雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ヤマブドウは栽培する価値がありそう!
剣山地にもヤマブドウが自生しています!

↓ 2017年9月9日、剣山スーパー林道沿いにて。スーパー林道沿の標高1200mあたりにはヤマブドウがたくさん見られます。ヤマブドウは雌雄異株で、雌木でないと実をつけませんが、実をつける木は非常に少ないです。オス木とメス木の比率は不明ですが、実をつける木が少ないといっても圧倒的にオス木ばかりということはないと思いますけど、おそらくメス木が半分くらいあっても実がつかない要因 (受粉がうまくいかないとか?) があるのではないか? しょっちゅう行けるところではないので観察不足でよく分かりません。
ヤマブドウ
ヤマブドウ
ヤマブドウ

沢山実がなっている木があったから少しいただき。この程度は許容範囲でありましょう。厳密には森林窃盗罪にあたる可能性がありますが、本罪は親告罪的であって 「盗られたあぁ!」 って被害届が出されなければ警察も動きませんが、たとえ山主が見ても何もいわないでしょう。「おまはん、そんな、しょーもない物を採ってどないするんや?」 ということでおしまいです。ここは東北地方北部じゃないからヤマブドウには価値がありません。かりに犯罪であるとしても、とるにたりない微罪であります。警察署もいちいち微罪にかまっていられません。ということもあるし、社会正義という観点からは、微罪はせいぜい厳重注意ぐらい、大罪は厳しく追及しないと社会正義が実現できません。問題は、阿部デンデンの大罪 (疑獄) はもはや隠しようのないのに、検察の動きがおかしいわけです。国民は、検察が政治的圧力で左右されているのじゃないか? と疑いの目で見ています。安倍が選挙で負けるとおそらく検察が動き出すとは思いますが、検察は威信にかけて阿部を刑務所にぶちこまないとこの国には社会正義がないわけです。
少しいただいた

ヤマブドウは10月に見事に紅葉します!

↓ 9月9日の時点で早くも紅葉しかけているヤマブドウの木がありました。ヤマブドウは剣山地では美しく紅葉する樹種の一つですが、紅葉は10月中旬ぐらいだったと思います。栽培ブドウとくらべると葉は非常に大きく、小さな葉でもてのひら大、大きな葉ではウチワぐらいもあります。葉は厚く、葉の裏面は葉脈が出ていて褐色の毛がびっしりとあります。
ヤマブドウの紅葉
ヤマブドウの紅葉


こちらは、剣山登山車道沿い (国道438号線) にもヤマブドウは多い!

↓ こちらは2017年9月23日の写真です。ヤマブドウは蔓性の植物なので自立できません。他樹に巻きひげで這い登って他樹を多い尽くし、ときには壮大なマント植生を形成します。ただし、その森林がよく茂って極相林に近づいたならば、林冠の上まで這い登ることはできないようで、ブナ原生林にはヤマブドウがほとんど見られません。どちらかというとヤマブドウは二次林の中にたくさん見られます。というyことは、道路際にも非常に多いということであります。
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ヤマブドウの葉
ヤマブドウの葉

↓ ヤマブドウの実は栽培ブドウとくらべると、房にびっしりと成るのではなくパラパラという感じです。実も小さいです。ただし写真の物はやや実が大きく、定規で測ると実の径が10~15ミリもあります。一粒味見をしてみると、酸味の中にかなり甘みもあり濃厚でコクのある味わいです。それなりに優良系統かも? 少し頂戴します。
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ヤマブドウの国内分布は北海道・本州・四国

国立科学博物館「標本・資料統合データベース」 でヤマブドウを検索。12点の標本がヒットし分布地図で出力しましたが、標本点数がもっとたくさんないと国内の詳細な分布がわかりません。 戦争をしたい安倍デンデンは防衛予算 (軍需費) をどんどん増やす一方、文教費を削減してトンデモありませんね。自然史博物館は社会教育施設でもあり、一般の者が自然について学べる公共機関です。国家予算を国立科学博物館にもっと手厚く配分して標本収集に力を入れる必要がありそうです。それには、われわれ一般の自然観察者も標本をどんどん採取・作成して博物館に寄贈し、標本集積に協力する必要があるかも?
ヤマブドウの分布



山葡萄ジュースはめったに手に入らない貴重な健康飲料!

ヤマブドウは栽培品種のブドウと比べると、味は酸味が強く、果汁が少なく、実が小さく、着果状態もパラパラという感じで品質が劣るというか、商品価値がとてもあるとは思えないしろものです。ところが、東北地方北部では昔から健康飲料として愛用され、一部で熱心に栽培されているようです。たとえば 岩手県久慈地方振興局「清流とやませが育む山ぶどう」 を拝見しましたところ、平成23年の統計では岩手県全体でヤマブドウの栽培面積が102.4ha、うち久慈地域では39.4haあるとのことです。一見して栽培葡萄に比べると品質が劣るとしか思えないヤマブドウですが、ヤマブドウの栽培を手掛ける農家が存在し、生産組合まで組織化されているのに驚かされますが、その理由はヤマブドウの持つ素晴らしい栄養成分のためのようです。

引用すると、山ぶどうの小さな粒には 〝いいもの″ がたくさん詰まってます。ポリフェノール、鉄、カルシウム、リンゴ酸 などなど 産前産後の女性へのお土産に重宝されています。抗酸化作用や糖尿病を抑えるという研究報告もあります。普通のブドウに比べると、ヤマブドウのビタミン含有量では10倍のβ-カロテン、3倍のビタミンB6、10倍のビタミンE、4倍のビタミンC。ミネラルの含有量では6倍の食物繊維、3倍の鉄分(ビタミンCとの同時摂取で吸収率がUP!)、3倍のカリウム、5倍のリンゴ酸、8倍のポリフェノール(熟すほど多くなる傾向あり!) ということです。 ヤマブドウ成分分析結果 ようするに色々な栄養成分の含有密度が極めて高いということのようです。そのためでしょうか? ヤマブドウは酸味が強いのですが非常に濃厚な味がしてコクがありますね! どうやらこれがヤマブドウが栽培される理由のようで、岩手県では健康増進の秘薬的な飲料として重宝されてきたということのようであります。ただ、そうはいっても生産量はすくなく、ヤマブドウは地産地消のローカル野生フルーツで、全国的に流通することはなく、西日本では店頭でヤマブドウ製品を目撃することはめったにありません。

ということで、山ぶどうジュースの作り方 というサイトを参考にさせていただいて、吾輩も剣山やスーパー林道で少し採ってきたヤマブドウでジュースをこしらえてみました! 剣山一帯にヤマブドウがたくさん自生しているのは40年前からよく知っておりましたけど、ジュースをこしらえたのは実は今回が初めてです。ヤマブドウジュース初心者なので、味を良くするためにランクルさんにいただいて大事に保存していた日本ミツバチの蜂蜜にさらに砂糖を加えました。で、できあがった剣山産山葡萄ジュースですが、美味いですね! こんな美味いものは初めて味わいました。ただし僅かしか作れませんので、健康増進のクスリだと信じて1日に1匙なめています。 ただし、問題があってブドウという果物には果皮に酵母が付着していて非常に発酵しやすいことです。ひとつ間違えたら山葡萄ワインになってしまいます。間違えてワインにならないように気をつけないと酒税法違反のリスクがあります。


四国産天然ヤマブドウジュースの製造
四国産天然ヤマブドウジュース

剣山地を詳細に調査して、ヤマブドウの優良系統を捜し出し、栽培する価値がありそうです。


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