雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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南海地震の津波が来るときの海面の高さは?
次の南海地震は早く来るほどいい、今すぐ来るのが理想的!
南海地震が来るのは避けられないでしょう! ならば、さっさと早く来てほしいものです。早くくれば来るほどいいわけです。他と南海地震について議論をすると、他は異口同音に 「来てほしくないな」 とか 「来るのは出来るだけ後にしてくれ」 などと言うのですが、そりゃあマズイですよ! なぜならば、遅く来れば来るほど地震のエネルギーを溜め込むからです。歴史上、南海地震は周期的に来ていますが、周期はまったく一定せず100年間隔のときもあれば150年間隔の時もあっていろいろです。けれども間隔が長いときの後の地震は強烈です。したがって、どうせ南海地震が来るのが不可避であるのだから、エネルギーをたっぷりと溜め込む前に、エネルギーがまだ小さいうちに早く来てほしいと考えるのが、合理的ではないのか?? 終戦直後の南海地震 (1946年) は比較的小さかったのですが、津波に襲われた南淡路の福良の古老に話を伺うと、津波もそれほどではなかったようです。たぶん津波の高さはせいぜい3m程度まででなかったか? (根拠は福良湾にある洲崎という平べったい島が隠れる程度で、津波到達が福良交番あたり迄だったという証言から) 今すぐ来れば津波の高さは低いわけですが、後になればなるほど津波は大きくなると思うけど‥。


わが淡路島南部で一番津波が危惧される地区の状況
住民はやがて来る津波を意識して行動し始めています。臨海の低地に住む住民は、家を建て直すさいには次の津波を避けるために高台に移住しています。ただし、なんの利権にも与れない庶民は住宅の改築は一生に一回の大変なことであるから、高台移転はなかなか進みません。
住民は次の南海地震を意識している
昭和南海地震による津波は当地では3mぐらいだったか? 洲崎という平べったい島が水没して見えなくなったという古老の話です。
昭和南海地震の津波は洲崎が隠れる程度

もちろん、行政当局も次に来る津波を意識して施政しているハズであるが‥ (表向きのタテマエでは!)
行政も、もちろん次の津波を意識しているが‥
大潮の満潮時には海抜0mも同然だ!

ところがである。巨大な疑惑・矛盾が存在しますね! ↓ の写真の淡路人形座は元は鳴門海峡を見下ろす山の上にありました。標高140~150m の山上の 「うずの丘大鳴門橋記念館」 の建物の中にありました。にもかかわらず、南あわじ市当局が事実上海抜ゼロのこんな津波危険地に移転させました。つまり、行政なんてものは住民 (観光客) の安全とか考えていないわけです。行政は、住民 (観光客) の生命や財産などどうでもいい、自分らの利権になればいい、という腹の中の赤い舌が透けてみえています。結局、この醜悪きわまりない建物を建てたかったということなんでしょう! この醜悪な建物のある場所はここ です。次にくる津波の高さは全く分かりませんが、津波が大きければ観光客が大勢津波に吞み込まれる危惧があります。 いま、デンデン安倍晋三の足元に火がついて稀にみる巨大疑獄事件に発展しそうな状況となってまいりましたが、国も田舎の末端も、政治家や厄人どもがやっていることは全くの相似形です。ことが大きいか小さいかの違いだけです。
なぜ山上から海抜ゼロ同然のところに移転させたのか??



さて、津波被害の大小は、そのときの海面の高さも大いに関係するのでは?
これは行政も防災研究者も誰ひとり言わないことなので、図をあげて敷衍したいと思います。内陸部に住む人は知らない人もいましょうが、海面の高さは一定ではなく、つねに大きく変動していますよね! 一番大きな変動要因は潮汐です。大潮の時の満潮と干潮では淡路島周辺では (瀬戸内海東部や紀伊水道では) 変動差は2mに達しますよね! 特に真冬の深夜の干潮は海面が大きくさがります。強力なライト携行で潮干狩りのチャンスです。 逆に、秋口は温暖期で海水が膨張するなどの要因で海面が上がります。秋口の大潮の満潮は海面が上がって、淡路島では由良など低い土地の浸水騒ぎがよく起こりますよね! で、南海地震発生で津波がきたときに、もともとの海面が上がっている時なのか? 非常に海面が下がっている時なのか? で津波被害は大きくも小さくもなるハズです。ですよね? と思いますけど。 そりゃあ、20mもの巨大な津波が押し寄せりゃあ、1mや2mぐらいの海面の高低はほとんど関係ないでしょうが、4~5mぐらいの津波であるならば、海面の高低により助かったり、メタメタにやられたり、影響するハズです。

↓ これは2月11日~12日の日が替わる深夜の寒風厳しいときに、小松島で潮位が-95センチ (標高基準で) まで下がったときに、獲ってきた天然のカキ (牡蠣) であります。海面は上がるだけではなく、下がったときは磯に行くチャンスです。
天然のカキ

台風による高潮で海面が上がっているときに、津波が発生したらえらいこっちゃやで!
気象庁ホームページ 2014年8月の小松島の潮位変化 のグラフを借用します。淡路島南部には洲本に検潮所がありますが大阪湾内になるので、紀伊水道の徳島県側の潮位変化を見ます。下図は2014年8月の1か月間の潮位変化です。ようするに海面が上がったり下がったりの実測グラフです。なお、リンクは東京の最新月のグラフが表示されます。借用した潮位の高さは標高での高さです。津波は第1波や第2波は高く次第に減衰していくのが普通のようですけど、第1波と満潮時とかさなったり、高潮のピークと重なったら大変なことになります。グラフを一目みて分かるとおり、海面の高さはめまぐるしく変化しています。真冬の深夜の大潮干潮ではときには-110 ~ -120センチぐらいまで海面が下がります。小松島で観測史上の最高潮位は第二室戸台風のときの242センチであります。この242センチはこれ自体がちょっとした津波みたいなものです。そういう時に南海地震が起こったらどうなるのか? 想像するのも恐ろしいです。どうせ津波が来るのだったら、真冬の海面が-100センチまで下がっているときに来てほしいものです。
台風で高潮発生時には特に海面が上がる

↓ これも気象庁サイトから借用。上掲のグラフで台風11号で顕著な高潮が発生した2014年8月10日の天気図です。台風11号は高知市と室戸岬の間の安芸市に上陸、四国東部を縦断して播磨灘に達し、兵庫本土に再上陸、そして日本海に抜けました。これは第二室戸台風と酷似するコースで、淡路島南部の紀伊水道や大阪湾で高潮が発生する最悪のコースです。それほど強い台風でなくてもこのコースだと淡路島周辺で高潮が発生します。そういうときに津波が重なったならば大変なことになります。
高潮発生時の天気図

海面が上がる要因は沢山
①、台風とか強い低気圧による気圧降下。海面が吸い上げられる。ストローで吸い上げるのと同じ原理。
②、強い風による海水吹き寄せ効果。紀伊水道では強い南風が恐い。
③、月の接近。地球と月の距離は一定ではなくかなり変化しています。接近すれば潮汐力は大きくなる。
④、顕著な 副振動が発生。 副振動は紀伊水道でも普通に起こっています。
  ただし、九州西海岸ほど顕著ではなく最大で振幅40~50センチ程度です。
⑤、黒潮の接岸。西日本の沿岸を東進する黒潮が陸地に近づくと潮位があがり、沖合に離れれば潮位が下がる。
⑥、夏のうちつづく高温。海水が熱膨張して海面が上がるとされています。
⑦、広い範囲での豪雨。大量の水が川から沿岸に流れ若干潮位を上げるみたい。

ほかにも海面が上がる要因はあるのかな?? あるのならばご教示ください。
ただし、南極の氷が解けるってのはダメです。その要因の時間スケールが全く違うし、NASAの観測データでは南極の氷は増えています。つまり、地球温暖化危機説はすでに破綻・崩壊していますわ。


●つまり、予測は当たらないということです。防災研究者があれこれとシミュレーションして津波の高さは何メートルだなどといっても、そんなのは実際に津波が来てみないと分りません。どの程度の被害かなんてのも分かりません。なんせ、普段でも海面は上がったり下がったりしていますから。「予測」 は逆に読めば 「糞よ」 なんですわ。似た 「予想」 は 「嘘よ」 ですわ。真に受けないことです。




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