雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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南淡路地方に山菜シーズンが到来
春になりましたが、山菜採取の季節がやってまいりました!

万象を凍てつかせた冬が去り、日長が急速に伸び、太陽高度も随分と上がってまいりました。大空には、まぶしいような春の光が満ちあふれています。野や山では、そこかしこでタラの芽が大きく膨らんでまいりました。まもなく採りごろであります。山菜ファンの諸兄妹におかれましては、これから忙しくなるので遊んでいる暇はありませんね! 以下写真は3月14日、兵庫県南あわじ市 (淡路島南西部) にて。
タラノ芽

比較的に若木の場合には、もうすでに葉が出ています。若木では春の発芽や展葉が成木よりも早い傾向があるようです。
タラノ芽

フキノトウはすでに長けてしまっています。こうなっては食べられません。フキノトウの採集適期は当地では真冬です。陽向地ならば厳寒期に出ています。厳寒などといっても日中は10度近くになるので植物は育ちます。ふつう植物の生育温度というのは5度以上とされますよね。日中には10度前後まで上がり、明け方は氷点下に冷え込むのが冬の野菜の生育には理想的で、野菜の味が濃厚で非常に美味いものが出来ます。とくにキャベツはまるで砂糖が入っているのかと錯覚するほど甘いものとなりますよね!
フキノトウ

で、フキの葉がすでに大きくなっています。これを集めて佃煮にすれば絶品であります。葉柄だけでなく丸い葉身も刻んで佃煮の材料にできます。
フキの葉


春の百花繚乱、百花を全部を陳列するのはむりなんで、いくつかピックアップします。

早くもノアザミが咲いています。よく見ると意外に美しい花です。そういえば庭で栽培されるドイツアザミというのがありますが、名前から欧州のドイツ国原産か? などと錯覚しそうですがそうではなく、日本在来種のノアザミの改良種です。ノアザミの開花期は非常に長く、分布も広範囲で、各地にいろいろな亜種・品種が分化しているようですね。たとえば剣山に夏咲くのはノアザミの品種のトゲが猛烈なトゲアザミ。 写真は3月14日 南あわじ市八木にて。
ノアザミ
ノアザミ
ノアザミ
ノアザミ

セイヨウタンポポの黄色い花が田んぼの土手を飾りはじめました。淡路島には1990年ぐらいから報告されだした外来種でありますが、今や全島に見事に広がりました。阿呆な環境原理主義者どもに言わせると、外来タンポポが日本在来タンポポを駆逐すると言うてますけど、フィールドで実際に観察をつづけると駆逐されるようではありませんわ。外来種と在来種が適度に折り合いをつけて共存していますわ。環境原理利権というものが間違いなく存在していて、その利権に群がる連中がおることを見落としてはいけないようです。 なお、淡路島にはカンサイタンポポ、セイヨウタンポポ、それからシロバナタンポポ(白花たんぽぽ) の3種が見られますが、シロバナタンポポは淡路では稀産中の稀産でめったにないです。
セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポ
セイヨウタンポポ

↓ こちらはカンサイタンポポであります。セイヨウタンポポとくらべると花は華奢で弱弱しい感じがします。花茎もやや細くひょろ長い傾向があります。なれたら一目見てどちらなのか識別できます。
こちらはカンサイタンポポ


↓ オオイヌノフグリです。ヨーロッパ原産で、明治初期に日本に侵入した外来種だと言われています。日本在来種のイヌノフグリはあまり見かけません。在来種のイヌノフグリは淡路島にも自生していますが、めったにないというのは、花が小さく目立たないから、意識して観察しないと見えないという事情もあるのではないか?
オオイヌノフグリ


↓ ホトケノザであります。ありふれた雑草でありますが、クローズアップして観察すれば美しい花です。休耕田一面にあったばあいには、赤紫色のじゅうたんが敷いてあるように見えます。
ホトケノザ




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