雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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剣山に雪が積もったあぁ!
本日は2016年11月24日 (木曜日) であります。(さっき、日が替わって25日になった)

マスゴミどもは大喜びだったね! 世の中が混乱するほどマスゴミは仕事になる。

●本日は関東地方の各地の観測所で数十年ぶりの11月の積雪を観測したとかで、鉄道のダイヤは乱れ、積雪対策の備えのない地域での季節外れの雪で、車はスリップするわ事故るわ、人は転んで怪我をするわで大混乱だったようでありますが、マスゴミどもは大喜びです。マスゴミどもにとっては世の中が大混乱すればするほど、その事象が希であればあるほど、仕事ができるわけです! 世の中が混乱するほどに報道する材料があるわけです。世の中に、事件も紛争も事故もなく、平々凡々で平穏であったならば書くべき材料、映すべき絵がないわけです。「本日は穏やかな良い一日でした」 と報じていいのは正月元旦だけなのです。 今日の報道ではアナウンサーもコメンテーターも気象予報士も、みんな目が輝いていましたよね! なんとなく、みんな表情は明るく嬉しそうでしたよね! ほんとうならば深刻な苦虫を潰したような顔をしなくっちゃいけないのに!



↓ 気象庁のこしらえた850hPa高層天気図を、日本付近を抜粋トリミングして、少しは分かりやすくなるように若干の色づけをしました。高層天気図は1日2回、09時と21時の観測データをもとにこしらえているようですけど、現在ではネットで自由に見られるものだし、地上1500m、3000m、5000mと各種の図をみれば上空の気象状態がわかるわけです。国内に1500mや3000mの山は沢山あるから、登山者は必見の図といえるのではないか? 
零度線が瀬戸内~四国を通る

●図中の破線は等温線ですが、青で彩色したのは高い山で雪になる目安の零度線です。赤で彩色したのは地上で雪になる目安の-6度線です。ただしあくまで目安であって、かならずしもそうならない場合も多いようです。 早い話が、今日関東地方で積雪があったといえ-6度線は東北地方南部あたりです。関東南部まで南下したわけじゃないです。関東の茨城県館野の観測データは-4.5度で目安よりも高いです。ま、地上付近が良く冷えているとか、地べたを這うように寒気移流があるとか、湿度が非常に低いとか、色々な条件次第では850hPa高度 (およそ1500m上空) で-3度程度でも地上で雪になることもあるようですよね。

●この時点での図は帰宅後見たのですけど、この12時間前の図を見て、四国山地の高所でほぼ間違いなく積雪があるだろうと予想、性懲りもなくまた見に行ってまいりました。ほとんどビョーキか?? で、標高1400m以上ではチラチラと小雪が舞い、1600m以上では積雪が見られました。剣山山頂 (標高1955m) では持参した温度計で午前10時頃に氷点下3度、数センチの積雪でした。霧氷も見られました。山小屋は昨日23日の宿泊を以って小屋じまいです。南国四国といえども今後は3月末まで厳しい冬山となります。ごく一部の冬山心得のある登山者以外は立ち入り禁止です。もちろん吾輩も。 ま、登山車道といえ438号は国道で、除雪対象路線です。除雪済みならば、あるいは路面積雪20cm程度ならば見ノ越まで来ますけど‥。



たぶん本日が剣山初積雪なるも、ちと遅かったわ!

●なお、初冬には 「初冠雪」 のニュースが話題になりますが、これは一番使いたくない用語であります。これは、そもそも気象観測用語であります。つまり、この言葉の起源は、国語 (日本語) に 「初冠雪」 などという言葉があって、それが気象観測用語として採用されたのではありません。逆で、気象観測用語がマスゴミどもの報道で広く巷間に流布した言葉であります。したがって気象観測用語としての意味 (原義) を尊重して使うべき言葉であります。気象観測用語としての定義から申すと、その山の麓にある観測所からその山を望観して山頂もしくは中腹に雪が積もっているのが目視できることでありますから、その観測所からその山が見えなければ 「初冠雪」 の観測は全く不可能です。徳島地方気象台から剣山の山頂は眉山に隠れて絶対に見えませんから、剣山の 「初冠雪」 は公式に観測されることは決してありません。

↓ 8時15分につるぎ町一宇漆野瀬を通過。
8時15分に漆野瀬を通過

↓ 見ノ越に8時52分に到着、淡路島の雑想庵を出発したのは6時17分だったので所要時間は2時間35分です。徳島自動車道をすっ飛ばしてきた。ここには積雪はありません。なお、お昼前の11時50分に下山してきた際に雪が降り出した。積もったかどうかは帰ったあとなので不明。
見ノ越に8時52分に到着

↓ 剣神社 (標高1420mのところ) の温度計は1度。
剣神社の温度計は1度

↓ 登山リフト山頂側の西島駅あたりから積雪が見られました。
西島駅あたりから積雪あり
西島駅あたりから積雪あり

↓ コメツツジの自生する岩場です。山頂直下の標高1900m。
コメツツジの自生地

↓ ミヤマクマザサの笹原にコメツガの木ですが、雪と霧氷でこれからミニモンスターへと成長します。
コメツガとミヤマクマザサ

↓ 頂上ヒュッテ前の鳥居です。本日は他の登山者を10人ほど見ました。赤い服のお方は北海道から見えたと仰っていました。ただし、生粋の道産子さんではなく実家は山口県だとか。縁あって北海道に嫁に行ったんでしょうかね? 後ろの青い服のお方は旦那さんではなく知人の地元 (徳島県人?) だとか。随分と遠方からようこそお越しくださいました。ありがとうございます。他の登山者と話をするさいには、吾輩も他県人ですけれども、完全に地元の者のフリをしています!
頂上ヒュッテ前の鳥居
頂上ヒュッテ前の鳥居
頂上ヒュッテ前

↓ 昨日23日の宿泊者を送り出して今季の営業は終了です。ただし、お正月は特別に営業するハズです。写真に写っている人物は頂上ヒュッテの三代目さんです。小屋仕舞いでばたばたとされていました。
頂上ヒュッテは小屋仕舞い
頂上ヒュッテは小屋仕舞い

↓ 2016年11月24日10時半ごろの剣山の山頂の様子であります。積雪は僅かであります。
2016年11月24日の剣山山頂
2016年11月24日の剣山山頂
2016年11月24日の剣山山頂
2016年11月24日の剣山山頂
2016年11月24日の剣山山頂


↓ 山頂付近では霧氷もできております。ツルギミツバツツジだと思われる木に発生しています。
霧氷もあった
↓ こちらはヒメコマツの高い所の枝にできております。
霧氷もあった






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