雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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徳島県・高城山へ、名残雪のお別れの挨拶? 
本日は2017年4月10日 (月曜日) であります。

昨日の4月9日に、また性懲りもなく 高城山(徳島県・標高1632m) に行ってまいりました。四国山地の高所といってもやはり太平洋側の山であります。日本海側の山のように積雪が5mも、10m(伊吹山測候所の最深積雪記録1182センチ)も、20m(これは立山アルペンルートの雪の大谷)もあるわけではありません。せいぜい1m、谷の吹き溜まりで2m、最大限で3mまでです。(剣山測候所の最深積雪記録が292センチ) なので、気温が上昇し始めるとアッというまに山頂の雪帽は消えてしまいます。四国山地東部で5月はじめまで雪が残るのは、わずかに矢筈山北側の谷や剣山行場ぐらいのものです。ここ数日の初夏の陽気で雪解けが一挙に進んだのであろうと予想され、高城山へ “名残雪にお別れの挨拶?” に行ってまいりました。



しだれサクラの名所、神山町は花見客でにぎわう!

途中、四国山地主稜の北側に位置する 神山町(かみやまちょう) までくると、なんと渋滞しているではないか! 徳島県は人口わずか75万人の過疎の県で、わが淡路島が兵庫県を脱退して徳島県に編入されても88万人で100万人に足りません。徳島県を100万人県にするには淡路島が2個必要です。このように過疎の県で、県都 徳島市の奥座敷にあたる山村の神山町で渋滞とは普通考えられないわけですが、どうやらサクラの花見客でにぎわっているようです。徳島県の山間部では神山町だけでなく旧 木屋平村(こやだいら)でも、つるぎ町でも、どこでもサクラといえば枝垂桜(しだれざくら)のようです。村興し・町興しのために枝垂桜を植えてあるのでしょうかね? 枝垂桜と言っても沢山の品種があり、いろいろ植えられているようです。ただ余所者の目から見ると、若木が多いように思います。ていうか若木だらけです。ということは、村興しの花いっぱい運動で枝垂桜を植えたのはごく近年のハナシではないか?

道の駅「温泉の里 神山」
神山町上分(かみやまちょうかみぶん) 国道193号線沿い

道の駅「温泉の里 神山」 は大盛況!

なんと見たことのないような大盛況です。道路には駐車場が空くのを待つ車列がズラリと並んでいます。大部分は地元徳島県内の車のようですが神戸ナンバーもちらほらと。たぶん淡路島から来たのでありましょう。(ほんまの神戸からこんなところに来る殊勝な人はいない) なんと南淡バスが2台も来ているではないか! 南淡というのは旧 南淡町のことで、むかし淡路島最南部にあった自治体でありますが、隣の隣の村のウォーキングの会の御一行様のようです。狭い淡路島、知った人がいたらマズイのでじろじろ見ないことです。知った人と出会ったら、「おまはん、こんなとこで何しとるんか」 ということになります。よね! 話題の俎上に乗せられます。田舎ちゅうもんは五月蠅いわけです。よね?

道の駅「温泉の里 神山」
道の駅「温泉の里 神山」
道の駅「温泉の里 神山」
道の駅「温泉の里 神山」


剣山スーパー林道では、四輪車をあまり見なかった!

剣山スーパー林道が冬季閉鎖から目覚めて通行可能となりました。通行可能となって2回目の日曜日であります。が、なぜか通行車が少ないようです。2輪車は5台か6台みましたが、4輪車は3台か4台で、それもライト級クロカン車のジムニーばかりです。この人たちは根っからのダートコース愛好者であって、一般車を全然みませんでした。たぶん、山麓の村々で枝垂桜まつりなので、スーパー林道へ行くつもりだった人々が枝垂桜のお花見触手に捕まったのではないか? と解釈します。食虫植物のモウセンゴケに虫たちが捕まるように、ヒトも花に捕まるということなんでしょう。 「ファガスの森 高城(たかしろ)」 の管理人、森の番人の地下足袋王子様の名物シカカレーで、餓死をまぬがれ一命をとりとめました。剣山スーパー林道を通行する際には、このシカカレーを食べなければいけないらしい。お代が事実上の通行料か? というのは、地下足袋王子様が林道をふさぐ倒木をチェーンソーで伐るなど、ご尽力されているようなので‥。なお、シカカレーなどというても、鹿の丸焼きにカレールーをかけた豪快料理ではありません。

ファガスの森
本日のひるめし


剣山スーパー林道にわずかに残る雪! 2017.4.9

ここ数日の初夏のようなポカポカ陽気で、あっという間に雪が消えてしまったようです。「なごり雪」 と申せば昭和時代の後期に一世を風靡した楽曲ですが、寒候期の最終降雪を 「なごり雪」 と言うらしい。もとは造語っぽいのですが、いまや普通の言葉として認知・定着しました。ここで、さらに意味を拡張して、最後に降る雪の意味だけでなく、気温上昇で消える寸前の積雪も 「なごり雪」 と呼んでもいいのではないか? ということで、本日は名残雪にお別れの挨拶にまいりました。今度会うのは11月の終わりぐらいかな? とはいうものの、剣山じゃ過去に5月に入ってから何べんも降雪・積雪を観測していますので、なごり雪はまだ先かも?
剣山スーパー林道に残る雪
剣山スーパー林道に残る雪
剣山スーパー林道に残る雪
剣山スーパー林道に残る雪

ここが高城山への登山口であります。ここで標高1540ぐらいか? 1535mぐらいかも? 正確には不明です。高城山の山頂標高点は1632mなので、歩いて登るのは標高差100mほどです。登山道の勾配もゆるいので、ここからでは誰でも登れます。四国山地東部で1500mを越える山で、これほど簡単に登れる山は他にはありません。おススメの山であります。 でもまあ、日本有数の未舗装山岳道路です。国内の道路という道路が舗装されつくして、泥の道、石ころだらけの道というのは今や絶滅危惧道路とでもいえましょう。 やはり、ここは最低地上高をリフトアップしたクロカン車で来るところかも? 来るならば車の腹を石で擦らないように‥。それから、路肩にあまり寄って谷に落ちないように‥。
高城山の登山口


本日は霞が多く、眺望は利かなかった!

剣山スーパー林道から高城山の山頂ピークを見ました。国土交通省のレーダー雨量観測所が見えています。
高城山の山頂

徳島のヘソです。ここで標高は約1500m。あるいは1490mぐらいかもわかりません。正確には不明。
徳島のヘソ

徳島のヘソから東の雲早山を眺めましたが、山頂に雲がかかってしまいました。雲が早く流れるから、雲早山 (くもそうやま) と言うのか? 「くもそう」 ではなく、「くもさ」 と言う土地の人もいます。どちらが正しい? というのは愚問でありまして、地元の人々の間で歴史的に定着している呼び名が、正しいといえば正しいのでしょう‥。ま、余所者がああだ、こうだという問題ではありませんね。
雲早山に雲がかかる

徳島のヘソから南高城を眺めました。斜面の掘れ込んだ溝状のところに雪がわずかに残っています。
徳島のヘソから南高城を望む
南高城拡大
南高城と高城山の鞍部から、東側の深い谷をのぞきました。ここは日が当たらないためか、また斜面から落ちた雪が堆積するためか、5月初旬ぐらいまで雪が残ります。
南高城と高城山の鞍部の東側谷には遅くまで雪が残る

今日はカスミが多すぎて視程が利きません。剣山は全く見えません。
雲早山に雲がかかる


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