雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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淡路島南部で大雪 (その3)
本日は2017年2月13日 (月曜日) であります。

昨日は朝のお勤めををサッサと片付けて、昼前にいつものダムサイトにやってきましたが、
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幽邃な山と清冽な谷の水をたたえた良いところです。
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ダムの堰堤や周遊道路の広いところには沢山の車がきておって、
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向こうの駐車場にも車が停まっております。
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で、主治医に 「運動をしなさい」 と命じられた老人たちが、ぞろぞろと歩いております。昼間にきたら大勢の老人たちがぞろぞろであります。ゴキブリホイホイじゃなくて老人ゾロゾロです。見ていると、痴呆の出始めた老人が徘徊しているイメージが目に浮かんできます。あまり良いイメージには見えないわけです。朝晩ならば若い人が来てランニングしているのを見ますが、昼間は老人専用ウォーキングぞろぞろ道路の感があります。ひとつ余計なことを申すと、スポーツ医学の教えるところによると、だらだらと徘徊するような歩き方では効果は薄いようでありまして、軽く息切れが起こる程度の運動強度がよろしそうで。さらに、強く弱くと緩急をつけるというか、少し休憩をまじえながらメリハリをつけてジョギングするほうが効果が高いというのは、吾輩が申すのではなくスポーツ医学の書物に書いてあるところです。ま、歩くのが精いっぱいという人もあるのでしょうけど、吾輩と同年代と思われる人らがぞろぞろと歩くのを見ると嫌な感じ。まだゾロゾロの仲間入りはしたくないのであります。
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で、「わしゃ、まだ若いもんに負けれへん」 と老人の虚勢を張るわけではないのですが、20代かなと思しきスポーツマン風の若者がランニングをしている後ろを負けじとついていったことがあるのですが、ダムを半周ほどネジリ鉢巻きで彼の10メートル後ろをついていったのですが、結局振り切られてしまいました。老人は年齢を謙虚に受け止めて虚勢を張らないことです。体力や持久力は加齢とともに低下するのはどうしようもありません。ただ、あらゆる面が低下するというわけではなく、言語能力は比較的に落ちないものです。これは、むしろ年季がものをいう能力でありまして、長年の間には多くの人の話を聞いたり色々な本を読破するなどのため、痴呆が出ないかぎり理解語彙・使用語彙は逆に加齢とともに増えることがあります。で、えてして老人は口達者になり屁理屈をこね五月蠅くなりまして、若い人に嫌われるわけです。自戒も含めて老害をふりまかないことです。
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ということで、ゾロゾロの仲間入りを忌避して、山岳トレイルランであります。ということもあるんですが、登山道の雪の状態を見にいきました。標高差430m、往復5.4キロの駆け足は十分にダム4~5周するのと同等のような感じです。

登山道沿いの様子
標高差で100m登ったところにある神倉です。小詞の両側に樹があります。たぶん植栽でしょうが神様の両側に1本づつ植えるというのは真榊 (まさかき) の意味なのでしょう。何の樹なんだろうか? などと言っている登山者がありましたが、写真の書き込みの通りです。左側はイヌマキです。葉の小さいランカマキじゃありません。右側はカイズカイブキですが、イブキの園芸品種であります。原種のイブキは海岸に自生する針葉樹で、淡路島では旧津名郡の富島に自生が見られます。
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標高370m地点ですが、登山道は分岐しています。けれども左の道は廃道になっています。
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いつも気になる説明看板です。前にも申しましたが、戦前は淡路島南部の山岳地帯にキツネが生息していたようです。終戦直後ぐらいに島内からはキツネは絶滅しています。戦前には白キツネ、すなわちキツネの白化個体 (アルビノ) がおったという話もあります。キツネが諭鶴羽山に生息していた傍証として、江戸時代に書かれた淡路島の地誌にキツネの話が載っています。
『味地草』 における白石村の記述について「キツネの恩返し」

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標高400mあたりから上は雪がしっかりと残っています。
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サクラの立ち枯れた大木です。昨秋にこれに天然シイタケが出ていました。ときおりサクラの樹にシイタケが出てきます。ということはシイタケの原木栽培にサクラが使えるということです。ただし、サクラの樹でシイタケ栽培する場合は、サクラのホダ木に鉈で鉈目 (なため) を入れる必要があります。というのはサクラの樹皮は強靭で、シイタケの芽がこの強靭な樹皮を打ち破れないからです。で、鉈で樹皮に切れ目を入れます。
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山頂直下に滑るところがあります。実際に登山者が滑っていましたわ。ここは出来たら軽アイゼンが要るかも?
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ここは山頂直下の狭隘な車道であります。もう少し積雪があったならばスキーが出来そう。こんど段ボール箱を持参しよう! 段ボール箱に乗ってすべる段ボールスキーであります。むかし、子供のころ水仙郷のスイセンの斜面でやったわね! ただし、石頭の大人どもから大目玉を喰らいました。
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たった600mの里山なのに平地よりかなり気温が低くなる
気象庁検定済みの温度計ではないので正確性は担保されていませんが目安にはなります。12時08分に標高600m地点でおおよそ-1度です。
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気象庁のアメダス気温分布図に諭鶴羽山を書き込んでみました。図のエリアで氷点下は4か所しかありません。山の上は日中は気温が上がりにくく、平地よりの気温較差は大きくなります。
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諭鶴羽山の山頂の様子

山頂に到着です。連休でありますから賑わっています。地元の登山者が多かったようです。神輿台に小さな雪だるまがたくさん。こんど雪が降ったら、吾輩が巨大雪だるまを作りましょう!
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↓ 西方向、大鳴門橋が見えています。
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↓ 北西方向です。小さな島で最高峰といよったら本土の人に笑われへんか? 標高600m程度の里山はメガロポリスの京阪神周辺にも無数にありますね! 瀬戸内海島嶼(とうしょ)地方の最高峰は星ヶ城山の816m、第二位は山口県の周防大島の嘉納山の691mです。諭鶴羽山は3位です。
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↓ こちらは東方向。大阪府の最高峰の金剛山 (1125m) がかすかに見えています。(写真じゃわかりにくい) ただし、金剛山は大阪府と奈良県の境にあって、山頂は完全に奈良県側ですわ。で、大阪府の最高地点は標高1070mぐらいでしたか? 金剛山の山頂は大阪府じゃないということを意外と大阪府民でも知らないみたいですわ。大阪府の金剛山では2017年2月14日07時現在、積雪30センチらしい。 → 金剛山積雪情報 雪と樹氷の掲示板
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↓おなじく東方向。和歌山市といえば日本一の売国奴の竹中平蔵先生を輩出した町です (竹中平蔵先生のやった金融犯罪)を参照されたし。要点整理して簡潔にまとめている動画ですが、すべてほんまです。何だか西日本から売国奴がたくさん出ますね! 元長州藩の山口県からも不世出の売国奴が出て、いま見るに堪えない土下座外交をしています。 さすが、戦勝国のアメリカとの司法取引でA級戦犯をこらえてもらって巣鴨プリズンを釈放された岸信介のお孫さんだけのことはあります。売国のDNAをしっかりと受け継いでいるようです。 余談はさておき、高野山方面の山々が白銀に輝いているのが肉眼ではハッキリみえています。和歌山県の中北部の山々では氷点下の気温帯で50~60ミリの降水があったので、50~60センチの積雪だったハズです。
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↓ 兵庫県の凄いところは、県土が日本海にも面しているし、かつ太平洋にも面していることだ、などとよく言われます。青森県も両方の海に面していますが、本州の北端にあるから当たり前のことであって値打ちがありません。兵庫県の凄いことは日本の中央部近くで日本海と太平洋に面しているということであります。なお、北海道もそうですが、ただし、北海道は県と同等の行政区画じゃあなくて実は地方名に相当します。四国とか近畿地方とか東北地方などと同等なのが北海道なんです。そもそも北海道という名称は南海道や西海道(九州のこと)や東海道などのパクリです。たとえば南海道は阿波・讃岐・伊予・土佐・紀伊・淡路と三重県南部の5県2地方(2地方とは淡路と三重県南部) の広域行政区画というか連合体です。北海道は本来は札幌県・函館県・帯広県・根室県・網走県などいくつかに分県すべきであって、実際に明治政府は蝦夷地を分割分県しようとした歴史があります。(歴史的に明治15年2月~19年1月まで4年間、札幌県・函館県・根室県の三県時代が存在) なので、北海道は日本海にも太平洋にも面しているなどと言っても、本来は複数県であるべきところ一つになっているから当たり前です。それは近畿地方や東北地方が両方の海に面しているというのと一緒です。このように考えると兵庫県の凄さがよく分かります。

で、兵庫県本土側の人らは淡路島に感謝しなければならないということになります。もともとわが淡路島は徳島県 (阿波藩) で、歴史的な経緯があって兵庫県に編入させられただけで、なにも喜んで兵庫県に入ったわけではありません。いまでも、とくに淡路島南部は経済的にも文化的にも徳島県とつながりが強固です。たとえば私事ではありますが、10回島外に行く場合神戸方面が1回で徳島方面が9回の比率です! なので、兵庫県本土側の人らが都合のいいときだけ淡路島を持ち上げる言い方はいかがなものか? ところで、紀伊水道は太平洋といえるのかどうか? たとえば海上保安庁のいう瀬戸内海の範囲は紀伊水道は瀬戸内海ですわ。紀伊水道の入り口の (出口でもあるが) 徳島県蒲生田岬と和歌山県日ノ御崎を結ぶ線までが瀬戸内海です。だとしたら、兵庫県は太平洋に面していないことになりますよね? 結局、瀬戸内海や太平洋の範囲をどこまでと定めるかによるのではないか?

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