雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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2017年春の新物ワラビを収穫
今春は大寒以降が寒く、ワラビの発芽が遅れた

気象庁のアメダス南淡の観測データを見ると、1月20日の大寒から本日3月16日までの56日間で、冬日 (日最低気温が零度以下) が18回もあり、32%もの比率になっています。これは記録的ということはないにしても、結構寒かったわけです。で、ワラビの発芽が例年よりもやや遅れたかなという印象がします。でもまあ、ワラビが出てきました。 以下写真は南あわじ市第一のワラビ山における3月15日の写真であります。
2017年3月15日 ワラビが萌芽
2017年3月15日 ワラビが萌芽

早いものは既に葉が展開しています。このようなものは、おそらく3月の初め頃に出てきたのではないかと思われます。
2017年3月15日 ワラビがすでに展葉

本日の収穫、走り物なのでわずか
↓ 本日 (2017年3月15日) の収穫であります。シーズン初めの 「走り物」 なので収穫量はわずかです。山菜ファンはよく承知だと思いますが、ワラビはじつは強烈な毒草です。強力な発がん性物質を含有しています。ワラビにしっかりと草木灰をまぶして、さらに熱湯をかけて一昼夜置きアク抜きする必要があります。灰汁はかなりのアルカリ性で、このアルカリ性と熱とで毒成分が不活性化するとされます。(そういう研究論文がいくつか存在します) 吾輩は毎年大量のワラビを食べていますが、しっかりとアク抜きしていますから別に何事もありません。
本日の収穫
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草木灰は田舎暮らしの必需品であります
↓ で、ワラビを食するために大量の草木灰が要ります。これから一か月間淡路島内でワラビ採りですが、島内のものが長けたら、徳島県の剣山地の標高が高いところに採りにいきます。標高1500mまでワラビがあり、そこでは北日本並みに6月遅くまでワラビが採れますわ。庭にブロックを積み上げてかまどを作り、庭木や果樹などの選定枝など焚き上げて真っ白な綺麗な灰をこしらえます。 草木灰は大量に製造しておくと、果実のなるものには草木灰は最高級の肥料でもあります。いわゆる実肥 (みごえ) であります。庭先のカキ(柿) には特に卓効があります。ネギに草木灰を施肥すると濃緑の葉が折れにくい良いネギが作れます。
特設のコンクートブロックのかまどで草木灰をこしらえる


淡路島は意外に山が多い
以前に、神戸 (ほんまの神戸市) から来た人と話をしていたら、「はるかに山並みが続いていて、島というイメージがしませんね」 と言われたことがあります。たしかにそういう面がありますが、淡路島全体が “地塁山地” であるためでしょうね。ワラビ採りが終わって裏山に登り下界を俯瞰しました。
ワラビ山の頂上から俯瞰する
↓ はるかに諭鶴羽山が見えています。
淡路島最高峰の諭鶴羽山
播磨灘の向こう岸の香川県高松市屋島あたりに、陽が落ちようとしています。屋島は有名な溶岩台地でありまして、地学の教科書に載っています。瀬戸内海にそって東西に古い (1000万年程度の大昔) 火山群があって、“瀬戸内火山岩石区” と呼ばれています。現在は火山活動していないので火山帯の言葉は付与されていません。(瀬戸内火山帯の言葉が使われたのは明治時代のハナシ)
香川県高松市屋島あたりに陽が落ちる


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