雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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淡路島ではなかなか見られない蒸気霧 (その1)
諭鶴羽ダム池で冷え込んだ朝に見られる蒸気霧 

2017年2月28日の朝に、わが南淡路の諭鶴羽ダム池で蒸気霧が発生しました。周囲が海に囲まれ、比熱が大きい大量の水(海水)に取り囲まれている小さな島では蒸気霧が発生しにくいもので、島内で蒸気霧の観察スポットはほとんどありません。私が知るかぎりでは諭鶴羽ダム池だけです。ここでは、気象データに観望天気を加えて狙って行けば、100パーセント確実に蒸気霧を見ることができます。本州内陸部ではニュース性はないでしょうが、島では蒸気霧はニュース性があります。で、写真を撮りたい写真家の方はいかが? 投稿すれば新聞の淡路地方ページで取り上げてくれるかも? で、どういう条件で蒸気霧が発生しているのか、ごく簡単に考察します。

2月28日の午前7時38分~7時55分の間に観察
2017年07時39分
2017年07時38分
2017年07時46分

気温と水温の状況
気温と水温の差は7度程度であるが、向こう岸のテラス状の土地の冷え込みから考えて、水温と冷気の温度差は10度程度か、あるいは10度を少し超えるものと思われます。
07時41分
07時55分
世界気象機関は気温を測る高さは、地上1.25mから2mを基準としています。日本の気象庁の基準は地上1.5mであります。地表の接地気温は放射冷却で冷えるときには低く、日射で地物で暖まるときには高くなってしまいます。なので、地面からの高さが問題となりますが、最低気温が2度とかプラス圏であっても、霜が降りたり氷が張るのはそういう理由です。
冷気が池面に流れ込んで蒸気霧が発生

蒸気霧が発生する場所は、諭鶴羽ダム池の奥のテラス状のところの前だけです。秋遅く ~ 冬 ~ 春にかけて頻繁に見られますが、夏場は見られません。もし、冷気と水温の温度差が20度にも達するような冷え込みであるならば、池全体に湧き立つような蒸気霧が見られて壮観でありましょうが、淡路島ではそこまでの冷え込みは期待できませんわ。
池の奥まったところで蒸気霧が見られる


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