雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
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瀬戸内地方にも、山から冬の便りが届く (その1)
扇風機を収納しないうちに、ストーブを出す急激な気温低下!
↓ 気象庁観測データから作成しました。
旧洲本測候所の気温推移
わが淡路島の旧洲本測候所のデータですが、観測所の環境が人里と全く異なります。小高い山の上で、しかも原生林に隣接しています。で、気温の日較差が小さくなっています。島民の9割が暮す平野部では朝は放射冷却で冷え、日中は気温が上がります。人里ではこのグラフよりも最高と最低の気温の振幅が大きくなります。


●つい、ひと月前には連日夏日 (日最高気温が25度を越えた日) であって扇風機を回していました。ところが、その扇風機のほこりを掃除して仕舞う間もなく今度は押入れからストーブやコタツを出しているしまつです。(なお、わが雑想庵では厳冬期でもストーブはありませんが、世間じゃそうだろうと思います) 晩秋~初冬の気温低下はつるべ落としであります。

●通常、気温が10度を下回ったら暖房が要るとされます。また、25度を越えた日を夏日と称することから、(少し温度帯を広めにとると) 10度~25度の温度帯が暖房も冷房も要らない快適な温度帯と言えましょう。 いつも思うんですが、日本は気候のとても悪い国ですよね! 暑いか寒いかのどちらかで、快適気温帯は春と秋のごく短い期間だけです。 これは、南北の長さでは大国並みの日本列島のどの地方にもあてはまり、南の沖縄じゃ暑い夏が延々と続くし、中間地帯では快適なのは春秋のちょっとだけ、北の北海道じゃ半年ちかく雪に埋まるわけです。この国の気候がいいと言える点は “降水が多くて砂漠ではない” というだけです。砂漠ではないということで、良しとしましょう!



11月10日、剣山に冬の風物詩 “霧氷” を観察に行った。(その1)
また、性懲りもなく剣山に行ってまいりました。11月09日21時の850ヘクトパスカル高度の高層天気図をチェックすると、零度の等温線が四国を横断するところまで南下しました。850ヘクトパスカル面はおおむね海面上1500mの高度です。すなわち、剣山の登山口の見ノ越の高さとほぼ同じです。つまり、剣山 (四国山地の高所) で霧氷が出来るか? もし降水があれば雪となるか? は850ヘクトパスカル高層天気図で見当をつけることができます。

↓ 05時20分に旧 一宇村漆野瀬を通過。淡路島の雑想庵を出発したのは03時00分だったので、2時間20分かかりました。鳴門大橋を渡り鳴門市に入ると徳島自動車道が夜間工事中で一般道に降ろされてしまいました。で、しかたがないから 撫養街道 → 阿波街道 → 国道438号線 というルートで来た。
05時20分に旧 一宇村漆野瀬を通過

↓ 06時11分に見ノ越に到着です。まだ日の出まで時間があります。剣神社の物置小屋に掛けてある温度計は06時25分に氷点下2度を示しています。見ノ越には霧氷は見られませんが、剣山スキー場 ~ 夫婦池の間では霧氷が見られました。丸笹山と塔丸を結ぶ稜線の北側の標高1350m以上では雲海の霧がかかっていて霧氷がありました。稜線の南側では霧が消えて、霧氷はありません。
06時11分に見ノ越に到着

↓ 06時50分に標高1600m地点です。このあたりには霧氷は見られません。
06時50分に標高1600m地点

↓ 07時07分、西島神社付近 (標高1670m) から剣山山頂を見上げました。雪が積もっているように見えますが霧氷です。
07時07分、西島神社付近から山頂を見上げる

↓登山リフトの山頂駅 (西島駅) にあるヒメコマツです。霧氷が着いています。このあたり (標高1700付近から上で霧氷が見られました。
07時16分、西島駅のヒメコマツ

↓ コメツガにも霧氷。
コメツガにも霧氷

↓ 07時30分に刀掛け松に到着。標高は1810m。07時37分に持参した温度計では氷点下1度か2度程度。気温はそれほど低くありませんが氷点下です。しばらく霧氷を観察したり写真を撮った。
07時30分に刀掛け松に到着、しばらく霧氷を観察する
07時37分に氷点下1度か2度程度。

刀掛け松でしばし冬の自然の芸術を観賞。
↓ 山頂を見上げると、山の樹木に白い花が咲いたように見えます。
花が咲いたように見える
↓ ウラジロモミに霧氷。ここは青空が欲しいところです。抜けるような蒼穹 (青空) に霧氷は絵になります! 本日は徳島市の写真家たちが何人も来ていましたわ。
ウラジロモミに霧氷。青空がほしいところ。
↓ 少し拡大。
少し拡大
↓ ウラジロモミの枝。
ウラジロモミに霧氷
↓ ニシキウツギにも霧氷。
ニシキウツギにも霧氷
↓ 冬枯れのテンニンソウにも霧氷
冬枯れのテンニンソウにも霧氷
↓ コメツツジにも見事な霧氷。
コメツツジにも霧氷
↓ つららもありますね!
つららもあります
↓ ヒュッテ前まで登ってきました。ダケカンバ (正確には変種のアカカンバ) にも美しい霧氷です。
ヒュッテ前のダケカンバにも霧氷


頂上ヒュッテによると、11月10日朝に氷点下4度だったらしい。
↓08時09分、頂上ヒュッテに到着しました。06時20分に登山口の見ノ越を出発したから1時間49分もかかっています。ここ4カ月で14キロの減量を達成、かつ、毎日10キロの駆け足を欠かさないので20年ぐらい前の体力・持久力を回復しているような感じで、たぶん1時間で登れるようになっているハズです。しかし、キノコを捜したり、写真を撮ったり道草ばかり喰っていました。 ヒュッテで朝食として、カレーライス700円、鳴門若芽うどん600円、ホットココア400円をいただきました。まだ更なる減量中ではありますが、今日は特別です!
08時09分に剣山頂上ヒュッテに到着
氷点下4度だったらしい


見事な雲海が見られた
見事な雲海
見事な雲海




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