雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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天然の食品着色料のクチナシを採りにいった
口に入れるものは、添加物であっても、可能な限り天然品でいこう!
天然品が安全と言っているのではありません。毒草・毒キノコは膨大に存在します。天然品も注意がいるのは申すまでもありません。


●いまでこそ飽食の時代で食べ物はあふれかえっています。店へ行けばいろいろな食材が横山のごとく積み上げて売られています。売れ残ったならば、賞味期間など少々超過したところでまだ食べられるのに、どんどん捨てられます。食堂に行って観察すると、客が嗜好にあわないのか料理が多すぎるのか、平気で食べ残します。モッタイナイなどという言葉は完全に死語となっています。
 しかしながら、昔は食糧(食料」)は不足し、白いご飯が食べられたら最上のご馳走でありました。白いご飯でさえ盆か正月しか食べられませんでした。普段の主食は雑穀か芋である時代が長かったわけです。なお、吾輩は自家栽培したサツマイモやジャガイモを主食としておりますが、これはコメを買えないほど困窮しているというわけではなく、地形的に米作不可能だった島嶼民の末裔であるのと、健康のためであります。とにかくコメの飯が腹一杯食べられるというのは、歴史的にはごく最近のハナシであります。純粋の 「粋」 という漢字はコメが9割も10割もあるということですが、それは公家とか上流社会ではともかくも、歴史的にはめったにないことでありました。白いご飯がなかなか食べられなかったぐらいですから、おかずも粗末でありましたが、白いご飯が食べられるようになってからも味噌汁と沢庵があれば上等ということです。で、日本人の重要なおかずが沢庵です。沢庵を知らない人はいないと思いますが、あのダイコンを干して塩着けにし黄色く着色したものです。昔は、田舎ではどこでも沢庵は自家製でこしらえるものでありまして、沢庵を黄色く着色するのは、近くの里山でクチナシの実を採ってきて使ったものですわ。クチナシの実が食品加工の着色に使えたり、また、これは歴とした生薬でありましてクスリであります。この身近な有用植物が忘れ去られようとしています。で、ふたたびクチナシに注目してみましょう!


【余談】 ところで、この国の東方で、晩発性放射線障害の疑いが否定しきれない種々の疾病の発生率の急上昇が観測されだしました。素人目にもチェルノブイリの後追いをしているようですが、東京オリンピックの開催に悪影響がないようにするために、かなりヒドイ情報統制を敷いているようです。で、実態はかなり深刻な感じはします。食品を通した内部被ばくを徹底的にさけるために、出所のハッキリしたものしか口にしないほうがよいでしょう。加えて、この国の食品添加物の許認可数はあまりにも過多で、それらのメーカーのいいなりの当局は規制に及び腰であります。これも要注意であります。つまり口に入れるものは、① 出所がはっきりしていて、② 工場で加工されていないもの、ということを心掛けるほうがよろしそうです。


クチナシの果実

クチナシ の分布は静岡県以西の暖地だということですが、南淡路では里山にはどこにでもあります。ただし、ヒトの背丈ほどの低木であり、光環境が悪化すると消える陽生植物なので、うっそうと茂った森林内にはありません。明るい疎林とか、林道際のマント植生内とか、尾根筋の日が当たるところとかでよく見かけます。この写真のものは諭鶴羽山の登山道の途中の神倉 (かんのくら) というところの近くにありました。登山道の側なのに登山者は誰もクチナシの実を採らないようです。


クチナシの果実
クチナシの果実

おたけさんのコメント】 
たくあん漬け懐かしいですね。
母親が1月ごろに吊るして干してから桶に糠と塩で漬けていました、
黄色い小さい色粉と渋柿を剥いて干した皮を入れていていたように思うのですが何だったのでしょうね?
水が上がってきて夏になると桶にとんでもないものが浮いてました。
たくあんを刻んで胡麻をかけてお醤油で頂くのが大好きでしたが、お弁当に入れるとクラスメイトに 「くさー」 とよく言われました。
あの黄色いご飯がまたうまかったなぁー
思い出ですね。

【山のキノコの返信
昔は、どこの家庭でもたくあんは自家製でしたね!
昔は大家族で一軒に十数人いることもあって、そういう家では樽に何杯もダイコンを漬け込みました。
秋から冬には、どこの家の軒先でもダイコンを吊るして干してましたが、最近では見なくなりましたね。
農協などがダイコン漬けの素などを売っていましたが、私の出身母村は僻地第2級かつ離島振興法対象地区で、
つまり、ものを買うに店などなく、大部分が自家栽培・自家製で、色付けのクチナシの実を採りにいきましたわ。
たくあんは、古漬けになったものを、千切りにして塩出しし、鰹節と一緒に煮たものが美味かったよなあ!

古き良き時代は過ぎ去ってしまいまして、スーパーで買った沢庵は恐ろしいものです。
袋の裏に記載される原材料等の記述を見ると、なんで、これほど沢山の添加物が要るんだ??
という疑問を持ちます。これでは、食品というよりも、工業製品てな印象を受けます。
厚生労働省の食品添加物の許認可の甘さ、食品・添加物メーカーへの利益配慮が過ぎます。
結局、食べて応援などと言って、食品を通した内部被ばくの蔓延を助長するのと同根です。
政官業グルの自分たちの利益・利権が第一で、国民の健康は二の次、三の次です。
遠く離れて警戒心の薄い沖縄県の人々がかなりやられていますね。
沖縄でも疾病罹患率の急上昇が観測されていますね。



本日 (2017年1月30日) の収穫
クチナシの果実


クチナシは 『日本薬局方』 に収載される生薬!
なお、「薬局方」 は 「やっきょくほう」 と読みます。デンデン総理ならば 「やっきょくかた」 とかヘンな読みをするかも? 中国では 「薬典」 というみたいですが、「薬局方」 という妙ないい方になったのは色々と歴史的な経緯があるみたいです。 → Wikipedia 薬局方

身近にあってよく知られるクチナシですが、これが歴とした生薬であることは意外に知られていません。 日本薬局方に収載されています。申すまでもなく 『日本薬局方』 というのは、医薬品の品質を適正に確保するために必要な規格・基準等を示した公的な規範書であります。これに収載されているということは、それがクスリであると厚生労働省のお墨付きがあるということです。5年毎に改正され、現在は 『第17改正日本薬局方』 が最新のものですが、リンクの厚生労働省のホームページで閲覧できます。薬学を学んでいない我々一般人にはチンプンカンプンな難しいものですが、身近に生育する植物で日本薬局方に載るものが多数あります。南淡路に自生する野生植物にも30種近く日本薬局方に載っています。そういう面に着目して見ると門外漢にもなかなか興味深い書であります。

↓ 『第17改正日本薬局方』 の1810ページからクチナシの記述部分を抜粋。クチナシの果実を乾燥させたものは、山梔子 (サンシシ) または梔子 (シシ) という名称の生薬であります。血圧降下作用があるとのことなので、たくさん採ってきて煎じて飲めばいいかも?

第17日本薬局方 1810頁にクチナシが載っている


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コメント
コメント
たくあん漬け懐かしいですね。
母親が1月ごろに吊るして干してから桶に糠と塩で漬けていました、
黄色い小さい色粉と渋柿を剥いて干した皮を入れていていたように思うのですが何だったのでしょうね?
水が上がってきて夏になると桶にとんでもないものが浮いてました、たくあんを刻んで胡麻をかけてお醤油で頂くのが大好きでしたがお弁当に入れるとクラスメイトに「くさー」とよく言われました。
あの黄色いご飯がまたうまかったなぁー
思い出ですね。
2017/02/02(木) 21:19:57 | URL | おたけ #oKUqqsRc [ 編集 ]
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