります。 なお、近似的には走行距離(km) × 体重(㎏) でも当たらずとも遠からじですが、運動強度が弱いと過大な数字になり、運動強度が強いと過小な数字になりますね。

12月28日のランニングによる消費エネルギー
  (註1) 諭鶴羽ダムは2000mにわずかに満たないが、50センチ外側を走れば円周は3m延びることから、
       ダム周遊道路の山側(ダム池から見て外側)を走れば2000mとなる。
       カーブで膨らんだ部分は大きく外回りを走るよう心掛けると2000mを僅かに越える。
  (註2) 厚生労働省の資料によると、分速139mのランニング運動強度は9.0メッツ、分速161mは9.8メッツである。
       この間を比例按分して算出した。
  (註3) 安静時の消費エネルギー分の1メッツを控除して計算します。



追記
12月30日のミッドナイト・ランニング
12月30日のミッドナイト・ランニング
いよいよお正月が迫り、よる10時まで準備におおわらわです。でも、時間がないなど理由をつけて走らないと、せっかく鉄壁の習慣化したことなどアッというまに崩れます。で、とうとうミッドナイト・ランニングとなりました。満月がちかづいて意外に明るいです。こうなると、不撓不屈 (ふとうふくつ) の精神力というか、執念であります。あの悪徳ソロバン竹藪医者と二度と金輪際かかわらないという執念であります。何かを成すにはやはり執念が要ります。


12月29日が本年最終の登り納めです。スマホ写真に記録されたタイムスタンプによれば16時30分21秒に出発。山頂に17時09分35秒に到着。所要時間は39分14秒です。お正月の準備で過労と寝不足でやや調子が悪かったようです。
16時30分
17時09分


ふるさとの山に登りて言うことなし、ふるさとの山はありがたきかな。

山さん、1年間ありがとうございました。来年も宜しく。


日の入りに間に合ったかどうかは不明です。そもそも雲で太陽が隠れています。夕闇がせまり、下界では明かりが点きはじめました。強力なライト持参で下山します。この山のいいところはクマの心配がないことです。シカやイノシシはおりまして、登山道で何頭にも会いますけど、彼らはしょっちゅう来るヒトの顔をけっこう覚えているみたいで、吾輩が5m横を通ってもじいーッと見ているだけです。あまり逃げませんわ。
諭鶴羽山山頂
鳴門海峡方向
鳴門市方向


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コメント
コメント
いろいろと、ありがとうございました。
おたけ さん、コメントありがとうございます。

しょーもないブログを覗いてくださってありがとうございます。
今年は、シャクナゲのお花見や沼島の鞘状褶曲など見に行きましたが、
来年も何かお花見やら自然観察を考えたいです。
ですが、淡路島内にめぼしいものがなくて困っております。
何か? ないでしょうかね?
磯にいってタコを獲るとか? 洞窟を探検するとか?
蓮痕(大昔のさざ波の化石)を見学するとか?
来年もよろしくお願いいたします。

私は、仕事柄 年末年始は大変な状況ですが、
だんだんと世間様に合わせてて簡素化ですわ!
世間じゃ葬式もしなくなってきましたよね。
習俗とか伝統がガラガラと崩れはじめていますね!
20年か30年後には、お正月なんて消滅するかも?

マッタケが採れなくなりましたね。昔は諭鶴羽山地でも出ていましたが。
アカマツ林が枯れて、常緑照葉樹林に山が復元しています。
生態学の教科書を地でいくような「遷移」が進行中です!
2017/12/30(土) 16:34:15 | URL | 山のキノコ #js83eNAU [ 編集 ]
山のキノコさん2017年も自然を話題に楽しませてもらってありがとうございます。
鶴が来る山という事で、南あわじ市の志知だったか山にある八幡だったかその頂上に「鶴来山」(かくらいさん)と呼ばれる山があります(山の名前を聞いただけで正確な名前を確認してませんが地元で聞いた呼び名です)、中学生時代に友達と一緒に松茸を取りに行って沢山収穫したことがありました。
今は松が枯れて変なキノコが生えてるだけでしょうね?

ついでに鶴来と書いて(つるぎ)とも読めるのですね読み方とは面白いものですが、調べるまでわからないものです。
来年もよろしくね。
2017/12/30(土) 12:28:52 | URL | おたけ #mQop/nM. [ 編集 ]
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