雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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5月27日に、「石のお花見 in 沼島」 を行います。
5月27日 (土曜日) に、沼島 (ぬしま、兵庫県南あわじ市) の鞘褶曲を見にいきましょう!

+ マークのところに、鞘褶曲 (さやしゅうきょく) があります。


老人の遠足? かもしれませんが、若い方も、もしよろしかったらどうぞ。
天下の奇岩、摩訶不思議な石の造形をご覧になりたい方は、沼島汽船土生10時30分出港に乗船してください。
鞘褶曲を見学して弁当を食べたら、たぶん現地解散、自然散会となると思います。あとは各自お好きなように。
ただ、まあ、小さな島の中の山道です。万一の怪我などに対応するには、船着き場までは団体行動が望ましいと思います。
沼島に残留して釣りをされる方は、釣り道具をお忘れなく! 立神岩を見に行くのもいいかも?

弁当もお忘れなく! 沼島にはコンビニはありません。 (たぶん、ないと思う)
お花見にはお酒がつきものですが? どうなんでしょう? 酔ったら海に落ちそう!


【石のお花見とは?】
  沼島は三波川変成帯に属していて、陽光でキラキラ輝く結晶片岩の島です。
  その北側の、われわれ領家変成帯の住民から見たら、宝石のように見える石で、色も白・赤・茶・黒と変化に富みます。
  南側の秩父帯や四万十帯の住民が見ても、たぶん宝石のように見えるハズです。
  で、岩石をお花見の対象とする遠足であります。名付けて、「石のお花見」


当日南あわじ市主催の20人限定の観察会があるようです。
べつに、反骨精神を燃やして、役場の向こうを張っているのではございません。
1年で一番海面が下がる日を選んだら、必然的に同じ日になるということですわ!

これは、役場主催の観察会に、以前参加されたお姉さんが、船で行って、海上から指さして、
「あれが鞘褶曲なんじゃよ」 というだけだったそうです。で、全然見れれへんかったわ! と不満で、
山のキノコさん、鞘褶曲を見に行く企画をしてくれと命じられたからであります。
役場の観察・見学会は、あっちに回り、こっちを見て、と盛りだくさんで忙しかったらしいです。
たくさん回らにゃ損、損、損って感じで、旅行業者企画のパック旅行みたいで、しんどかったとも言っています。
で、これは鞘褶曲ただ一点だけに絞り込んだ遠足であります。

なお、あーだ、こーだ、と申しても当方全くの素人です。で、返事に窮するので質問は一切受け付けません。
自己観察、自己見学であります。で、地質学・岩石学等に詳しい方のご参加は特に大歓迎です。
その分野の専門家や学徒の方で、まだご覧になっていない方はぜひどうぞ。
安全確保に留意しながら、鞘褶曲の現場まで、道案内は確実にできます。
もちろん案内料など全くの不要! 案内人を雇うとカネを取られますわ!
世の中、カネ盗りばっかしですよね!


石のお花見 in 沼島
石のお花見 in 沼島


猫尾さんから頂いたコメント
いつも興味深く拝見しています。
時系列が逆転していそうな褶曲ですね!

うーん…間近で観てみたいです。
天候に恵まれますように♪



山のキノコの返信
猫尾 様

おはようございます。
コメントありがとうございます。

沼島は地質的には三波川変成帯に属するのですが、この地質帯は中央構造線のすぐ南側を東西数百キロにわたって延々と伸びています。南北の幅は狭く、10キロとか20キロ、広い所でも30キロぐらいの幅しかないようです。この三波川変成帯の上には名だたる名所がたくさんあり、私がしょっちゅう歩き回っている徳島県内をみても、三好市の大歩危小歩危の見事な渓谷美や、つるぎ町の土釜、これは川床の岩盤を流下する礫が円形状にえぐった見事なポットホール(甌穴、おうけつ)ですが、川床岩盤の岩石が緑色片岩で、のぞき込んだら地獄の底を見るみたいな不思議な光景です。中央構造線のすぐ南側のエリアは素人がみても岩石や地形が非常に魅力的です。

沼島の鞘褶曲は 日本の地質百選 に入っているし、上立神岩は 日本の奇岩百景 に選定されています。島の宝 100景 というのもあります。小さな島に全国レベルの百選がいくつもあるところで、必見の価値があります。手前みそなリンクですが、沼島は 土佐日記に載る歴史の島 でもあります。 付近の海岸の岩石はみなグニャグニャと曲がり、不思議な光景です。おかげで天候はよろしそうです。お近くの方でしたら、いかが?




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コメント
コメント
沼島は全国レベルの百選がいくつもある宝島です。
猫尾 様

おはようございます。
コメントありがとうございます。

沼島は地質的には三波川変成帯に属するのですが、この地質帯は中央構造線のすぐ南側を東西数百キロにわたって延々と伸びています。南北の幅は狭く、10キロとか20キロ、広い所でも30キロぐらいの幅しかないようです。この三波川変成帯の上には名だたる名所がたくさんあり、私がしょっちゅう歩き回っている徳島県内をみても、三好市の大歩危小歩危の見事な渓谷美や、つるぎ町の土釜、これは川床の岩盤を流下する礫が円形状にえぐった見事なポットホール(甌穴、おうけつ)ですが、川床岩盤の岩石が緑色片岩で、のぞき込んだら地獄の底を見るみたいな不思議な光景です。中央構造線のすぐ南側のエリアは素人がみても岩石や地形が非常に魅力的です。

沼島の鞘褶曲は日本の地質百選に入っているし、上立神岩は日本の奇岩百景に選定されています。小さな島に全国レベルの百選がいくつもあるところで、必見の価値があります。付近の海岸の岩石はみなぐにゃぐにゃと曲がり、不思議な光景です。おかげで天候はよろしそうです。お近くの方でしたら、いかが?
2017/05/24(水) 07:54:32 | URL | 山のキノコ #js83eNAU [ 編集 ]
褶曲がすごいですね
いつも興味深く拝見しています。
時系列が逆転していそうな褶曲ですね!

うーん…間近で観てみたいです。
天候に恵まれますように♪
2017/05/23(火) 23:02:42 | URL | 猫尾 #- [ 編集 ]
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