雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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ニセアカシアは、ハリエンジュと呼ぶほうがいい!
本日は2017年5月14日(日曜日)であります。

ニセアカシアの名称は混乱の元なので、ハリエンジュと呼ぼう!

わが淡路島南部地域でも、ハリエンジュの美しい花が今を盛りと咲いています! 白く清楚な花で、白いフジ (藤) の花みたいです。なかなか話題性のある樹木でして、これは言わずと知れた養蜂の第一級の蜜源植物です。長野県では生産される蜂蜜の半数あまりがニセアカシア (ハリエンジュ) 蜜だそうです。 ところが環境省 (=環境利権の伏魔殿) はこのハリエンジュを目の仇にして、「要注意外来種」 に指定し駆除しようとしていましたけど、日本養蜂協会が強く反発してましたね! わが南あわじ市でもいたるところで野生化しております。どこにでもあります。そんな樹木、「わしゃ (あたしゃ) 見たことあれへんがな」 と仰る貴兄妹の方も、下に掲げる写真をご覧になれば、「おお、その木なら見たことあるわな!」 と言うのではないか? ほんまに、ハリエンジュは淡路島に早くから侵入して野生化しています。ただ問題はこれはアカシア (アカシア属) じゃ全くないことです。アカシア属の樹木でないのにアカシアだと思われているのが問題で、別名のハリエンジュと呼ぶべきではないのか? つまり、和名が混乱しています。話題性の高い木ですが全部を話題にしていたらキリがありません。


ハリエンジュの話題の数々
①、養蜂における第一級の蜜源植物。つまりミツバチたちの食糧の木です。
②、空中窒素固定菌と共生する肥料木であり、やせ地をやがて肥沃地に変える能力がある。
③、材は緻密で比重が大きく、薪にすると火力が高く、炭焼きにもいい。
④、伐採しても地中の根などからの萌芽力が高く、勝手にまた生えてくる。
   これぞまさに再生可能エネルギーだね! つまり、薪ストーブにくべよう!
⑤、花が美しく花の香もすばらしく、街路樹や公園木にもいい。
⑥、花は山菜になる。信州じゃハリエンジュの花を天婦羅にして食べるみたい。
⑦、一般にはニセアカシアと呼ばれ、この名称は大きな問題。(つまりアカシア属植物じゃない)
⑧、環境省 (利権の伏魔殿) が目の仇にする。していた。2015年3月まで 「要注意外来生物」 に指定されていた。
   現在は「生態系被害防止外来種」に替わっていますが、ハリエンジュは愛でたくリストから外されました。



写真は南あわじ市阿万地区にて5月9日撮影

↓ これは南あわじ市阿万下町、阿万浄化センター近くです。
ハリエンジュの木

↓ これは南あわじ市阿万塩屋町にある国立淡路青少年交流の家の入り口付近です。ハリエンジュは萌芽再生力が強く、一旦その土地に侵入したら群生することが多いです。青年の家の周囲にはハリエンジュがたくさん見られます。一帯は砂地で痩せ土です。で、空中窒素固定能力のあるハリエンジュはよく育ちます。昔は一帯はクロマツ林でした。砂地で保水力も乏しく地味が痩せているので広葉樹が生育しにくかった所です。で、菌根菌 (マツタケがその代表種) と共生するクロマツぐらいしか生育しなかったともいえましょう。つまり、環境省の言うのは間違っています。ハリエンジュが在来植物を駆逐するんじゃなくて、在来植物が育ちにくい劣悪環境にハリエンジュが育っているだけなんです。あるいは、ヒトが植生を破壊したり、乱開発したところ、(そこは表土や腐食をはぎ取るからやせ地です) にハリエンジュがあるということなんです。この事情はナルトサワギク (おお、特定外来生物に昇格だあ! めでたいこっちゃ!) と同じです。在来植物が茂る中にハリエンジュがどんどん侵入しているのでは全くありません。

なお、ものは言いようで、青年の家の周囲でハリエンジュがはびこることでクロマツが駆逐されたではないか! と叱られそうですが、クロマツが次々に消えた要因は別に複合的に色々あるようです。でも、クロマツが生えるべき場所をハリエンジュが占領しているという観点から、ハリエンジュによってクロマツが駆逐されたと言えなくもありません。そういう面は若干ありましょう。しかしながら、それで何か困ったことがあるのか? ヒトが死んだとか、そこに住めなくなるとか、商売が倒産したとか? 誰も何も困っていません。誰も困っていないのに、大変なことになるぞと脅迫して、問題を次々に創作しているわけです。地球温暖化もそうです。何も起こっていませんよ。台風の勢力は氷河期が来るぞと騒がれたころのほうが強烈でした。日本の最高気温記録の鳴門42.5度の記録はいまだに破られていませんわ! それよりも地球温暖化は米国で政治が仕掛けたことがハッキリしました。暴露した人がロシアに亡命しています。なんでマスゴミどもはきちんと報道しないのか! 加計学園問題もそうだけどウヤムヤにして済むと思っているのか! 権力者・為政者だけでなくマスゴミも完全に腐敗しています!

ハリエンジュが群生する

↓ ハリエンジュの樹冠を埋め尽くす白い花です。見事です。お花見の対象にもなるのではないか?
ハリエンジュの樹冠を埋め尽くす白い花

↓ ハリエンジュの花はフジ (藤) の花に似ています。ていうか、ほとんど同じです。そっくりです。白いフジの花という感じであります。ネムノキに近いアカシア属とは花が全く異なります。
ハリエンジュの花
ハリエンジュの花

ハリエンジュをニセアカシアと呼ぶことで混乱が起こっています。ハリエンジュはアカシア属の樹木じゃないのだから、名前に「アカシア」が入るニセアカシアは使わないほうがいいんじゃなかろうか? アカシアではないという意味で 「ニセ」 を冠してはいますが、混乱や誤解が生じていますね。


アカシアの花は、ネムノキの花に近い

淡路島南部地域にもアカシア属の樹木はかなり侵入しています。2種侵入しています。花期が2月下旬 ~ 3月下旬ころで鮮やかな黄色のフサアカシアと、花期が5月中旬~6月上旬ころで花が黄土色 (花の色が悪い) モリシマアカシアです。両種は花期が2か月ずれるのと花の色が違うので見分けられます。ギンヨウアカシア等はまだ侵入していないと思います。(私は淡路島でギンヨウの野生化はまだ見たことがありません)

モリシマアカシアです。淡路島南部では花期が5月後半です。花の色は黄色系統ではありますが、黄土色というか、くすんでいるというか、3月に咲くフサアカシアのような鮮やかな黄色じゃありません。モリシマもフサも両方とも花の構造は同じですが、ハリエンジュとは全く異なります。分類階級での 「属」 が全く異なります。モリシマアカシアも 「生態系被害防止外来種」 に愛でたく指定されていますが、たしかに蛇紋岩地帯で問題になっているようですが、南淡路地方じゃどうってことはないすね。淡路島で蛇紋岩があるのは付属島の沼島の立神岩付近だけです。淡路本島に蛇紋岩はないですよね。あるならばご教示ください。観察にまいりたいと思います。蛇紋岩地帯は特殊な植生が成立することが多いので、植物観察のポイントです。

モリシマアカシア
モリシマアカシアの花

↓ この黄色いものがフサアカシア。4月7日淡路ふれあい公園の裏山にて。今年は春先が寒かったのでフサアカシアの花が4月上旬まで残りました。吾輩は写真家じゃないので技量がなく、自然のままの色が上手くだせませんでしたが、肉眼では美しく鮮やかな黄色です。残念ながら、花のアップを撮り忘れた。
4月7日 淡路ふれあい公園の裏山にて



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コメント
コメント
コメントありがとうございます。
猫尾さま

コメントありがとうございます。

どうぞリンクしてください。
貴ブログを拝見、雪国にお住まいのようで新潟県?
いいですねえ! まだ山には雪がたくさんですか?

私は雪山が大好きなんですが、瀬戸内地方じゃ雪なんて降らないし、積もりません。
平地じゃ5年にいっぺん、せいぜい5センチ程度の積雪です。
で、四国の山に冬のあいだ入りびたりでした。
でも、四国の山は太平洋側ですし、標高も低いし、4月いっぱいで雪なんて消えちゃいました。
でも、まだ未練がましく、スタッドレスを履いていますわ!
いくらなんでも、もう夏タイヤに替えなければ。

貴ブログのシャクナゲの葉の上のカエル、いいですね。
今日もシャクナゲを見に行っていました。
2017/05/14(日) 21:29:46 | URL | 山のキノコ #gAYdV4IE [ 編集 ]
はじめまして
タラの木の剪定の仕方を検索していてたどり着きました。
興味深い記事ですね。
針槐、地元の川辺にもたくさん生えています。
好きな木ですし、見事な花ですよね。

ご迷惑でなかったらリンクさせていただいてもいいですか?
2017/05/14(日) 19:42:54 | URL | 猫尾 #- [ 編集 ]
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