雑想庵の破れた障子
ぺんぺん草に埋もれた山中の雑想庵。 破れた障子の小さな穴から見えるものを綴ります。
201709<<12345678910111213141516171819202122232425262728293031>>201711
ウリハダカエデの紅葉が始まる
南あわじ毎週登山第3回目、2016年11月1日(火曜日)


↓ 南あわじ毎週登山第3回目ということになりました。前回 (10月18日) 同様に、諭鶴羽ダムを出発点として諭鶴羽山裏参道を登ります。2週間ぶりですが、欠落した先週分を取り返すべく、今週はもう一度登る必要があります。今朝はお山に陰鬱な雲がかかっています。わが南海道の南岸にそって低気圧が東進して、低気圧の後面に寒気が進入してきました。で、冬の時雨を思わせる天気です。
今朝はお山に雲がかかっています
↓ 層積雲の切れ間に青空の窓があいています。地獄のハスの池の畔から天上界を見上げたらこんな感じか?
雲の切れ間から青空が見えてきた

↓ 09時04分に出発した。出発点の標高はおよそ180mです。
09時04分に出発

↓ 09時11分、神倉 (かんのくら) です。むかし、およそ30年前までこの地にクロマツ (黒松) の巨木がありました。このマツの巨木に願をかけると願い事がよく叶ったのですが、マツノザイセンチュウ (いわゆる松くい虫) の被害であっけなく枯れてしまいました。付近にはマツタケが出るクロマツ林もありましたが、これも30年前に一斉に枯れました。一帯ではクロマツはほとんど消失し、残るのは白骨となった幹のみです。植生がこの数十年で大きく変遷していますが、これは別に山が荒れているとかなんかじゃなくて、「遷移、生態遷移」 が進行しているだけであって、ごく当たり前の自然の現象であります。役場の農林課の連中が言う 「山が荒れている」 という見立ては根本的に間違っています。自然に起こる現象に対して 「荒れる」 とか 「豊か」 などという価値判断を加えるのは、ヒトの手前勝手な解釈にすぎません。自然というのはヒトの都合など全く関係なく変化していくものなのです。関連してマクロな事を申せば、地球温暖化のバカ騒動も同じです。地史的時間スケールで温暖化も寒冷化も頻繁に起こっていることを知るべきです。だいいち、最大の温室効果ガスは水蒸気であって、その存在濃度比では二酸化炭素のすくなくとも数倍~数十倍のオーダーです。つまり、二酸化炭素が倍になろうと3倍になろうとも、圧倒的に大量に存在する水蒸気の前には、二酸化炭素など無いも同然ということです。なぜ理科系の分野の人々までこれを無視するのだろうか?? 大きな疑惑です。
神倉(かんのくら)09時11分

↓ 09時22分。標高370m地点の分岐を通過。左へ行ったら廃道で通行はほとんど不可。ここは右へとまいります。
標高370m分岐点09時22分

↓ 09時42分。工事は終了したようです。この建物は40年かあるいはそれ以上昔からありますが、一体なんの施設なのか? いまだによく知りません。ここで標高598m、あと標高差で10m。
工事は終了したようだ09時42分

↓ 09時44分、山頂に到着しました。所要時間は40分です。この40分という時間で登るのが、健康増進のためのトレイル・ジョギングでちょうどよさそうな運動強度の気がします。これ以上早く登ろうとすれば自分の年齢的に過激な運動になりましょうし、かといって、のんべんだらりと、ゆっくりと息切れもしないようなペースでは健康増進にはあまりならないのでは? スポーツ医学の資料をあれこれと読めば、軽く息切れが起こる強度が非常によろしく、かつ強弱のメリハリをつけるのが効果的らしい‥。で、出来るだけ一定の登高速度を保てば、急傾斜のところでは運動強度が強く、ゆるい傾斜の所では弱くとなり、スポーツ医学の教えに則った体力づくり・健康増進ができそうです。 なお、麓のダム周遊道路を何周か駆け足していましたが。昼間ならば大勢の人々が来てぞろぞろと歩いていますね。その光景は痴呆の出た徘徊老人がぞろぞろと行列しているみたいに見えます。精神科病棟の通路の光景を連想して、あまりいいイメージじゃありませんわ! そういう仲間にはまだなりたくありませんので、吾輩は標高差430mの山岳登山トレイル・ジョギングに切り替えようかなとも思っています。
諭鶴羽山の山頂


ウリハダカエデの紅葉が始まった
↓ 山頂にあるウリハダカエデがかなり色づきました。カエデ類の中で一番葉が大きなカエデであります。ヒトのてのひらぐらいの大きさの葉です。樹の幹はウリ (瓜) の実の色、すなわち緑色なので、瓜肌楓 (ウリハダカエデ) と言われています。 このウリハダカエデはシカ (鹿) の不嗜好植物の一つです。シカが食べないので幼木がたくさん育ちます。
ウリハダカエデの紅葉
ウリハダカエデの紅葉

↓ こちらはテイカカズラです。常緑の蔓植物です。緑の葉のなかに紅葉した葉が混じっています。これは、いわゆる紅葉ではなく、一年中この状態であります。一年中赤い葉がみられますが、秋から冬にかけては紅葉の葉が増えます。夏場は少ないです。ホルトノキなども同様です。
テイカカズラの紅葉


モチツツジの不時開花
↓ 2016年11月1日、神倉にてモチツツジが咲いていました。いわゆる “狂い咲き” です。通常の開花期から大きく外れた季節外れの開花です。モチツツジは当地では通常4月~5月の開花ですが、開花のピークは4月下旬ごろであろうかと思います。秋に咲いているのは完璧に不時開花であります。気象庁の生物季節観測の基準では、その地点の観測統計上、最早記録よりも1ヶ月以上早い、あるいは最晩記録よりも1ヶ月以上遅い場合を不時現象 (不時開花) としています。
モチツツジの不時開花
●ま、不時開花が発生しやすい植物群というのがあるわけでありまして、バラ科の花木 (サクラ・ナシなど) やツツジ類 (ときにはシャクナゲも) では通常は春に咲くものが秋にも咲きますね。とりわけ、台風の暴風でで早期に落葉したサクラは1カ月後に必ず不時開花を起こしますね。モチツツジも不時開花を発生しやすい花木です。今年は吾輩が栽培しているスモモ (大石早生) がこのあいだ派手な不時開花をしていました。むかし、近畿地方屈指のシャクナゲの名所の奈良県大峰山系の稲村ヶ岳 (1726m) に10月10日ぐらいだったかよじ登ったら、ツクシシャクナゲの群落に沢山の不時開花が派手に咲いているのを見てビックリしたことがあります。



スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する
copyright © 2017 Powered By FC2ブログ allrights reserved.