雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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淡路島南部で降雪があった
1月24日の朝の雪見お散歩

本日は2017年1月24日 (火曜日) であります。昨夜から今朝にかけて、淡路島南部の柏原山 (569m) や諭鶴羽山 (608m) の一帯で降雪があった模様です。で、今朝は朝早く暗いうちから山へお散歩に行ってまいりました。


積雪はわずかで数センチのレベル。林道の通行は一応可能。

積雪は山頂尾根筋でも5-10センチ程度で多くはありません。林道は通行できますが、数センチのレベルであっても林道の路面一面の雪であり、道は狭く、急傾斜のところやガードレールのないところも多く、ノーマルタイヤでは行かないほうがよろしい。
林道は一面の雪
↓ 遠目に諭鶴羽山は薄っすらと雪化粧しています。
遠目に諭鶴羽山は薄っすらと雪化粧


↓ 淡路島 ~ 紀伊水道 ~ 和歌山 が風の通り抜けラインになっていて、播磨灘で湧いた降雪雲がライン上を間断なく流れていきます。その降雪雲から雨足ならぬ雪足が垂れ下がるのが観察できます。今日はちょっと日本海側みたいな空模様であります。
降雪雲から雪足が垂れ下がる

↓ 林道終点のNTT無線中継所 (施設は廃止されている) まで登ってきました。ふり返って、来た道を見ましたら、吾輩の車のワダチだけです。いつもながら一番乗りで、白無垢の雪原にワダチのシュプールを描くのは、すがすがしいものです。早起きは三文のトクと言ふやうに早起きした甲斐がありました。これが大勢来たあとで、雪道がぐしゃぐしゃ・びちょびちょになっていたら興ざめです! ま、競合相手の少ない小さな島だから一番乗りも可能なんですが、はや剣山見ノ越となれば、朝3時に淡路島を出発しても一番乗りは難しいです。高松や徳島からの雪見ファンや冬山ファンがけっこう大勢いますね。
林道終点から来た道を見る

↓ 積雪はムラがあって一定していないが、おおむねこの程度。気温は07時55分で-2度くらい。予想よりも高かった。-4度と予想していました。ただし、朝5時とか6時ではそれぐらいだったかも?
積雪はムラがあって一定していないが、おおむねこの程度
気温は-2度くらい

↓ 山頂目前であります。車を停めたところは標高590mぐらいですので標高差20mの登山です。諭鶴羽ダムから2.7キロの登山道を歩いて登るのならば、山頂直下で急斜面で滑るところがあるから、念のためにアイゼンがあったほうがいいかも? ただし積雪が少ないからアイゼンの爪を痛めるかも? アイゼンが要るかどうか微妙なところです。
山頂目前


2017年1月24日07時56分、淡路島南部の諭鶴羽山 (標高608m) の山頂の様子。

諭鶴羽山の山頂
諭鶴羽山の山頂
諭鶴羽山の山頂


山頂からの眺望

↓ 山頂から北西方向、小豆島が見えています。播磨灘を隔てて対岸の姫路市とか岡山市方向では晴れているようです。つまり、中国山地の南側、瀬戸内地方北岸一帯では晴天域であって、雪雲は播磨灘や淡路島の上空で湧いています。日本海側の雪雲が勢いあまってこちらに流出しているわけではありません。
山頂から北西方向

↓ 西の鳴門海峡方面です。鳴門海峡の上空あたりでも雲が湧いています。
鳴門海峡方向

↓ 東の和歌山市方向です。写真を撮った時点では晴れ間がみえていますが、播磨灘や淡路島上空で湧いた雲が間断なく和歌山県方向に向かっています。 本日の朝08時 ~ 10時に和歌山地方気象台は3センチの積雪を観測しました。関東地方 ~ 九州にいたる東西1000キロの太平洋側エリアにある気象官署で、本日に積雪を観測したのは和歌山1か所だけです。
和歌山市方向

↓ 播磨灘や淡路島の上空で湧いた雲が、行儀よく一列になって紀伊水道を流れくだります。流れ下るにつれて雲の下面から雪足を垂らして、対岸の和歌山県に上陸して雪を降らせています。遠望するとその様子がよく見えます。対岸の和歌山県では、この雲が届いたところあたりで昨日午後以降20~30ミリの降水があったようです。 たとえば、護摩壇岳で32ミリ、アメダス湯浅で20ミリなど。下層寒気はそこそこに強く850hPa気温で-9度線が西日本南側まで南下しているから、和歌山県の山間部では20~30センチの積雪があったハズです。
紀伊水道を流れ下る降雪雲

↓ 淡路島南部の山岳地帯には、イノシシ・シカ・サル・タヌキなど色々な動物たちが生息しています。クマは元々いませんし、キツネは終戦直後ぐらいに淡路島内から絶滅しました。海岸では記録ではニホンカワウソが終戦直後に絶滅し、なんとアシカ (ニホンアシカ) もいたみたいですが江戸時代末期までに島内 (ていうか瀬戸内海) から絶滅しています。写真の足跡の主は絶滅危惧種かどうか不明ですが、大きな動物と小さな動物の足跡であります。
諭鶴羽産地に生息する動物の足跡

↓ 帰りは、峠越えで淡路島南部海岸に降りてきました。海岸の波打ち際まで雪が積もっています。積雪は少ないにしても、下層寒気の強さを物語っています。なお、帰りしな島の南部の山地の裾をぐるっと回るように帰りましたが、島の西部では田畑が濡れたようすがなく乾燥しています。つまり降水 (降雪) がなかったと思われます。夏の入道雲による夕立と同じで、数キロ移動するだけで大雨だったり、雨が降らなかったりです。こういう対流性の雲による降水 (降雪) は降水分布のムラが極端ですよね!
標高ゼロの波打ち際まで雪が積もった
海岸の波打ち際に積もった雪

夏の入道雲と基本的には同じ雲でありますが‥‥

↓ 雄大積雲と呼ぶには少々貧弱ですが、夏の入道雲 (積乱雲) と同じカテゴリーの雲です。上昇気流によって発達する対流性の雲であります。なお、発生・発達順に積雲 (わた雲) → 雄大積雲 → 積乱雲 → 有毛積乱雲 (雲頂が成層圏にとどきカナトコ雲となったもの) でありますが積雲がびっしりと並べば層積雲。写真のものは積雲と雄大積雲との中間ぐらいでしょうかね? 雲の真下だけ雨 (雪) が降りますね。雲の下だけ真っ暗で土砂降りの豪雪です。 雲から外れると晴れていますね! 結局、夏の夕立も、冬の湧き立つ雲から降る雪も同じなんですよね。違うのは雲頂高度でしょうか? 夏は成層圏まで達する高度 (地上12キロぐらいまで) もアリですが、冬はせいぜい3~4キロの富士山ぐらいの高さまででしょうかね?
雄大積雲と呼ぶには少々貧弱だが‥‥
雲の下で土砂降りの雪





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