雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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大潮干潮時には、鞘形褶曲は大賑わい!
鞘形褶曲は1年に1回の賑わい?

本日は2017年5月27日であります。 沼島へ鞘形褶曲を観察・見物に行ってまいりました。今日は、昼間の磯としては年間で一番磯が引く日であります。沼島の鞘形褶曲は波打ち際にあり、満潮時には水没するし、鞘褶曲が見られる面が海の方向を向いています。そのため大潮の干潮時でなければ観察に行けません。で、だれが見に行こうとも観察日が必然的に同じとなります。われわれは15名の一団でありましたが、あとから南あわじ市の教育委員会が主催する観察御一行様がやってきて、鉢合わせとなりました。市が募集した一行は船で来るのかと思っておりましたが、陸上コースで降りてきました。人数はわれわれとほぼ同じぐらいでした。で、鞘褶曲の付近は大賑わいでありました。


紀伊水道に浮かぶ宝島、沼島 (ぬしま) です。
沼島

渡し船で沼島にやってきましたが、小笠原みたいな歓迎の太鼓もダンスもありません。
沼島へやってきました

鞘形褶曲がある沼島の最北端、黒崎であります。向こうに見えている陸地は淡路本島です。沼島は淡路島の付属島 (隣接島) です。沼島からみたら淡路本島という表現をしています。これは、沖縄本島と言うのと同じ表現です。
鞘形褶曲のあるところ

鞘形褶曲でありますが、どうやら、これを観光資源とするのは無理ですわ! ケッタイな岩やなあ! なんでこんなんになるんやろか? でおしまいです。それよりも沼島の海岸美や沼島から眺めた景色のほうが一般受けしますね。ロケーションは素晴らしいのですが、岩は岩でありまして、観光客に訴求する魅力は薄いのではないか? という印象です。
鞘形褶曲

なんと総勢15名もの一団となりました。二人や三人では恥をかくところでしたが、15人も来てくださいましてメンツがたちました。ありがとうございました! 有名な写真家のSさんもきてくださいました。鞘状褶曲は写真の被写体としてはどうなんでしょうか? もしかしたら、あまり一般受けしないものかも? という心配はすこしあります。
総勢15名
総勢15名

美しい海岸です。とても、ここが淡路島 (沼島は南あわじ市) とは思えない素敵な景色です。九州南部みたいな感じです。
美しい海岸

淡路本島の山を指呼の間に仰ぎ見ます。諭鶴羽山です。これが標高1000mぐらいあったらいいのにね! 新潟県の佐渡島の金北山は1172mです。面積では南あわじ市よりも狭い小豆島の星ヶ城山は816mもあります。淡路島の山は低すぎ!
淡路本島の山々

素敵なビーチです。このビーチを独り占めできたらいいよね!
小さな浜

どこか遥か南の島に来たかと錯覚しそうなほど、綺麗な水であります。
透き通った水

紀伊水道の西に四国山地が見えています。一昨日に登った雲早山も見えています。今日だったら、素晴らしい眺望だったと思われます。ガスって、ていうか雨まで降って残念でしたが、また登りに行きます。何べんでも行きますわ! 自然観察という目的ならば、1週間ごとに行くのが理想的です。次々に咲く花が変わっていくからで、そういえば今年はタムシバもカタクリもシコクカッコソウもアケボノツツジも、みんな花を逃がしています。
四国山地が見える

樹林をかき分けて帰ります。道があると言えばある、ないと言えばない、という感じであります。だれも怪我などしなくて良かったです!
樹林を漕ぎ分けて帰ります

来た時に歓迎の太鼓がなかったから、お見送りの太鼓もありません。
お見送りの太鼓はなし

ここへ行ってまいりました。
ここへ行ってきました

本日の植物観察

スイカズラです。金銀花とも呼ばれる薬草でもあります。白と黄の2種類の花があるわけではありません。咲き始めは白ですが、一晩か、あるいはニ晩でしたか? 時間が経過したら花の色が変わるだけです。
スイカズラ

ビワであります。淡路本島でも沼島でも、いたるところで野生化しています。ビワは木じたいは結構耐寒性があって、野生ビワの北限地は佐渡島でしたか? 秋遅く、あるいは初冬にビワの花が咲き、幼果で冬を越します。幼果は耐寒性が弱く、氷点下3度が一晩続くとやられてしまいます。ビワの栽培の盛んな長崎県や千葉県では昨年は大変な寒害が発生しました。とくに長崎県のビワ産地では壊滅的な寒害でしたが、ことしは大丈夫だったようです。甘酸っぱくて美味そうです。
ビワが熟れてきました
美味そう!



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