雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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剣山スーパー林道、壺脚ランニング! (その3)
ファガスの森に到着したのは15時11分、すばやく持ってきた行動食を喰ってから先へと進みます。徳島のヘソの手前まで行ってまいりましたが、1時間半ほど雪氷観察であります。これは剣山スーパー林道を歩いているだけであり、登山道には全く進入していないので登山とはいえません。なので、高城山登山ではなく、高城山観察行ということであります。

ファガスの森から先は積雪が多い
写真の小屋のあるところ は標高1355mぐらいですが、ここから先は特に積雪が多く吹き溜まりが随所にありました。ていうか、林道の路面全体が吹き溜まりであって、斜面のほうがむしろ積雪が少ない感じです。
高城山北尾根登山口

見通しの利くところから高城山の山頂付近が見えます。国土交通省の高城レーダー雨量観測所も見えています。木々が白っぽいのは霧氷であろうかと思われます。
高城山山頂方向
レーダー雨量観測所がみえます

本日の観察は 「雪まくり」
Wikipedia 「雪まくり」 から借用、横着をして丸写しであります。稀に生じる気象現象であるということですが、積雪期の四国山地では普通に見られます。雪まくりが発生しやすい条件がそろっているのかもしれません。吾輩の写真では直径20センチほどの3個の雪まくりの上に今日降った新雪が1センチ積もっています。

雪まくり (ゆきまくり、英:snow roller) とは、稀に生じる気象現象である。風により、地面に積もった雪がシート状にまくりあげられ、絨毯を巻いたような形状が作られる。いわば、自然が作る雪だるまである。人が作る雪だるまとは違い、円筒形であり、中心は空洞であることが多い。直径60cmほどまで大きくなるものもある。雪まくりが形成されるためには複数の条件が必要である。

 ①、雪が地面に貼付かないように、氷の層があること。
 ②、その氷の層が湿っていないこと。
 ③、風は、雪の層を巻き上げる程度に強く、かつ吹き飛ばさない程度に弱いこと。
   あるいは、木、段差、坂など、雪が重みで転がりやすい地形があること。

最後の条件からわかるように、雪まくりは丘陵地帯に比較的多くみられる。とはいえそうした地域でも、全ての条件が都合よく満たされることはまれである。

本日の観察 「雪まくり」

スーパー林道の標高1350~1450m付近の様子、2017.3.23
3月下旬になっているのに雪が非常に多いです。ただし、「雪が多い」 といっても地方によってその基準がことなり、豪雪地域のそれとは同義ではありません。
2017年3月23日 高城山スーパー林道にて
2017年3月23日 高城山スーパー林道にて
2017年3月23日 高城山スーパー林道にて
2017年3月23日 高城山スーパー林道にて
2017年3月23日 高城山スーパー林道にて

つぼ足ランニングは、屈強の体力づくりに最適かも?
つぼ足 というのはヤマレコによれば、「降り積もった新雪の上を歩く時など、アイゼンなどを使わずに足を踏み込んで壺状の足場を作りながら歩くこと」 という意味の登山用語でありますが、雪面にズボッと踏み込んだ足を抜くときに、腹筋や脚の裏側の大腿二頭筋などに大きな負荷がかかります。なので次々にツボ足で走ると大変な運動となります。
壺足(つぼあし)
つぼ足ランニング

今日、スーパー林道に進入した午後2時ころから5時くらいまで、断続的に小雪が舞っていました。で、ウラジロモミの枝の上に1センチの積雪です。降水強度としては0.5ミリ/1時間あるかなしかの弱い降水であったと思われます。
ウラジロモミ林
積雪1センチ

今日は弱い低気圧が四国沖を通過したので天気が悪く、剣山は望めません。
剣山方面は雲の中

小雪がやんだ間には砥石権現 (標高1375m) が見えた。砥石権現を眺める

ファガスの森に戻ってきたころ雪が止み、雲早山 (標高1496m) が見えました。帰りは、ファガスの森を16時57分に出発、17時48分に剣山スーパー林道の入り口に帰還。所要時間は51分です。重力に逆らって登る79分よりも、重力に引っ張ってもらう51分のほうが遥かに早いですわね。
雲早山が見えた


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