雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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お山は雪山モード
本日は2017年12月19日 (火曜日) であります。

昨日に、急に思い立ってお山に行ってまいりました。波状的な寒波が西回りで大きく南進、わが南海道地方でも内陸部を中心にして軒並み氷点下を記録しました。たとえば、昨日18日の南海道地区の最低気温は次の通りです。愛媛県アメダス久万で-4.0度、高知県アメダス本山で-4.4度、徳島県アメダス木頭で-5.3度、香川県アメダス滝宮で-2.4度、和歌山県アメダス高野山で-3.9度、三重県尾鷲特別地域気象観測所 (旧尾鷲測候所) で-1.0度でした。

なお、尾鷲地方は今でこそ三重県に編入されていますが、律令時代には南海道に属し、幕藩時代には紀州藩 (和歌山藩) の領地でありました。これは、幕藩時代には阿波藩 (徳島県) だった淡路島が、城代(じょうだい)の稲田家が阿波藩からの独立を企てたことによって(稲田騒動)、兵庫県に編入されたのと似ています。ちなみに、吾輩が幕藩時代が終わって150年にもなろうというのに未だに南海道だの阿波藩だのと申すのは、タチの悪い明治政府の裁断で わが淡路島が兵庫県に入れられてしまいロクなことがないからであります。人口比で少数派の淡路島は、兵庫県本土側の500万人の都市部の連中にいいように煮え湯を飲まされるわけです! 特に吾輩の属する業界はそうでして、淡路島の言い分は絶対に通りませんね。日本海側の但馬・内陸部の丹波と田舎連合を組んだところで、エリアの人口はたった40万人です。どう頑張っても都市部の500万人に言い分を無視されます。たとえるならば、内地の都合に蹂躙される沖縄や、和人にやられたアイヌ人や、中国に弾圧・併合されたチベットなどに少し似ています。少数派はどうしてもヤラレる側であります。産めよ殖やせよと数が多いほうが有利です。これが、淡路島全島は無理にしても、淡路島南部だけでも兵庫県を脱退して徳島県側に入りたい理由です。ただまあ、「おめえらは、反乱をおこして、あっちへ行ったんじゃねえか」 と、すんなりと入れてくれないでしょうが、反乱を起こしたのは我々民衆じゃありません。われわれ民衆は蜂須賀様を崇めていたと思われますし、反乱を企てた稲田家臣団は淡路島から追放して、蝦夷ヶ島へ島流しになっていますよね! ということで、一人で淡路島兵庫県脱退論を展開しておりますが、御賛同たまわりますれば有り難いです。兵庫県本土側に煮え湯を飲まされる業界は結構多いと思いますね。でも、本土側のおこぼれに与ろうというさもしい業界もあるようですけど、おこぼれや補助金をアテにする根性が腐っておるわけです。本題に戻りまして、それにしても紀伊半島の南東部で黒潮に洗われ本州最暖の地の尾鷲で氷点下とは、今期の寒波の強さを物語っています。
 


わが南海道のお山も、雪山モードとなってまいりました。

寒波襲来時にお山に行くと物凄い風で、日本列島の南のほうといえども暴風雪です。標高1500mともなれば氷点下10度はあたりまえ、寒気が強いと氷点下15度まで下がります。危険なということもありますし、ガスって眺望が利きません。で、寒気がいったん抜けるのを待って18日午後に急遽お山の状況を検分に行ってまいりました。

↓ 徳島県つるぎ町一宇桑平です。ここで標高600mほどです。集落がありますけど、冬にこの辺りに来るといつも雪があり道路は凍結しています。積雪は少ないといえ太平洋側の光景じゃありません。道路は勾配がきついし凍結しているしヘアピンカーブの連続です。完全冬装備じゃないと立ち往生します。

つるぎ町一宇桑平

第一ヘアピンカーブ。
第一ヘアピンカーブ

登山車道の様子。
路面は凍結

標高が上がると気温が下がり、乾雪となるので滑りにくくなります。
次第に乾雪となる

第七ヘアピンカーブ。
第七ヘアピンカーブ

剣山スキー場に到着しました。閉鎖して10年ほどになりますね。ロッジに人がいなくてリフトも動いていませんけど、土日は自然雪がある場合には無料開放と言っています。つまり、閉鎖したとか倒産したとかは言っていないわけです。表向きはまだ閉鎖していないわけです。どういうことだろうか? と地元の人に聞いたら、スキー場を閉鎖したと公式に言ってしまったら、施設の残骸を撤去し、ゲレンデに植樹して、元通りの山に復元しなければならないからだそうで、それにはかなりの金がかかるとか‥。なるほど。
剣山スキー場
剣山スキー場
剣山スキー場

酷道438号線です。積雪はまだすくないけど路肩がどこか分かりません。一応除雪対象路線といえ、そう毎日除雪しているわけじゃなし、行ってみないと通れるかどうかわかりません。通れても車の幅しかありません。対向車が来たらエライこっちゃだ!
国道438号線
国道438号線

夫婦池にたどり着きました。徳島県屈指の高標高の池ですが、いくら寒いといってもシベリアじゃありません。氷の厚さが1mも2mもあるわけじゃないでしょう。興味本位で絶対に池の上を歩かないことです。昨年でしたか? 岩手県で池でワカサギ釣りをしていた老人が3人だったか4人だったか氷が割れて池に転落死亡しましたよね! 1人死んだら徳島県内ニュース、4人死んだら全国ニュースか?
夫婦池に到着
夫婦池に到着
夫婦池に到着

前方に剣山が見えてまいりました。標高1955m。別名は太郎笈 (たろうぎゅう)
前方に剣山が見えてくる

前方に次郎笈 (じろうぎゅう) が見えてまいりました。標高は1930m。
前方に次郎笈が見えてくる

太郎と次郎。
太郎と次郎

こちらは太郎。石鎚みたいな岩峰じゃなく比較的に傾斜は緩いです。
こちらは太郎

こちらは次郎。ややピラミダルな三角錐です。雪をかぶると神々しい山容です。
こちらは次郎

剣山登山口の見ノ越しにようやくたどり着きました。15時41分になっています。淡路島の雑想庵を出たのは昼の12時28分です。3時間13分もかかっていますが、登山車道が凍結していたし、積雪路で飛ばすわけにはまいりません。民宿街は冬眠に入っています。
見ノ越に到着
見ノ越に到着

登山リフトも冬眠に入りました。目覚めるのは4月下旬だと思います。写真には写っていませんが他の車が5台ほど来ています。やはり雪を見に来るもの好きはいます。
リフトは冬眠に入った

ここが見ノ越で屈指の吹き溜まりです。2階駐車場に降る雪はこの登り口にたまります。横バーまで溜まると雪洞を掘って鎌倉遊びができそう!
吹き溜まり

剣山から東へ走る四国山地の主稜線です。天神丸・樫戸丸・高城山・雲早山など1500~1600mの峰々が東西に並んでいます。その稜線伝いに走るのが剣山スーパー林道。
高城山方面の山々

高城山に雲がかかり始めました。雲がかかって霧氷が出来ます。つまり雲がかからないと霧氷ができません。ということで、剣山よりもむしろ高城山のほうが見事な霧氷が見られます。と多くの徳島県内の登山者たちが言っていますね。つまり、標高が高いほうが霧氷が必ずしも多いわけじゃないということです。
雲がかかり樹氷の名所

木屋平側から剣山を見上げました。
木屋平側から剣山を仰ぎ見る

画面の左側のピークは一の森です。標高1880m。
画面左のピークは一の森

見ノ越から木屋平のほうへ2キロ降りて行ったところで工事をやっています。冬に工事をやるみたいです。で、降りて行く道路は除雪していました。でも、工事現場は標高1300mあります。1月2月は氷点下10度は普通です。そんな寒い中で工事やるんでしょうかね? 酷寒のなか山岳道路を保守管理している人々がいるわけで、感謝をしながら通らさせていただきます。
冬に工事をやるみたい


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