雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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霧のなかに浮かぶ光冠現象
2017年7月18日、剣山 (標高1955m) の早朝の光冠(こうかん、コロナ)です。

淡路島南部の雑想庵を午前1時10分に出発、午前3時55分に剣山の登山口の見ノ越 (標高1400m) にやってきました。支度をして4時10分に登山開始、50分かけて標高差550mを登ってまいりました。ご来光を拝むつもりでありましたが、どうもお天気がかんばしくありません。山頂付近はガスっています。こりゃあ、ご来光はダメやなとあきらめておったところ、にわかに雲が薄くなったところからお日様が顔をだしました。ガスもやや薄くなりました。で、思わぬ幻想的な写真が撮れましたので陳列します。ブッロッケン現象の逆バージョンの光冠 (光環とも表記される) と称される気象光学現象であります。

2017年7月18日 剣山の山頂

青い屋根の建物は、剣山頂上ヒュッテであります。巨石は宝蔵石と呼ばれていますが、地質的には層状チャートの巨岩であります。劔山本宮宝蔵石神社のご神体とされているようです。岩の上にちょこんと小詞が祀られています。

2017年7月18日 剣山の山頂
2017年7月18日 剣山の山頂

すぐあとで気が付いたのですが、写真の構図が失敗しています。朝日と小詞を重ねるべきでした。朝日を小詞の背後に隠すべきでした。小詞を影絵のように暗くシルエットにし、背後に後光が差すような写真の構図にしたほうが良かったのではないか? と気付いたんですけど、シャッターチャンスは一瞬だったようで、ガスの濃さとか、雲間の朝日の輝きとか、ちょうどいい条件の再現はありませんでした。写真の技術的なことは全く素人なんでダメですが、せめて珍しい被写体を探し出すことと、アングルや構図を工夫することに力点をおきたいと思っておりますが、写真ってとても難しいですわね! それに、早起きしなくっちゃ! どこにでもよじ登れる屈強の体力もつけなくっちゃ。

2017年7月18日 剣山の山頂
2017年7月18日 剣山の山頂


剣山の山頂はガスっています。何もみえません。

全く何も見えません。ま、性懲りもなくしょっちゅう来ている吾輩としては、これは、これで風情があっていいのですが、剣山は西日本第二の高峰、西日本には数少ない日本百名山のひとつです。東京とか北海道とか遥か遠方からの登山客が見える山です。おそらく生涯二度と来れないであろう遠方からのお客様には、これは少々気の毒でありますが、山登りは自然相手のことで思うようにはまいりません。

剣山の山頂はガスって何も見えません



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